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さまざまな症状から全身を診る糖尿病や
胃がん肝臓がんの早期発見

有村内科クリニック

(福岡市中央区/大濠公園駅)

最終更新日:2020/08/12

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  • 保険診療
  • 自由診療

頭痛や腹痛など、卑近な症状として医療機関を利用せずに市販薬を使って対処している人も多いだろう。場合によっては、そこに病気が隠れているケースもあり、早期発見・早期治療を重視する観点から、「いつもと違う痛みの場合には要注意」と話すのは「有村内科クリニック」の有村英一郎院長だ。日本内科学会総合内科専門医としての幅広い診断と、肝臓や消化器の専門家としてのアプローチで、生活習慣病に起因する肝臓がんや、ヘリコバクターピロリ菌の除菌による胃がんの予防などに尽力している。今回のインタビューでは有村院長に総合内科専門医を受診するメリット、そして、糖尿病をはじめとした慢性疾患への対応など、同院での取り組みについて教えてもらった。 (取材日2020年7月9日)

頭痛や腹痛などをありふれた症状と済ませず、普段と違う痛みを感じたらすぐに受診を

Q先生は日本内科学会総合内科専門医の資格をお持ちだそうですね。
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▲さまざまな知識や患者背景を考慮し、病名を特定していく

消化器内科や呼吸器内科、循環器内科など、内科の中にもさまざまな専門領域がありますが、当院では日本内科学会総合内科専門医として内科全般の視野から診療を行うため幅広く対応が可能になっています。患者さんの不調に対して方向性を探り、専門の医療機関につなぐ架け橋のような役目も担います。基本的にはどういった症状であっても、まずは受診していただけるのが特徴です。例えば腰や背中が痛む場合、膵臓の病気や胃潰瘍、十二指腸潰瘍など内臓が悪くなっている場合もあります。その際、整形外科ではなく内科的な治療が必要でしょう。原因はわからないが調子が悪い、痛みがあるという際には、広い視野で診る総合内科専門医にご相談ください。

Q頭痛や腹痛などに対しては市販薬を使う方も多いと思います。
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▲しっかりと患者に向き合い、診査診断をつけていくことが重要

実際にどのレベルから病院を受診したほうがいいかというのは、線引きが難しいところではありますが、経験したことのない種類の痛みを感じたら一度来院して調べてみたほうが良いと思います。特に40歳を超えてから強い頭痛を感じたら、脳腫瘍などの重大な病気が隠れている可能性も。市販の頭痛薬を服用しても1週間以上痛みが続くようであれば、我慢せず医師にご相談ください。精神的なストレスや睡眠不足による頭痛の可能性もありますが、原因を特定できれば治療への道が開けていきます。また腹痛の場合、下痢を伴わずにおなかの痛みが激しいときには虫垂炎や胆石が疑われることも。頭痛や腹痛に限らず違和感を感じたら、まずは相談しましょう。

Q糖尿病の患者さんに対してはどのような治療を行っていますか?
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▲慢性疾患での継続通院の大切さを語る有村院長

糖尿病に対しては生活指導が基本ですが、それだけでは血糖値のコントロールが難しい患者さんに対しては、内服薬やインシュリンによる治療を実施しています。食事においては炭水化物を控えたり、栄養バランスの取れた食生活を指導していますが、今後は管理栄養士を採用して栄養指導にも取り組みたいと考えています。運動は基本的に1日30分、5000歩の歩行をするように注意していますが、必ず運動の時間を確保しなければと思う必要はありません。例えば通勤にバスを使っているのであれば、それを徒歩に変えることで毎日の運動は可能です。糖尿病はとにかく合併症を起こさないことが大切。そのためのサポートができるように気をつけています。

Q糖尿病は先生のご専門である肝臓にも関係してくるのでしょうか?
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▲エコー検査で肝臓の状態もチェックし、状況を説明してくれる

糖尿病に関わらず、脂肪肝だと生活習慣病になりやすいと言われています。そのため健康診断で脂肪肝の指摘を受けたら、放置せずに生活習慣の改善に取り組んだほうがいいですね。生活習慣病の中でも糖尿病の方は肝臓がんをはじめとした悪性腫瘍ができやすいため、年に1回は腹部エコーと経鼻内視鏡を使って肝臓や胃のチェックをお勧めしています。また肝硬変にまで進行してしまうケースや、肝硬変の進行により肺や腎臓などに障害が及び、心不全の原因になるケースも。そのように肝臓はさまざまな病気に関連している臓器なので、正しい生活習慣を身につけることが非常に重要になってきます。

Q胃がんの予防にも取り組まれているそうですね。
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▲経鼻内視鏡での検査も力を入れている

胃がんの原因となっているヘリコバクターピロリ菌の除菌を推奨しています。ピロリ菌は胃の慢性的な炎症を引き起こし、慢性胃炎が続くことによって胃がんや胃潰瘍、十二指腸潰瘍などにつながるのです。除菌治療は内服薬を1週間服用するだけですので、一度調べてみてはいかがでしょうか。特に50代以上の方はピロリ菌を保菌していることが多いので、早めに胃がんなどのリスクを低減するためにもチェックしたほうがいいと思います。ただしピロリ菌を除菌したからといって病気にならないわけではありません。病気のリスクが高まる50代以上の方は、1年に1回は胃カメラによる検査を受けるなど、定期的な検診をお勧めします。

ドクターからのメッセージ

有村 英一郎院長

病気の早期発見、早期治療のためには定期的な検診が非常に重要になります。例えば胃がん検診やピロリ菌検査(胃がんリスク検査)については、年齢制限などがあるものの福岡市が実施している検診を利用すれば費用を抑えて受けることも可能です。また当クリニックでも負担に配慮した経鼻内視鏡による胃カメラ検査や、腹部のエコー検査にも力を入れているので、気軽にご相談ください。病気になる前にさまざまな健康リスクを排除し、生活習慣を整えていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

1、ピロリ菌有無判定(採血):5700円(初診料、検査料、診察料込み)/2、除菌治療希望時(一次除菌治療):6700円 (薬代、診察料込み、ただし1を行わない場合は8200円) ※詳しくは医院にお問い合わせください

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