福西内科クリニック

福西康夫 院長の独自取材記事

福西内科クリニック

(川崎市高津区/武蔵新城駅)

最終更新日:2019/12/23

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1996年の開業以来、地域のホームドクターとして信頼を寄せられている「福西内科クリニック」。受付にはスタッフ全員で写った記念写真が飾られ、仲の良さがうかがえる。「自分や自分の家族が患者さんの立場だったらどうされたいかを真剣に考えれば、おのずと答えは見えてくる」と話す院長の福西康夫先生の言葉どおり、クリニックの雰囲気やスタッフの対応はどれも心地良く、患者を癒やす。そんな福西先生に、医療に対しての想いやこだわり、医師をめざした理由などを、たっぷりと語ってもらった。
(取材日2018年7月4日)

患者の「真の訴え」を聞きだすことが内科医師の役目

診察の際に心がけていることをお聞かせください。

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消化器系や循環器系の疾患や症状は、精神面でのストレスが原因であることがあるんですね。ですから、患者さんの話をよく聞くようにしています。心配事が長く続くと下痢をしたりすることもありますよね、そのときに下痢止めを処方するのは対症療法にすぎません。原因である心配事を取り除かなければ、本当の意味での治療ではないと考え、患者さんの「真の訴え」を聞きだすように心がけています。患者さんの「真の訴え」が、お子さんの進路の悩みや、お嫁さんへの愚痴だったというときもあります。しかし、僕に話すことによって気分がスッキリするのであれば、それが一つの治療法になりえると思うのです。僕としては、雑談と思えるような会話の中からも、治療のヒントになることが得られたりしますから、患者さんには遠慮などせずにどんどん話してほしいですね。

「真の訴え」を話してもらうために、具体的にはどのようにされているのでしょうか?

どんな人間関係でもそうですが、信頼が第一ですね。信頼を得るために何か特別なことをしているという意識はありませんし、ましてやコツなどというものもありません。あえて言うならば、患者さんに対する尊敬の念を忘れないということでしょうか。特に年配の患者さんと話していると、大先輩だけあって人生経験の豊かさや深さに驚かされますね。逆に僕のほうが患者さんの話を聞いて、いろいろなものを患者さんから得ているのではないでしょうか。

患者さんの呼び出しを先生自らが行うそうですね。

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初診でクリニックにいらした患者さんは驚かれることもあるようですね。看護士や受付のスタッフが患者さんをお呼びするのが一般的なのでしょうが、僕が待合室に行って、患者さんをお呼びして、診察室にお招きするようにしています。このようなスタイルにしてから、患者さんとの距離が縮まったような実感がありますね。患者さんにとっては、診察室のドアの向こうに医師がドンと座って待っているだけで、ちょっとした威圧感を覚えるのではないでしょうか。最初は、僕以外のスタッフがそれぞれの仕事に忙しくて、お呼びしているタイミングが合わないので、だったら自分でやればいいというのが始まりなんですよ。

良い音楽とうまい酒で一日の疲れを癒やす

休みの日はどのように過ごされていますか?

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クリニックの休診日でも、大学病院での外来や、講師の仕事などあまり休みがないというのが実情ですね。たまの休みには、クリニックの手伝いで忙しくしている妻への罪滅ぼしの意味もあって、おいしいと評判のレストランへ足を運んだり、箱根あたりへ日帰りで出かけたり、買い物なんかにも付き合うようにしています。

どのように、息抜きやリフレッシュをされているのでしょうか?

良い音楽とうまいお酒ですね。おいしいお酒を飲みながら、ギターの弦を奏でて、思いついたフレーズを弾いているひとときが僕にとっての息抜きの時間ですね。僕はうまい日本酒の産地でもある福島県人ですから、お酒が嫌いなわけがないですよ(笑)。医者の不養生にならない程度にお酒を楽しんでいますね。ギターは学生の頃に始めて、バンドを組んで音楽に熱中していた時期もありました。音楽は、ジャズやロックなどジャンルを問わず聴きますが、やはり多感な青春時代に一番よく聴いたニューミュージックが一番ですね。

先生は福島県のご出身なのですね。どのような幼少期を過ごされたのでしょうか?

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僕は白虎隊で知られている福島県の会津若松の出身です。自然豊かな環境で育ちましたから、川で釣りをしたり、野山を駆け回ったりしていましたね。小さい頃は、祖母に手を引かれながら、銃痕が残る城壁や白虎隊が自決した飯盛山などの会津戦争の面影が残る場所を散歩した記憶が残っています。会津出身だと言うと、武士の教えを説いた日新館の「什の掟」の精神が宿っているように思われがちなのですが、カトリック系の学校だったからでしょうか、ちっともそんなことはなかったですね。しかし、上京して、さまざまな出身地の人たちと接する機会を得るようになってから、自分の心の中に会津の血が根付いていると感じるような瞬間がありますね。

「好きなことで苦労しなさい」父の言葉を胸に刻んで

医師を志したきっかけを教えてください。

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父が内科医として開業していたもので、物心がついた頃には漠然とですが医師を意識していて、ごく自然と当たり前のように医師の道を選んで来たように感じます。

どのようなお父さまでしょうか?

父は84歳の生涯でしたが、亡くなる10日前まで診療に従事していました。医師として60年弱、開業医として46年間、会津の地域医療を担ってきました。内科小児科医師として現役で活躍し、パソコンを勉強するなど常に学んでいた姿勢には、息子ながらに頭が下がる思いでした。終生、生涯現役を貫いた父の生き様は、医療の責任の重さと厳しさを身を持って教えてくれました。昔、僕が会津に戻らずに、この地での開業を決意したことをそれとなく父に詫びたときに「そこで開業しても、会津に戻って来ても、どちらにしても同じように苦労をする。だったら、自分が好きで選んだほうで苦労しなさい」と言われたことが忘れられません。口には出しませんでしたが、長男である僕に後を継いでほしい気持ちもあったはずですが、僕のやりたいことを見守ってくれる姿勢に、父の懐の広い愛情を感じました。このような父を目標にできることは、喜びでもあり誇りでもあります。

今後はどのようにしていきたいとお考えでしょうか。

これまでは僕のクリニックのような街の診療所と大きな病院が連携した「病診連携」が主でしたが、これからは診療所同士が連携した「診診連携」が必要になってくるでしょうね。他のクリニックと連携して、地域全体を診療できればと思っています。僕個人としては、内科領域にとどまらず、さまざまな診療科の勉強をさらに深めていきたいと思っています。というのは、患者さんから「この症状はどの科にかかればいいのだろう」と迷うときが意外と多いと聞きます。そんなときに、専門外だからわからないと答えるのではなく、「これはおそらく皮膚の○○という病気だから、何丁目の××先生がいいですよ」と答えてあげたいんです。そのために「診診連携」と、さらに医師として勉強を深めることが課題だと考えています。

読者へのメッセージをお願いします。

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当院には、重篤な状態で来院される患者さんや、病状が進行してからおみえになる方もいらっしゃいます。多くの病気は、早期に発見し治療を行えば治る可能性が高まりますから、不調を感じたらできるだけ早く診察を受けてほしいですね。定期検診や検査など、なかなか受けられない状況の方もいらっしゃるとは思いますが、ご自身のためというだけでなく、家族や大切な人たちのためにも、時間を見つけてクリニックや病院に来てみてください。



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