はざま医院

はざま医院

伊藤 伸介院長

頼れるドクター

67321

探究心を忘れずに学んだことを現場で生かす

―どうやって研鑽を積み、知識を得てこられたのですか?

診療上の疑問を疑問解決ノートに書きだし後で調べたり、医師会の勉強会や学会などの予定をびっしりと入れて、空いている時間を利用していっぱい勉強してきました。医療サービスの提供方法として、EBM(エビデンス・ベイスド・メディスン)という指針があります。これは「科学的根拠に基づく医療」のことで、論文や情報源を入手して精査・吟味し、実際の医療に反映するものです。それを実践している先生を特集した番組を偶然テレビで見たのですが、実はその方は私が以前に働いていた病院の後輩にあたる先生でした。田舎の診療所に勤務しているのですが、へき地であっても新しく裏付けのしっかりした医療を提供したいと考えて、実践されてきたのです。私もたいへん感動し、その先生の勉強会に入れていただくことになりました。

―勉強会について詳しく教えてください。

EBMの勉強会には全国から同じ志をもった医師が参加し、ピックアップした論文をもとに学ぶという方法で、テレビ会議で全国をつないで討論し、グループで勉強をして問題を解決する、とても楽しく充実した時間でした。また年1回、持ち回りでワークショップを主要都市で開催し、EBMの普及に努めていました。論文といえども情報を鵜呑みにしない、権威ある人の意見であっても頭から信じ込まないなど、大切なことをたくさん学びました。その後、2004年からは名古屋市南区医師会の勉強会の主宰を任されたり、母校出身の医師たちと「はざまフォーラム」という勉強会を立ち上げたりしてきました。南区の勉強会はすでに100回を、「はざまフォーラム」も40回を超えました。僕は盛り上げるのだけはうまいんですよ(笑)。

―実際の治療で心がけていることは何ですか?

患者さんの状態やお気持ちや経済状況を感じ取って、柔軟に対応することです。お薬のことなら、いつも同じ薬を同じ量ということではなく、例えば血圧の薬なら十分下がれば減量したり、冬は血圧が上がりがちなので元の量に戻したりと、過剰な治療は行いません。検査も同じで、その方にとって問題のあるところだけを必要最小限行います。また、肝臓の病気のため「お酒を減らしましょう」とお伝えしたら、患者さんが居酒屋の店長さんで「そんなことをしたら売り上げが減る」と怒られたこともありました。各々のご事情も含めて、患者さんのお気持ちを理解する工夫をしたいし、何でも話してほしいですね。より良い治療のためには、勉強に励むことも大事ですが、一番大切でまた一番難しいのが、患者さんに合った治療を行うことなんです。だからこそ、これからも患者さんのことをよく観察し、訴えに耳を傾けることを大切に診療していきたいですね。

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