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適切に行っていく診断と治療で
頸椎症性神経根症の症状に対応

串田整形外科・リウマチ科クリニック

(尼崎市/武庫之荘駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療

多くの人が悩まされたことがある肩こりや手のしびれ。あまりにも一般的な症状だけに、ついつい軽視してしまいがちな症状ではあるが、慢性的に続いたり痛みが強い場合には、病気の可能性があると言う。中でも頸椎症性神経根症をはじめとする首の疾患の場合、重症になれば痛みで夜も眠れなくなったり、まひ症状が起こり手術が必要になることも。パソコン操作など、同じ姿勢を続けることで頸椎に負担をかけることが増えた現代。悩まされる人が増えているという頸椎症性神経根症について、「串田整形外科・リウマチ科クリニック」の串田剛俊院長に詳しく教えてもらった。

(取材日2021年6月18日)

痛みを放置せず、適切な治療とリハビリテーションで症状の改善をめざしていこう

Q肩こり、手のしびれにはどんな病気の可能性があるのですか?
A
1

▲院内リニューアルを行い、より一層通いやすいクリニックをめざす

常に念頭に置いておく必要があるのが、痛みや痺れの原因が狭心症や心筋梗塞、肺腫瘍などの内科疾患、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害がないかということです。この場合、診断が遅れれば命に関わることもありますので、丁寧な診察が必要です。内科的に問題なければ、次に疑われるのが肩関節周囲炎、手根管症候群、椎間板ヘルニア、頸椎症性神経根症などの整形外科的なものです。それぞれに痛みやしびれが起こる原因が異なるので、痛みが起こっている場所や状態、レントゲンやMRIの所見などで総合的に診断していきます。痛みは我慢しすぎず、受診いただければ症状改善への力になれるかと思います。

Q頸椎症性神経根症とはどんな病気ですか?
A
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▲脊椎を長年専門としてきたドクターによる診察が受けられる

頸椎症性神経根症とは、加齢などによる頸椎の変形によって「神経根」と言う脊髄から分かれた直後の神経の根本が圧迫されて、首から手先にかけての強い痛みやしびれが起こり、重症の場合には筋力の低下や麻痺が起こることもあります。時には肩甲骨周囲の痛みや、胸の痛みも見られます。同じような症状が現れる病気に椎間板ヘルニアがありますが、ヘルニアの場合は、脊椎のクッションの役目を果たす椎間板が変形し、椎間板自体が飛び出すことで症状が起こります。原因が違うため、治療法も違いますので識別が大切です。症状が現れたら、首をどんなポジションにしたときに痛いか、片側だけかどうかを確認することが診断の助けになります。

Q治療はどんなことを行うのですか?
A
3

▲頸椎症性神経根症に対する治療も得意とする串田院長

まずは適切な診断のため、レントゲンやMRIなどを使用して、神経や骨の状態をチェックします。主な治療として保存療法と手術がありますが、多くの場合は保存療法が選択されます。軽度の場合は、頸椎に負担をかけないような姿勢や動き方の指導のみで済む場合もあります。必要に応じて頸椎カラーという装具を使用することもあります。痛みが強い場合には消炎鎮痛剤の処方やブロック注射などで神経根の炎症に対応し、痛みの緩和を行っていきます。当院ではリハビリスタッフと連携し、頸椎のけん引や電気治療器マッサージなどで症状の緩和をめざすとともに、適切なストレッチやトレーニングを行うことで頸椎にかかる負担を減らしていきます。

Qどんな場合に手術が必要になるのでしょうか?
A
4

▲術後のリハビリにも対応する

再発を繰り返している場合、保存療法での変化が見られない場合、痛みが強く日常生活に不具合が出ている場合、筋力の低下やまひが強く現れてきた場合には手術が検討されます。痛みが続く状態は想像以上につらいもので、ひどい場合には何日も眠れなかったり、仕事にも行けなくなってしまうことも。このような場合には手術を行い、1日も早く日常生活に復帰できるようにしていった方が心身のためにも良いかと思います。当院では、脊椎手術ができる地域の病院を紹介して手術を受けていただいています。私自身が脊椎手術を多くしてきたので、術後のリハビリは当院でも行うことも可能です。手術をすることになってもご安心いただけるかと思います。

Q日頃から気をつけるべきポイントはありますか?
A
5

▲日頃の姿勢を意識することが大切だ、と話す串田院長

普段から姿勢に気をつけて、頸椎への負担を減らす習慣をつけてほしいですね。特に今はパソコンやスマートフォンを操作している時間も増えています。パソコンの画面を長く覗き込み、前かがみの姿勢を続けることは、頸椎や腰椎に負担をかけてしまいます。集中するとついつい忘れがちですが、1時間に1回程度は休憩し、少し立ち上がったり、横になったり、適切なストレッチを行うなど、座りっぱなしを避け、負担を軽減しましょう。また、自己流で間違ったストレッチを繰り返し行うのも実は危険な行為の一つ。自分に合った正しいストレッチの方法を知ることも大切です。

ドクターからのメッセージ

串田 剛俊院長

肩の痛みや痺れが慢性的になると「どうせ治らない」「痛みと付き合っていくしかない」と諦めている方も少なくありません。しかし、痛みや痺れの原因を見つけ出し、適切な治療やリハビリを行えば、症状を改善していくことは可能なのだとまず知っていただきたい。皆さんの痛みと不安を取る力になりたいと思っています。医療機関が苦手な人も、受診するための勇気は必要ありません。どこまでも気軽な気持ちで、まずは受診して、相談していただければと思います。皆さんが笑顔で毎日を過ごせる力になれたらうれしいです。

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