うえくさ小児科

植草 忠 院長

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長年にわたり、子どもたちの健やかな成長を見守り続けてきたのが、植草忠医師。平塚駅前で開業20周年を迎える「うえくさ小児科」の院長だ。小児アレルギーの専門医として、気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎にまつわる著書もある植草院長。その知識と経験、さらには温かい人柄を頼って、遠方からも多くの患者が訪れるという。発展を続ける小児アレルギー分野での医療の発展を見守り、その成果を実践し続けてきた植草院長に、「うえくさ小児科」ならではの診療とそれを支える想いなどについて話をしてもらった。どこまでも優しく穏やかな表情で語る姿に、思わずファンの多さも納得させられるインタビューとなった。
(取材日2015年11月10日)

アレルギー医療の発展とともに、広く子どもたちを見守り続けるクリニック

―やはりアレルギー診療を中心としたクリニックなのでしょうか?

アレルギー専門医院というわけではなく、広く一般の小児診療を行っています。とはいえ、松田副院長も私も小児科学会認定専門医であるとともに、アレルギー学会の専門医でもあり、やはりアレルギー疾患のお子さんは多く診ていますね。私が医師としてのキャリアをスタートさせた当時は、いわゆる抗アレルギー薬が世の中に出た時代で、キャリアを通じてアレルギー医療の発展を見守ってきた感じです。開院当初は6〜7割がアレルギー患者さんで、重症児も多くいました。しかし、現在ではアレルギーの患者は全体の3割程度で、ぜんそくで点滴が必要となるような重篤な症状も年に数回あるかないかといった状況。アレルギー疾患の治療法やステロイド剤などの薬が進歩したというのもありますが、親御さんの意識が変わってきて、症状を上手にコントロールできるようになったのも大きいと感じています。

―ステロイド剤などとの上手なつきあい方が定着してきたと感じてらっしゃるんですね。

10年ほど前までは「ステロイド=副作用が怖いもの」という思い込みが根強くあり、「ステロイドだけは使いたくない」と親御さんが使用を拒んで、入院が必要なまでに症状が悪化してしまうお子さんもいらっしゃいました。使い方さえ守れば、ステロイドは決して怖いものではなく、むしろ大きな効果を持つもの。使用を拒否されていたお母さまの場合も、「入院する前に、試しに1週間だけステロイドを使ってみましょう」と説得したのですが、ご使用いただいたことで症状が改善され、入院を回避することができたのです。「ステロイド=悪」のイメージはひと昔前のマスコミに煽られたものだと感じていますが、現在はそうした誤ったイメージを乗り越えて、上手に使いこなしていただくお母さまが増えてきたことをうれしく思います。

―ステロイド外用剤は「使い方を守れば」の部分が難しいと感じることもありますが?

当院ではお薬をお出しするときに、どの量までが安全かという目安を分かりやすくご説明するようにしています。外用薬では大人の人差し指の先から第一関節の長さまでチューブから出した量、すなわち「ワンフィンガー」の量で、手のひら2枚分ほどの面積に塗るのが適切とされています。これを「ワンフィンガー、ツーハンド」といって、ステロイド外用薬使用時の基本なのですが、案外ご存じなく使っている方が多いのが現状です。この基本さえ守れば危険なことはありませんし、1週間ほど続けてみて効果を感じられなければまた別の方法を探しましょうというスタンスでご提案しています。ひと口に薬といってもさまざまなものがありますし、どの薬が一番効果があるかは、使ってみなければ分からないもの。なるべく多くの選択肢をご用意して、試していただけるようにしています。抗アレルギーの点鼻薬にしても、各メーカーのものを取りそろえて試用の準備を整えてあります。実際に試して一番良いと感じたものを、使っていただくのが、「信じて使い続ける」という意味でも一番効果があるものだと思うのです。

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