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ドライアイ・花粉症・弱視・斜視・往診
「見える」を守る眼科診療

稲永眼科医院

(名古屋市港区/稲永駅)

最終更新日:2017/10/31

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  • 保険診療

多くの人に当たり前にある「見える」生活。しかし病気や生活習慣によってその当たり前が損なわれてしまうことは決して珍しいことではない。結膜炎やアレルギー(花粉症)、ドライアイなどの誰もが罹る可能性のある疾患はもちろん、緑内障や白内障、加齢黄斑変性といった年齢を重ねることで起こりやすい疾患も増えてくる。場合によってはクリニックへの通院が難しくなってから往診を受ける必要もあるだろう。そんな眼科疾患についての知識は家族みんなにとって重要だ。今回は、長年患者の目の健康を守るために尽力している「稲永眼科医院」の佐藤淑恵院長に、近年の眼科疾患の傾向から、子どもと高齢者それぞれで気をつけるべきこと、同院の取り組みについて教えてもらったので、ぜひ参考にしてほしい。 (取材日2017年10月10日)

あらゆる人にとって大切な「見えること」を、丁寧な検査・治療を通して支え、守っていく

Q先生から見て、眼科疾患に関して変化を感じることはありますか?
A
1

▲名古屋市港区稲永の大通り沿い。駐車場もあり車でも通院便利だ

最近は“この病気はこの年代に多い”といった特徴が薄れてきたように感じます。スマートフォンなどが一般化してきたことでドライアイに悩むお子さんが増加していますし、高齢の方も白内障手術後に目の渇きに悩む方もいらっしゃいますね。他にもメディアの影響もあり、アレルギー性結膜炎を疑って受診する患者さんが幅広い年齢層で増えたと感じています。ドライアイとアレルギー症状にも少なからず関係性があるんですよ。涙が減ることでアレルゲン物質が目に留まってしまい、アレルギー症状が出やすくなる、という悪循環にもつながりますから。ドライアイや近視を防ぐには、長時間同じものを見続けず適度に休憩を入れることが大切ですね。

Q幅広い層で悩む症状が増えた一方で世代ごとの特徴もありますか?
A
2

▲佐藤先生は地域密着で目の健康を守ってきた心やさしいドクター

視力検査をしていて増えてきたと感じるのが、お子さんの心因性の視力障害です。目の機能には問題がないけれど、視力検査では「見えない」と言う子がいるんです。心因性の場合、その原因は学校や塾、家庭環境などさまざま。ファッション的な憧れといったものもありますね。最近は眼科を受診しなくても眼鏡を作ることができますが、実は視力検査で割り出された数値をそのままレンズ選びに反映させてしまうと、かえって見えづらい状態になってしまうこともあるんです。数値を参考に細かな調整ができるのは眼科ならでは。視力はもちろん、目そのものの状態を把握するためにも、眼科できちんと検査を受けていただきたいですね。

Q子どもに多い斜視や弱視はいつ頃までに検査を受けるべきですか?
A
3

▲もしものことがないよう早めの検査で疾患の早期発見につなげたい

検査を受けることができるのは3歳頃からですが、目の向き方がおかしい、焦点が合っていないなどの異変を感じたら、3歳以下であっても早めに眼科を受診していただきたいです。お母さんが“何かおかしい”と思う感覚は大切です。斜視の手術は、実は2歳までに行うほうが良いとも言われています。また目の機能が十分に使われないままでいると、視力が育たなくなってしまいます。視力が安定してくるのは6歳前後。早め早めの検査・治療が求められるのはこのためです。当院では基本的な検査のみとなりますが、異常が見つかった場合はすぐに精密検査と専門的治療を受けられる病院をご紹介しています。患者さんの道先案内人のようなものですね。

Q反対にご高齢の方で気をつけるべき疾患や症状は何ですか?
A
4

▲建物にはエレベーターも完備され患者にやさしい造り

高齢の方に多いのは白内障や緑内障、神経障害。糖尿病も気をつけないといけません。糖尿病患者さんの場合、白内障が黒目の内側から進行することがあるんです。加齢に伴う白内障とは異なり、進行が速いという特徴もあり見え方にも影響が大きいため、早めの検査と治療が必要ですね。眼科疾患の場合、必ずしも目に明らかな症状が出るわけではありません。そのため病気の早期発見のためには、定期的な検査は不可欠です。人間ドックや健康診断などで「異常あり」と結果が出た場合は必ずクリニックで検査を受けていただきたいです。

Q貴院では通院が難しい方の往診にも対応しているそうですね。
A
5

▲往診用の機器。自宅でも診察・診断を受けられるので安心だ

ご相談いただけましたら、往診用の診療機器を持ってお伺いします。クリニックと異なる環境ですし、持ち運べるものにも限界があるためできることは限られてきてしまいますが、眼圧や視神経の状態などの異常の有無を確認することはできます。当院でも往診で緑内障の患者さんのケアをしています。皆さんが思うより、調べられることは多いかもしれませんね。日頃の目の症状だと、目やにや充血、瞳孔の散瞳が見られたら注意が必要です。例えば目やにが出ていないのに充血している場合、眼圧が上がっているサインかもしれません。介護されている方がそういった異変に気付かれたときも、ぜひご相談いただきたいですね。

ドクターからのメッセージ

佐藤 淑恵院長

当院ではどの患者さんに対しても視力や眼圧の検査をさせていただいています。特に問題ないことにこしたことはありませんが、時には病気が見つかることもあります。結膜炎になってしまったお子さんの検査をしたら弱視が見つかったことや、大人の方の場合だと緑内障が見つかった、ということもこれまでありました。目を大切に守っていくためにも、検査は欠かせないもの。当院の診療スペースは2階となりますが、エレベーターもあり車いすの方も診察室や検査室にはそのまま入っていただくことが可能です。今後とも目の病気の早期発見・早期治療に貢献していきたいと考えていますので、何か気になることがあれば足を運んでいただきですね。

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