医療法人  広瀬クリニック

医療法人 広瀬クリニック

木許泉院長

医療トピックス

西洋医学や漢方などの特徴を生かし
患者にフィットする医療を提供

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保険診療

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現在の医療のベースとなっている西洋医学と、漢方をはじめとした東洋医学はそれぞれに異なる体系をもつ医学だ。治療の他にも、栄養指導や生活習慣指導など、日々新しい考え方や手法が登場している中で、最近はこれらを患者の症状に合わせて、複合的に組み合わせた治療を提供するクリニックが増えてきているという。さまざまな方法、考え方を組み合わせることは、治療を受ける患者にとってどのようなメリットがあるのだろうか? 今回は長年にわたり、西洋医学をベースとしつつ漢方などさまざまな手法を柔軟に取り入れながら「人に優しい医療」に努めてきた「広瀬クリニック」の木許泉院長に、西洋医学や東洋医学の特徴から組み合わせるメリット、上手な取り入れ方など詳しく話を聞いた。 (取材日2017年7月20日)

患者のことを第一に考え、西洋医学、東洋医学の枠組みを超えた、オーダーメイドの治療

「人に優しい医療の提供」のための取り組みを教えてください。

New1 ▲先代は漢方治療に早くから取り組み、木許院長も想いを引き継ぐ 「人に優しい医療の提供」というクリニックの方針は前院長からの流れをくんでいるものです。西洋医学だけでなく漢方をはじめとした東洋医学など幅広い分野から、患者さんに合ったものを選びご提供することで、さまざまな悩みの解決につなげています。現在、西洋医学の標準治療に基づきつつ、漢方や栄養・生活習慣指導、スキンケア指導などを織り交ぜて、患者さんの状態に寄り添う医療を提案させていただいています。漢方以外ですと、10年ほど前から取り入れているプラセンタ注射は、更年期障害や肝機能の改善などを目的とした保険診療で取り入れているのですが、患者さんからの反応も良く好評いただいていますね。

西洋医学と漢方などを組み合わせるメリットとは何でしょうか?

2 ▲木許院長は日本東洋医学会漢方専門医で的確な診断へ導いてくれる まず挙げられるのが、西洋薬にはない薬効を漢方に求めることができる点です。例えば西洋薬が得意としない冷え性やこむら返りなどは、薬効のある漢方を処方して改善をはかることもできます。お互いの得意分野を生かして相乗効果を狙える点もメリットと言えますね。西洋薬で強い症状を抑え、症状の予防を目的に漢方を処方したり、西洋薬の副作用軽減に漢方を用いることも。手術後の回復促進やQOL改善のために漢方を処方することもあります。また何らかの理由で西洋薬での対処が難しい場合、漢方で代替することも少なくありません。病態によって併用に注意が必要な場合もありますが、患者さんの要望や状態を踏まえ使い分けていくことが大切です。

小児科でも漢方を処方することはあるのですか?

3 ▲キッズルームから診察室へ。多くの子どもを診ている とても多いですよ。漢方は基本的に年齢制限はありません。夜泣きや寝ぼけといった症状の改善や、風邪をひきにくく体を丈夫にするといったことも得意としています。漢方の出番は小児科では多いんです。診療では標準治療ベースとしつつ、補いきれない部分を漢方でフォローしていきます。もちろん患者さんの中には、通院し始めの頃は漢方を求めていないこともありますが、診察の中で漢方が効果的と思う場面に気付いたらご紹介し、興味を持ってもらえるよう働きかけています。診察では漢方特有の診察方法や子どもへの漢方薬の飲ませ方のお話など少しお時間をいただきますが、些細なことが治療の糸口にもなりますので何でもお話しいただきたいですね。

「漢方は苦い」というイメージも強く、費用面も気になります。

4 ▲各々にあった漢方薬を処方し、始めやすい環境をつくってくれる 当院では保険適用の漢方薬をベースに、エキス剤、煎じ薬を患者さんに合わせて処方しています。確かに漢方の風味は独特ですが、苦いだけでなく中には甘い生薬もあるんですよ。エキス剤は飲みやすい工夫がされているものも多くなりましたね。味の感じ方は好みや体質など人それぞれ異なりますし、慣れもあります。年齢問わず、どんな味も平気な方もいれば、少しの苦みに拒否反応を示してしまう方もいらっしゃいます。初めて漢方を処方する患者さんには、風味の良い漢方から処方して「意外と飲めるんだ!」という感覚を掴んでもらえるよう配慮しています。

漢方は実はこんな症状にも有効、といったものはありますか?

5 ▲漢方治療を用い患者のためになりたいと熱い思いを語る木許院長 大人の方で身近なものだと、二日酔い対策にも力を発揮しますね。二日酔いの症状は漢方では“水毒”という、水分の取りすぎによるむくみやだるさを感じる状態に当てはまります。飲酒の前後に水毒に有効性のある漢方を服用することで、体内の水分量がうまく調整され、軽い症状であれば比較的即効性も期待できる場合が多いですね。また小児科領域では発達障害の治療の中で、発達をうながしたり多動を落ち着かせるために漢方を用いる場面も増えてきています。病態そのものが時代とともに変わってきている中で、さまざまな診療領域の医師が漢方治療にトライしてくださっていることもあり、現代ならではの使い方が広がってきているように感じています。

ドクターからのメッセージ

木許泉院長

患者さんの希望もありますが、さまざまな分野の得意なところを組み合わせた、より患者さんにフィットする医療をご提供できる時代になってきました。特に漢方は広い年齢層、広い症状にもアプローチができるもの。また漢方薬の服用だけでなく、食事など生活習慣や養生へのアプローチも欠かせません。その広い視野を通して、患者さんの全体を捉えながら、漢方はもちろんさまざまな医療の枠組みを超えた、症状や悩みに合わせた“全人的”な医療を提供していきたいです。どんな医療を提供するにしても、患者さんがこぼした悩みや不安が、解決の糸口になることもあります。だからこそ、些細なことであってもお話しいただきたいです。

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