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MRIや超音波検査で
患者の希望に沿った精度の高い診療をめざす

黒岩整形外科内科

(日置市/伊集院駅)

最終更新日:2021/12/27

黒岩整形外科内科 MRIや超音波検査で 患者の希望に沿った精度の高い診療をめざす 黒岩整形外科内科 MRIや超音波検査で 患者の希望に沿った精度の高い診療をめざす
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日置市伊集院町で地域に根差した医療を提供している「黒岩整形外科内科」。2020年1月のリニューアルに伴い、整形外科が新設された。オープン型のMRIや超音波検査などを導入し、精度の高い検査を心がけていることはもちろんのこと、患者にとって身体的にも精神的にも負担の少ない検査に尽力している。また検査はもちろん、検査結果に治療方針を決定する際も、患者の希望を優先して行う同院。整形外科・リハビリテーション科を担当する黒岩真弘院長に、検査や診療の手順など詳しく話を聞いた。

(取材日2021年12月1日)

MRIや超音波検査など状況に応じた検査でより精度の高い診察をめざし、患者の希望に沿った医療を提供

Q整形外科の健診や治療は、まずどのようなことを行いますか?
A
黒岩整形外科内科 広く圧迫感のないエックス線検査室

▲広く圧迫感のないエックス線検査室

どの診療科でも同じとは思いますが、まずは問診と身体所見を取る診察を行います。整形外科の患者さんは何らかの痛みを訴えて来院される方が多いので、いつからどのような痛みがあるか、どこが痛いのか、痛み以外の症状はどうか、などをお伺いし、それに応じて関節可動域や筋力、腱反射など必要な身体診察を行います。エックス線検査とMRI検査は診察室とは別の部屋で行うことになりますが、超音波機器は診察室に設置してあり検査は診察室でできるので、身体診察を行いながら並行して行う場合が多いです。その後にエックス線やMRI、骨密度、採血など、診察の結果で必要と考えられる検査を行うこととなります。

QMRIや超音波検査では、どのようなことがわかりますか?
A
黒岩整形外科内科 モダンな外観の「黒岩整形外科内科」

▲モダンな外観の「黒岩整形外科内科」

エックス線検査は主に骨を調べる検査です。一方、MRI検査は軟骨や脊髄神経、靱帯、筋肉など骨以外の組織を調べるための検査です。腰椎椎間板ヘルニアの場合、MRIであれば直接軟骨組織のヘルニアを確認できます。超音波検査も神経、靱帯、筋肉といったやわらかい組織を見ることができ、特に体表面に近い細かい末梢神経などの描出に優れています。また、体表面に近い部分なら骨の描出にも優れており、細かい肋骨骨折などは超音波で見つかる場合もあります。血流や炎症を可視化できるので、関節炎の評価にも有用です。リアルタイムな検査が可能なので、検査と同時に患者さんに説明できるのもメリット。さらに関節内外の注射にも活用できます。

QMRI検査がどのような手順で行われるのかを教えてください。
A
黒岩整形外科内科 オープン型のMRIを備えている

▲オープン型のMRIを備えている

MRI検査が必要となった場合、まずペースメーカーなどの体内植え込み型の金属機器がないか、タトゥーがないか、閉所恐怖症がないかなどの確認を取ります。当院のMRIはオープン型で閉所恐怖症の方でも検査を受けやすいかと思いますが、予約前に検査室を見ていただくこともあります。問題がなければ検査の日程を予約します。検査前の処置などは特にありません。検査直前に再度、検査に関する問診を取らせていただき、検査を行います。部位によりますが、検査は30〜40分程度で、基本的には寝ているだけの検査になります。当院では、検査中の患者さんに少しでもリラックスしていただくため、ご希望の音楽を流して検査を行います。

Q超音波検査がどのような手順で行われるのかを教えてください。
A
黒岩整形外科内科 診療室に設置している超音波機器

▲診療室に設置している超音波機器

超音波機器は診察室に設置してあり、身体診察と並行して超音波検査が可能です。例えば膝の痛みで来院された場合、問診後にベッドに横になっていただき、可動域や腫脹の有無、圧痛点がどこか、靱帯の緩みはないか、などを確認した後に、そのまま超音波検査を行います。超音波では関節内に水がたまっていないか、関節の中の炎症はないか、靱帯などが腫れていないか、骨のとげは出ていないかなどを見ます。スポーツ障害などの場合には膝を動かしながら超音波検査を行い、靱帯や関節内の脂肪体の動きを評価します。ケガがあり腫れが強いなど骨折が疑われる状態なら、先にエックス線検査で骨を調べ、超音波検査で靱帯等を評価する場合もあります。

Q検査結果が出てからはどのように治療を進めていくのですか?
A
黒岩整形外科内科 骨密度検査器も備えている

▲骨密度検査器も備えている

検査結果が出たら、まず患者さんに説明します。診断がつかなかった場合にも、次の検査に進む前に、状態を情報共有することが重要だと考えます。治療方針は患者さんの希望を優先します。診断がついた病気やケガに対しての、薬、注射、ギプスシーネによる固定、装具、リハビリテーション、また手術など当院では行えない治療も含めて説明し、治療方針を決定します。例えば腰椎椎間板ヘルニアに対して、薬物治療やブロック注射、理学療法、手術や椎間板内注射などの治療がありますが、薬や注射が苦手な方、どんな治療でも治したい方など、ご希望はさまざまです。時間はかかりますが、状態を理解していただいた上で治療方針を選んでいただいています。

ドクターからのメッセージ

黒岩 真弘院長

当院では、内服薬や点滴、ケガに対するギプスなどの処置、関節注射や腱鞘炎などに対する腱鞘内注射、理学療法士によるリハビリと物理療法、骨粗しょう症の薬物治療といった一般的な整形外科治療に加え、痛みに対して超音波機器を用いた注射治療を積極的に行っています。例えば、肩の痛みはその病態により、滑液包、関節内、腋窩神経など神経周囲と注射する部位は変わりますが、超音波下での精度の高い治療に努めています。ほかにも注射治療を行っていますが、それらに適していると思われる病気やケガであっても強制はしません。選択肢から患者さんが受けたいものを選ばれるのが一番だと考えます。なんでも気兼ねなくご相談ください。

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