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子どもをむし歯から守る
家族全員で取り組む予防とは

くぼ歯科クリニックこども歯科クリニック

(大野城市/水城駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療
  • 自由診療

歯を失う原因の約9割はむし歯と歯周病だといわれている。しかし、「子どもの頃から正しい知識を身につけ、自分自身の口腔内環境を理解することで予防していくこともできます」と語るのは、「くぼ歯科クリニックこども歯科クリニック」の久保慶朗副院長だ。痛くなってからではなく、そうならないために通う場所が歯科のあるべき姿。子どものむし歯予防には家族全員で取り組むことが不可欠であり、そのことを多くの人に知ってほしいという。まず入り口として、「マイナス1歳から20歳までの必要な知識を得ることが重要」だと語る久保副院長は、その取り組みが伝わりやすいよう、クリニック名にも想いを反映したとほほ笑む。2児の父親でもある久保副院長に正しい知識について解説してもらった。

(取材日2021年5月13日)

家族全員で「マイナス1歳から年代に応じて必要な知識」を身につけ、子どもをむし歯から守ろう

Qマイナス1歳から歯科に通う必要性について教えてください。
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▲子どものむし歯予防には家族全員で取り組んでほしいと久保副院長

赤ちゃんのお口の中は無菌状態から始まるため、お子さんが生まれる前に家族全員が口腔内を検査し、環境を整えておく必要があります。中でもむし歯菌が多いお母さんから赤ちゃんにうつるケースが多いとされています。自分はむし歯がないから大丈夫だと思っている方も多いのではないでしょうか? むし歯がないからむし歯菌が少ないわけではありません。むし歯菌が少なくてもむし歯になりますし、多くてもむし歯のない方もいます。まずそのことを知っていただきたいのと、妊婦さんの歯周病は早産などのリスクが高まるともいわれていますので、妊婦歯科健診の重要性もお伝えしたいですね。

Qミュータンス菌に感染しやすい時期「感染の窓」とは?
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▲小児歯科の衛生士や保育士がいることもクリニックの特徴の一つ

ミュータンス菌に感染しやすい1歳半から3歳くらいまでの乳歯の奥歯が生えそろう時期を「感染の窓」と言います。1歳半健診などで感染について耳にはするものの、どのようにリスクを回避すべきなのか具体的な情報が浸透していないように感じます。そもそもミュータンス菌とはむし歯を作るきっかけとなる菌の一つです。甘いものを頻繁に食べるとミュータンス菌が感染しやすくなりますし、また、保育者がミュータンス菌を多く持っている場合は、子どもにうつる割合が増えるとされています。ですから、ご家族全員で口腔内環境や食習慣の改善に取り組んでほしいのです。

Q呼吸の改善を重視した口腔育成にも注力されているそうですね。
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▲マウスピース型の装置

今、歯並びや噛み合わせが悪い子どもがとても多く、前歯を使わずに済んだり、あまり噛まなくてもよい食事形態などが原因で顎の成長が劣っているケースが増えています。そのことから、口が常に開いている状態になり、本来の鼻呼吸ではなく口呼吸になっていることが副鼻腔炎や集中力低下の原因になることもあります。そこで、当院では口がしっかり閉じて、舌が正しい位置にくるよう設計されたマウスピース型の装置を用いた口腔育成にも取り組んでいます。鼻呼吸や嚥下などの正しい機能を習得することが大きな目的の一つです。このマウスピース型の装置を用いた口腔育成は、6歳から10歳くらいまでが対象となっています。

Q小学生の子どもやそのご家族に向けたメッセージはありますか?
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▲小さい頃から歯磨きやむし歯等の知識にふれてほしいと語る副院長

はい。むし歯だけでなく歯周病に罹患している中高生の子どもたちを検診で見かけます。中高生になると部活動などで忙しくなり、歯医者から足が遠のいてしまうのでしょう。12歳から13歳頃までには永久歯がすべて生えそろいます。だからこそ中学生に上がる前、小学生のうちにお口についての正しい知識を身につけてほしいと思います。歯磨きもそうですが、歯が悪くなる原因や習慣などの知識があれば、ご自身のお口の中の状態を知ることができますし、リスクをコントロールする行動をとることが大事です。その上で、夏休みや冬休みなど学校の休みの時を利用して、お口の中のバイオフィルムを除去しに来院していただきたいと思います。

Qマイナス1歳から20歳までの取り組みを教えてください。
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▲モニターを使ってわかりやすい説明を

当院ではお子さんやそのご家族に正しい知識を身につけてもらえるよう、モニターを使いわかりやすく説明しています。また、キッズスペースの設置だけでなく保育士が在籍するなどの環境づくりに努めています。今後はフロアごとに小児、学生、大人というふうに年代で分け、その方の世帯全員の情報も共有した上でそれぞれに合った指導や治療に取り組んでいきたいと考えています。食育など栄養面でのサポートも視野に入れ、管理栄養士、保育士、歯科衛生士、各専門知識を持つスタッフがいかに患者さんのご家庭に介入し、サポートできるかというのを課題に、実現へ向けまさに取り組んでいるところです。

ドクターからのメッセージ

久保 慶朗副院長

私の長男がむし歯になり、「むし歯ってどうしてできるのか?」と疑問に思ったのが今のクリニック体制づくりのきっかけだったんです。むし歯について深く学んだことによって、子どもの時から取り組む必要性、ご家族で取り組む必要があるとわかったのでクリニック名を変更しました。また当院ではお口の健康だけでなく全身の健康も守っていく取り組みを行っています。そうすることでメンテナンスに通っていただく方を生涯診ていく「健康ステーション」のような場所をめざしているんです。全身での異常が現れたとき早期に適した機関へご紹介するよう心がけています。そのような健康維持のサポートができる医科歯科連携を築きたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型の装置を用いた口腔育成/5万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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