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ポリープや大腸がんなどを早期発見
気軽に受けたい大腸内視鏡検査

青木内科・眼科

(岐阜市/岐阜駅)

最終更新日:2019/05/09

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  • 保険診療

食生活の欧米化や生活習慣の乱れなどから、男女ともにリスクが高まっているといわれる大腸がん。大腸内視鏡検査は、大腸がんをはじめ、大腸ポリープや炎症性腸疾患などの早期発見に大きく貢献する検査だが、一方で恥ずかしさや不安が先立ち、受診をためらってしまう人も少なくない。消化器内科と内視鏡検査において豊富な経験を持つ「青木内科・眼科」の青木洋一郎先生は、外来診療に加えて胃や十二指腸などを調べる上部消化管内視鏡検査や、大腸内視鏡検査に対応。消化器疾患の早期発見・早期治療に尽力するドクターで、大腸内視鏡検査にも日常的に応じているという。そんな青木先生に、具体的な検査の流れと検査を受けるメリットを、詳しく解説してもらった。 (取材日2019年4月5日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q大腸内視鏡検査ではどんな病気を見つけられるのでしょうか?
A

最も代表的で、発見頻度の高いものといえば、ポリープや大腸がんといった腫瘍の病気です。また近年では、若年層でも発症するリスクがある、潰瘍性大腸炎やクローン病などに代表される炎症性腸疾患を見つける機会が増えていると感じます。他にも、検査では大腸の一部がポケット状にくぼむ大腸憩室を見つけることも。大腸憩室自体は問題になることは少なく、先天的にできるものもあれば、生活環境などから後天的に発生することもあります。しかし大腸憩室があると、出血や感染などのトラブルが起こりやすくなるんです。そのため、発見した際にはトラブルのリスクが高い傾向にあることをお伝えしています。

Qどのようなきっかけから検査を検討すべきですか?
A

まず目安となるのが、年齢です。健康体であっても、40代以降はポリープができやすくなるため、主だった症状がなくても検査を受けましょう。しかし、30代以下の若年層であれば検査が必要ない、ということではありません。近親者に大腸がんを患った方がいる場合、若い方でもポリープや大腸がんの発症リスクが高いといわれています。また、腹痛や血便、下痢、難治性痔ろうなど、炎症性腸疾患に関連する症状がみられる場合には、年齢に関係なく検査を受けていただきたいです。おなかに関する症状以外だと、大腸がんから慢性貧血が起こるケースがあります。原因がわからない貧血が続く場合には、大腸に目を向けてみても良いかもしれません。

Q検査時の痛みや苦しさに対して不安があります……。
A

確かに、挿入した内視鏡が大腸を引っ張ってしまうと、どうしても苦痛を感じてしまいます。しかし大腸の形状に沿って内視鏡を挿入できる技術があれば、苦痛は軽減できます。当院では静脈麻酔が必要となるケースは全体の1~2割程度です。麻酔を使い、眠ったような状態で検査を受けることもできますが、麻酔を使用する場合、検査後しっかり目が覚めるまで休憩に時間を要します。また、車の運転を控えるなどの制約が発生するため、普段から車で移動する患者さんの場合には特に注意が必要です。しかし不安の強い方、手術歴から腸管の癒着が疑われる方、過去の検査で苦しかった経験がある方などには積極的に静脈麻酔の使用をお勧めしています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診票を記入し、看護師が受診背景を確認

受付を済ませたら、問診を待つ間に問診票を記入する。腹部手術歴がある場合、癒着から検査時に苦痛が起こりやすく、また持病によっては検査で用いる薬の使用が難しくなることもあるそう。同院では、看護師が問診票の内容を踏まえ、手術歴や緑内障や心疾患といった持病の有無を詳しく確認する。

2丁寧な問診を行い、必要に応じて追加検査を実施

問診票と看護師による事前ヒアリングの内容をもとに、問診が進められる。必要に応じて腎機能などに問題がないかを調べるため、血液検査などを行う。「他院で行った血液検査や定期健診の結果があれば、血液検査を省略できますので、受診時はぜひご持参ください」と洋一郎先生。

3検査日を決定し、生活に配慮して当日を迎える

検査当日は午前中から前処置が必要となるため、患者の都合の良い日程から検査日を調整。便が出やすくなるよう、検査3日前から下剤の服用を開始し、検査前日は一日を通して、炭水化物などの消化の良い食事をとることを意識しよう。レトルトの検査食なども市販されているそうで、生活背景などを踏まえてアドバイスを仰ぐことも可能。

4前処置を済ませた後、検査を開始

検査当日、事前に2時間程度かけて約1800mlの腸管洗浄剤を飲み、腸内をきれいにする前処置を行う。自宅でも済ませられるが、「お年寄りや初めて大腸内視鏡検査を受けられる方など、ご自宅での前処置に不安がある場合は、当院にお越しになってから前処置を行っていただけます」と洋一郎先生。検査時間は10~15分程度で、ポリープ切除や病変部分の組織採取が複数ある場合にも、30分程度で終了する。

5検査後、体調が回復してから結果を聞く

検査後は個室のリカバリールームで体調の回復を待つ。麻酔処置を行った場合は、30分~1時間の時間を要するそうだ。体調が回復したら、検査結果の説明を受ける。組織を採取をした場合、病理検査の結果がわかるのは約1週間後のため、それに合わせて再度受診する。さらなる専門的な検査や治療が必要となった場合には、近隣の医療機関などが紹介される。

ドクターからのメッセージ

青木 洋一郎先生

日々の診療でも患者さんにお話ししていますが、病気は検査しないとその全容はわかりません。ただ、皆さん不安から、「やらない理由」を見つけることを優先しがちです。大腸内視鏡検査は、大腸がんの早期発見やポリープ切除による大腸がんの予防、「体質だから」と諦めていた下痢などの症状の原因究明と、治療に大いに役立つものです。いきなり内視鏡検査を受けるのは、と思うのであれば市のがん検診を活用するのも一手です。病気や検査に対して不安を感じるのは当然のこと。だからこそ、その不安を払拭するためにも、検査を受けられるクリニックに相談してみてはいかがでしょうか。それが早期発見・早期治療の第一歩ですから。

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