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自分らしく生きることをサポート
女性に優しく寄り添うクリニック

八事クリニック

(名古屋市昭和区/八事駅)

最終更新日:2021/11/11

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心療内科という分野が今ほど一般的ではなかった1994年に開業した「八事クリニック」。院長を務めるのは「患者さんが自分らしく生き生きと輝いて生きるためのサポートをしたい」と優しい笑顔で語る半田容子(ひろこ)先生だ。診療では不調が起こった背景や症状を時間をかけて丁寧に聞き出すことで適切な診断につなげており、患者が自分の悩みを俯瞰して見られるようなアドバイスを心がける。花が好きで眺めていると癒やしを感じるという半田先生。クラシックな家具が並ぶ院内には生花が飾られており、温かみのある雰囲気だ。自身の経験を生かし、より患者に寄り添った医療をめざしたいとの半田先生の思いから、同院は今年7月より女性専用クリニックに。同じ女性として患者に伝えたいこと、日々の診療での思いなどたっぷりと話を聞いた。

(取材日2021年10月14日)

自身の経験を生かし、「自分らしく生き生きと輝いて生きること」をサポートする「女性のためのクリニック」

Q今年の7月から女性専用クリニックに変わられたと伺いました。
A
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▲心療内科・神経科・内科を診療する「八事クリニック」

私自身、今年に入ってプライベートでの変化があり、自分の今までを振り返ると同時に、これからについて考える時間ができました。勤務医を経て今のクリニックを開業して27年半。自分らしい医療とは何だろうと考えたときに、仕事をしながらの子育てや離婚や介護など、自分自身も経験した女性のさまざまな人生ステージを患者さんと一緒に考え、サポートすることだと考えました。当院には20~80代の幅広い年代の女性が、家庭や職場、ママ友との人間関係などそれぞれの症状や悩みを抱えて来院されます。治療を通して、そのような女性たちが生き生きと輝いて自分らしく幸せに生きるサポートができたら、と考えて女性専用のクリニックとしました。

Q初診ではどのような診療を行うのでしょうか。
A
2

▲初診では過去をさかのぼり話を聞いていく

来院されたら、既往歴や症状などについて予診表に記入していただきます。診察では家族構成や子ども時代から今までをどのように過ごされたのかを幼稚園くらいまでさかのぼってお聞きします。家族構成についても現在の家族以外にも両親やきょうだい、必要な場合は祖父母のことについても聞いたりします。今ある症状だとしても、過去に起因しているケースもあるためです。例えば、いじめに遭っていたとか、両親が不仲だったり、必要以上に厳しく育てられたなどの経験があると、大人になってからも人の顔色を過敏に察知して不安になりやすい傾向になります。加えて発症前後の出来事についても詳細にお聞きして、治療方針を決めていきます。

Q新型コロナウイルス感染症流行による影響はありますか?
A
3

▲新型コロナウイルス感染症流行による影響を語る半田容子先生

コロナ禍になって、ストレスをためている方が多いと感じます。社会全体がピリピリと余裕がない状況でちょっとしたことがきっかけで、怒りの感情を出してしまう方を多く見受けます。職場ではパワハラが増えたり、家庭内では言葉の暴力だったのが、手も出てしまうようになることもあります。昨年は休校の影響で、それだけでも子どもを抱える女性は大変なのに、夫も在宅ワークになって、家の中に家族全員がいる。そのストレスで過食になるケースもありました。一方で、コロナ禍で楽になった人もいます。人と会うことが得意でない方にとっては、無理をしなくてよくなったわけです。ステイホーム期間は自分自身を見つめるきっかけにもなると思います。

Qストレスと向き合うためのアドバイスをお願いします。
A
4

▲プライバシーが配慮された個室の診療室

体は食べ物を取ると排泄物として外へ出します。それと同じで心も外から入ってきた余分なストレスをデトックスすることが必要です。デトックスには言葉で吐き出す方法、自分の怒りを体を通じて外に発散する方法があります。状態によっては漢方薬が適することも。具体的には思いの丈を紙に書く、誰かに話を聞いてもらう、声が漏れないよう布団をかぶり大声で叫ぶ、家庭用ゲーム機でボクササイズするなどです。その上で心のごはんも必要です。自分がわくわくすること、心地良いことをして、そこからエネルギーを得ることです。身近なことでは、癒されるようなお花を飾ったり、おいしいものを食べたり、自然に触れたり、マッサージもいいですね。

Q現代の女性たちへ先生から伝えたいことはありますか。
A
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▲かけがえのない自分を大切にすること

まず、自分をよく知るということが大切だと思います。自分が何を好きで何が嫌いなのか。何をしたいと思っているのか。何を大事に思っているのか。というようなことをよく考えて、それに従って物事に自分にとっての優先順位をつけることです。そうすれば、周囲に流されることなく、自分はこう考えこうするという自分の基準ができます。今の日本では、女性は家のため、夫や子どものために生きるという人がいまだに多いように思います。でもこれからは素の自分で生きていくという覚悟ができると、自ら生き生きと輝いて自分らしい幸せを感じられる人生に近づくことができると思います。要はかけがえのない自分を大切にすることです。

ドクターからのメッセージ

半田 容子院長

悩みを抱えている患者さんの心が少しでも軽くなって、小さな幸せを感じられるように今後もサポートしていきたいと考えています。そして、患者さんが新たな第一歩を踏み出すときの支えになれるようにと心がけています。不眠の症状が続くだけでも、うつ状態につながっていきます。睡眠がうまく取れない、食欲が湧かないなどの症状が出てきたり、つらさを感じたりしたら早めに心療内科の受診を考えていただきたいと思います。当院では漢方薬を主に西洋薬も併用する治療を行っています。今後は、漢方薬で心身に大きな症状が出る前に予防することにもっと力を入れていきたいと思っています。

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