医療法人同壬会  湘南内科医院

医療法人同壬会 湘南内科医院

橋本 敦生院長、野尻 陽子先生

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コミュニケーション、画像診断を軸に、幅広い診療を

―普段の診療で心がけていらっしゃることは?

【橋本院長】言葉のやりとり、つまりコミュニケーションは最重要と考えています。江戸時代の武士が伝えた東洋の占星術「天源術」にある性格類型を「NLP」と組み合わせて、「テンゲングラム」を考案し、2014年にはこれについての書籍も出版しました。医院での診療におけるコミュニケーションにも非常に役立つ内容ですので、これをツールとして活用もしています。
【野尻医師】大学病院などの大きな病院とは違い、当院のような小規模医院にしかできない診療があると意識して診療にあたっています。古くから世代を超えて通っていただいている患者さんも多いので、患者さんの背景を深く知ることも可能です。ご家族状況や生活環境、趣味、嗜好といった病気に直接関わらない背景も大切に、患者さんと向き合うことを心がけています。

―野尻医師は放射線科専門医でもいらっしゃいますね。

【野尻医師】はい。大学病院に在籍していた時は、放射線診断学を専門としていました。朝から夕方まではCT、MRI、超音波などの検査を行い、夕方から夜遅くまではその日に行った検査の写真を見て病気の種類や進行度を診断する、といった毎日を送り、1993年に放射線診断学専門医となりました。そうした経験を生かすため、X線機器を入れ替えたり、CT、MRIの検査車を呼んだりして、大きな病院に行かなくてもできる検査の範囲を広げています。
【橋本院長】脳ドッグも好評です。みなさん、お年を召されるにつれて全身の各部への不安が膨らみがち。こうした検査は病気を発見することはもちろん、不安を安心に変える意味も大きいのです。

―訪問診療も行っていらっしゃるとか?

【橋本院長】グループホームの主治医を担当しているほか、横須賀市の取り組みを受けて、在宅医療の推進活動も行っています。
【野尻医師】始めはお一人で通っていらした方でも、加齢とともにご家族の同伴が加わったり、そのうちヘルパーさんが薬だけ取りに来るようになるなど、徐々に通院が難しくなるケースが多くあります。当院では通院が難しくなった方にはこちらから積極的にお声がけして往診に出かけるようにしています。長く当院のような地域医院にかかっていても、最期は地域を離れて大病院のベッドでという方が多いのですが、最期まで地域で支えていくことができればと思います。横須賀市も在宅看取りを推進しているのですが、そうした活動はなかなか市民に浸透していません。当院のような施設が周知、普及していく立場にあると感じています。



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