全国のドクター8,887人の想いを取材
クリニック・病院 160,996件の情報を掲載(2021年11月29日現在)

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 尼崎市
  4. 武庫之荘駅
  5. 串田整形外科・リウマチ科クリニック
  6. マッサージを加えたリハビリテーション運動器疾患の機能的回復を

マッサージを加えたリハビリテーション
運動器疾患の機能的回復を

串田整形外科・リウマチ科クリニック

(尼崎市/武庫之荘駅)

最終更新日:2021/10/12

Top Top
  • 保険診療

骨・筋肉・関節・神経など運動器の機能低下において、リハビリテーションが担う役割は大きい。運動器の機能が低下する原因は、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの脊椎疾患や変形性関節症、スポーツ外傷、交通事故など、多岐にわたる。そこで、医師の診断に基づき状態に適したリハビリテーションプログラムが組まれるが、ハードな内容だと継続が難しくなる側面もあり、いかに患者のモチベーションを保つかが重要となる。「串田整形外科・リウマチ科クリニック」では50年来、リハビリメニューに10分間マッサージを組み込んでいる。保険診療内で受けられることもあり、患者の継続度は高いという。同院のリハビリテーションの特徴とその流れを串田剛俊院長に解説してもらった。

(取材日2020年12月15日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qリハビリテーションを行う上で重要なことは何ですか?
A

痛みの改善・機能回復だけを目的とするのではなく、患者さんの不安を取り除くリハビリを行うことです。そのためには「なぜそうなったのか」「なぜ、どんなリハビリが必要なのか」を患者さんに理解してもらった上で行うことと「触れるリハビリ」が大切です。子どもの頃、おなかが痛い時にさすってもらって治まった経験がおありだと思います。これは一説には患部に触れることにより皮膚から脳に刺激が伝わり、痛みを和らげる物質が脳から流れる仕組みがあるからだといわれます。ですから症状の原因を脳に認識させることも大事ですし、患部に触れ皮膚から脳に伝達を送ることも必要だと考えるのです。そしてこれが当院のリハビリの基本になります。

Qどんなリハビリが受けられますか?
A

温熱治療器や、索引装置などの機器による物理療法、可動域訓練・筋力増強訓練などの運動療法を行っています。共通なのは最初に物理療法を行います。低周波、中周波、マイクロ波、ホットパックなど個々に適した温熱療法で、硬くなった体や関節を緩めるための処置を行います。筋肉の緊張の緩和、痛みの軽減・手足のしびれ改善などが期待できます。ただ痛みが強い方の場合、先に神経ブロック注射を併用していきます。運動療法では、筋肉に柔軟性を持たせ、血行を改善するためのマッサージや、筋肉強化のための負荷訓練、固まった関節には可動域訓練を行っていきます。

Qこちらの医院で行っているリハビリの特徴とは?
A

特徴はマッサージです。マッサージには血行の促進や、筋肉の緊張を緩める目的、痛みを和らげる目的があります。専門知識を有するプロならではの視点で患部を触り、状態に適した手技を駆使しながら会話とともにもみほぐしていく。このマッサージを励みにリハビリに取り組まれる方が多いようです。10分という時間配分でのマッサージを加味したリハビリメニューを、保険診療で受けていただけます。これは当院ならではのメニューとして、一番の特徴であり、患者さんのリハビリ継続にも不可欠と感じております。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診・診察

診療室に入る時から診察は始まる。足を引きずっていないか、歩行中の姿勢や、顔の表情をチェックし、その後問診を行う。同院では「問診・視診・触診」による診療を重視。「腰が痛いという訴えでも腰椎が原因とは限りません。脊椎全体かもしれませんし、股関節かもしれません。まれに、ヘルペス性の腰痛もあります。服の上から触れるだけでは原因を見逃す危険性があります」。患部を見て触れる診察から、確かな診断につなげていく。

2エックス線撮影及び説明

エックス線検査では骨折や骨の変形のほか、腫瘍、骨粗しょう症の有無などを調べる。脊椎の画像診断は「非常に奥が深い」と串田院長。専門知識、経験値から系統立てた読影が必要で、椎間板の高さ、椎体のすべり、椎体骨折、軟部組織の陰影など、微細な変容を見逃さないことが重要だからだという。同院ではスタッフも交えつつ、患者にエックス線画像を見せながら、専門の見地からの丁寧な説明に努める。

3リハビリテーション

まず温めることで血行促進を促し、筋肉や関節の柔軟性向上を図る。同院で使用する温熱治療器は3種類。それぞれの特徴を踏まえ部位や目的別に使い分ける。皮膚など体の表面を温めるには、保温材を患部にあてるホットパック。深部組織を温める場合は低周波、中周波、マイクロ波で筋肉や関節に照射していく。靭帯・腱・筋肉の張りやこわばり、疼痛の軽減が見込まれる温熱療法だが、痛みが強い場合は神経ブロック注射を併用して行う。

4トレーニング

各種トレーニングを行う。可動域訓練では、固くなった筋肉のストレッチ、狭くなった関節の動きを拡大するための運動が中心だ。筋力トレーニングでは、適度な負荷をかけ行う筋力強化のための運動が主体となる。首や腰を引っ張るけん引は、手足のしびれ改善や、頸椎・腰椎の筋肉の緊張をとることが目的。一様ではないため、院長の見極めによるメニューが組まれ、スタッフのサポートのもと行う。

5マッサージ

リハビリテーション患者それぞれの肩や腰、体全体の凝り、こわばりに対して、マッサージを行う。機械では不可能な微細な調節で体をほぐしていく。「人の手によるマッサージは会話が生まれ、気分もほぐれるはずです」と串田院長。マッサージの時間はおよそ10分。体型や体質・抱える疾患によっても千差万別な個々の状態に対応した技術で、ゆっくり丁寧にもみほぐすことで筋肉疲労の緩和を図っていく。

ドクターからのメッセージ

串田 剛俊院長

私は当初リウマチ・関節外科を専門として手や膝の手術を執刀し、脊椎外科へ転向後は、頚椎疾患や椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などの腰椎疾患の手術を多く手がけ研鑽を積んできました。特に脊椎は専門でないと系統立てて診療することが困難な分野です。エックス線検査一つとっても、さまざまな疾患の可能性を視野に入れて診ていく必要があります。このような専門性を生かしつつ、患者さんに寄り添ったリハビリを提供することで、地域への貢献をめざしておりますので、ぜひ当院を頼りにしていただきたいです。

Dr
Access