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がんや腸疾患の早期発見に役立つ
苦痛に配慮した大腸内視鏡検査

つねみ医院

(神戸市西区/木幡駅)

最終更新日:2020/09/17

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  • 保険診療

日本において、男女ともに多いといわれている大腸がんや、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患の早期発見に有用な大腸内視鏡検査。体に潜む病気を見つけられることに加え、早い段階で治療を開始することで、治る可能性が高められるといわれている。しかし、検査前に下剤を飲んで便を出すことが大変というイメージや、肛門からカメラを入れるのが恥ずかしいという点で、敬遠される傾向が強い。「つねみ医院」では、患者の苦痛を少しでも減らすために、鎮静剤を用いた大腸内視鏡検査を実施している。院長の常深聡一郎先生に、大腸内視鏡検査の概要や必要性について、詳しく話を聞いた。 (取材日2019年11月25日)

検査のハードルを下げて受診率向上をめざす。鎮静剤を用いて患者の苦痛を軽減しながら行う検査

Q大腸内視鏡検査は、どのような病気の早期発見に役立ちますか?
A
1

▲早期発見が大切だと話す院長

一般的には、大腸に関わる疾患全般を発見するために役立つ検査です。大腸がんやポリープをはじめ、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患、虚血性腸炎など多岐にわたります。中でも、男女ともに日本人に多い大腸がんを、早い段階で発見するために有用な検査だといわれています。大腸がんによる死亡数は日本で増加傾向にありますし、ほかの腸疾患に関しても、放っておくと深刻な事態につながることも。長引く下痢や腹痛、体重減少などの体の異変を感じた際はもちろん、たとえ症状がない段階だとしても、手遅れになる前に検査を受けて、病気を見つけることは非常に大切です。

Q検査を受けるべき年齢やタイミングはありますか?
A
2

▲気持ちに寄り添いながら診療を行う

自覚症状がなくても、40歳を目安に検査を受けていただくことをお勧めします。しかし、若年層でも大腸がんを発症する場合があり、当院でも気になる症状があって検査をした30代の方に早期がんが見つかった例があります。検査がきっかけで早い段階で病気を発見し治療を開始することが理想ですし、何も問題がなければ安心感にもつながりますよね。また、健康診断の際に実施する便潜血反応検査で陽性が出た際は、そのままにせずに大腸内視鏡検査を受けていただきたいです。あとは、生活習慣が原因となって大腸がんが発症する場合もあるため、喫煙や飲酒の習慣がある方や、肉類、脂っこい食事が多い方についても、検査を検討していただきたいです。

Qどの程度の間隔で検査を受けることが理想ですか?
A
3

▲検査機器

現在の日本においては、3年に1度、検査を受けていただくことが推奨されています。ただ、「検査を受けていない時期が心配……」と不安になる方もいらっしゃるかと思います。年に1度は必ず便潜血反応検査を受けて、万が一陽性が出た際には大腸内視鏡検査も受けていただく、そうすることでより病気の早期発見につなげることができます。実際に2つの検査を併用することで、大腸がんや大腸ポリープを早期に発見できた例は多くあります。消化器を専門とする医師と相談し、治療計画に沿って受診していただくことが望ましいです。

Q食事制限や下剤の服用など、準備が大変な印象があります。
A
4

▲痛みに配慮した検査を行う

昔に比べると下剤は飲みやすくなりましたし、食事に関しても厳しい制限はありません。キノコや海藻類といった、消化が悪く腸に残りやすい食材は避けていただきたいですが、それ以外はいつもどおり食べていただいて構いませんよ。口頭の説明だけではわかりにくいこともあるかと思い、当院では検査日までの通院時に、注意点をまとめたパンフレットを看護師が説明しお渡ししています。下剤は検査前日の就寝前と、当日の朝からご自宅で服用していただき、便が水のように透明で液体状になれば検査可能となります。患者さんの負担を少しでも軽減するために、なるべく下剤量を少なくして、飲みやすい味のものを使用しています。

Q所要時間はどの程度ですか?
A
5

▲クリニックの内視鏡検査について話す院長

大腸内視鏡検査は、病気を早期発見できることに加え、短時間で受けられることもメリットの一つです。所要時間は約20分で、検査前の準備や検査後の休息を含めると、来院後1時間半から2時間で終了します。当院では脱水症状を防ぐために、点滴をしながらの検査となるため、多少お時間がかかることもあります。また、保険適用の検査ですから、保険に応じて3割から1割負担の費用で受けることができます。事前に患者さんの同意を得ていれば、検査時にポリープを発見した際はその場で切除します。ポリープが大きかったり、少しでも切除のリスクが高いと判断した場合は、入院を含めて対応できる医療機関を紹介させていただきます。

ドクターからのメッセージ

常深 聡一郎院長

大腸がんは日本人に増えているがんの一つであり、テレビなどで目にする機会も多いでしょう。いかに早く発見し、治療を始めるかで、その後の回復の見通しは変わります。大腸内視鏡検査に対する抵抗感や不安の払拭は難しいですが、当院では少しでもリラックスして検査を受けていただくために、声がけはもちろん、クッションや抱き枕を使い検査が受けやすい体位を作ったり、鎮静剤を使用してうとうとしている間に検査を行うようにしています。患者さんの気持ちに寄り添った検査を実現し、この地域で大腸がんや腸疾患の早期発見を促進していくことが、私の使命の一つだと思っておりますので、大腸のことで気になることがあれば気軽にご相談ください。

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