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金子医院

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金子寛院長

医療トピックス

エコー検査による
動脈硬化の検査・予防

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保険診療

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リニューアルと同時に超音波(エコー)検査器を導入し、さまざまな部位の診断に役立てる「金子医院」の院長・金子寛先生。特に自身の専門である循環器分野では、動脈硬化や心不全の診断に活用している。プローブと呼ばれる検査機器を当てるだけで、患者にほとんど痛みを与えず、時間もかからず、それでいて得られる情報の多いエコー検査。検査時点のリアルタイムの動きを見ることができることも大きな特徴で、金子医院では臓器の形態だけでなく、血流も見られるタイプの機器を使用している。頸動脈エコーによって、自覚症状がないまま静かに進行する動脈硬化を素早く診断し、その行く末である心筋梗塞や脳梗塞のリスクを下げるべくアドバイスを提供する金子先生に、動脈硬化の診断と予防について、話を聞いた。(取材日2018年1月11日)

動脈硬化の様子をリアルに画像で見るエコー検査

動脈硬化の検査とはどのようなものですか?

1 ▲動脈硬化について、早期発見の重要性についてを話す院長 動脈硬化とは、動脈が年齢とともに老化し、弾力性が失われて硬くなったり、動脈内にさまざまな物質が沈着して血管が狭くなり、血液の流れが滞る状態です。初期の動脈硬化の検査で有用とされているのが、頸動脈の壁が分厚くなっていないかどうかを調べるエコー検査。首にプローブを当てるだけで、血管壁の厚さや、硬化が進んだときにできるこぶ(プラーク/粥腫)や血栓も目で確認することができ、血流の状態も見えます。頸動脈にプラークや血栓があれば、他の場所にもある可能性が高く、脳に近いのでそれが脳の血管に飛び脳梗塞を起こすリスクが高くなるため、早期の診断が大切になります。また血流の乱れなどの状態も見ることができます。

心臓のエコー検査について教えてください。

2 ▲エコー検査。リスクを事前に知ることが大事 心臓のエコー検査では、心不全のリスクが高まっていないかを確認することができます。例えば加齢によって心臓の動きが鈍くなった状態、高血圧で全身に血流を送り出す力が必要となり心臓の壁が厚くなった状態、心臓の4つの部屋の間にある弁が、きちんと閉じたり開いたりして逆流を防いでいるかどうか、などです。さらには急性の胸の痛みに際して、心臓の壁が動かなくなる心筋梗塞の様子も見ることができます。もしエコーがなかったら、胸部レントゲンで心臓が肥大化していないか、水が溜まっていないかを確認するか、心電図の変化を見るにとどまります。リアルタイムで心臓の動きが見られるエコー検査は診断の大きな助けとなります。

検査を受けるべき人、放置した場合のリスクを教えてください。

3 ▲定期検査の重要性を話す院長 動脈硬化が進むと心不全や心筋梗塞、さらには脳梗塞や脳出血のリスクが高まります。動脈硬化のリスクが高いのは、血圧やコレステロールが高い人、糖尿病のある人、ご家族に脳梗塞や心筋梗塞を起こしたことがある人などです。健康診断の血液検査や血圧検査で引っかかるようなことがあれば、なるべく早めに、一度はエコー検査を受けていただきたいですね。最近は人間ドックの検査項目に入っていたり、特定健診のオプションとして選択できたりすることも多いので、機会があれば追加してもいいでしょう。また以前に脳梗塞や心筋梗塞を起こしたことがある人は、半年から1年に1回程度、再発可能性の診断をしています。

動脈硬化が見られた場合にどのような指導をされていますか?

4 ▲診療室。年齢による基礎代謝の変化も理解することが大事 運動療法と食事療法が大事ですが、どちらかというと運動を重視しています。運動量が少ないとコレステロール値が上がることが多いので、まずはよく歩くことですね。30代後半から40代で、まだ若いと思って同じように食べ、運動もそこそこしているよという人も、ある時から体重がどんどん増え、血液検査や血圧検査で引っかかるようになります。それは基礎代謝が、坂道を転がり落ちるように変化するから。女性は閉経でホルモンバランスが変わる時にも大きく変化します。そうなったとき、長い習慣となっている食生活を変えるのはなかなか難しい。日々の生活の中で、基礎代謝が減った分のカロリーを消費できればいいですね。

予防のために行うべきことはありますか。

5 ▲運動を日々の生活の中で取り入れることを勧めている 歩くことですね。といっても最初から無理はしないでください、とお伝えしています。急に筋肉痛になるほど何キロも歩いて嫌になってしまっては元も子もありません。でも忙しい日々の中では、ジム通いなど大変だと思います。例えば、エレベーターに乗らずに階段を使うとか、すぐに電車やタクシーに乗るのではなく歩いてみるとか、毎日ちょっとずつの運動量でも毎日継続することで効果が表れてくると思います。なかなかそういうことができないという方も、身近な人が病気で入院した、同年代の人が倒れた、というきっかけで行動変容が起こることが多いですね。食事については、血圧が高い方はやはり塩分を控えめにしていただくことが重要です。

ドクターからのメッセージ

金子寛院長

健康診断の血液検査で引っかかっても、動脈硬化や心筋梗塞につながるという感覚はあまりないのではないでしょうか。コレステロールが高いと言われても、「これくらいならいいんじゃない?」と。そんなときに一度エコー検査を受けると、自分の血管がどうなっているか、視覚的にはっきりわかります。血管年齢も提示しますよ。すると、自分の持つリスクが明確になり、さあ歩こうという気分にもなっていただけると思います。おなかの検査でも「脂肪肝」は白くギラギラと映るのですが、腎臓と一緒に映し出すことで、白黒のメリハリがついてわかりやすくなります。画像で、しかもリアルタイムで見るということは大事なことだと考えています。

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