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渡辺 繁 院長の独自取材記事

渡辺医院

(松戸市/松戸駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR・新京成線松戸駅周辺は、ショッピングセンターや飲食店が集まった活気のあるエリアだ。その一角、徒歩3分ほどのところに「医療法人社団一医会 渡辺医院」は位置している。朗らかな笑顔で「体の一部分だけを見ているとなかなか改善しないので、耳や鼻のほかにどんな症状があるかを細かく聞くようにしています」と語る渡辺繁院長は、とても温かみのある雰囲気を持った医師だ。患者からも「ゆっくり話を聞いてもらえる」と評判だ。同院では風邪などの身近な症状から、子どもに多い急性中耳炎、睡眠時無呼吸症候群など、耳鼻咽喉科に関するさまざまな症状を診察しているが、今回はめまいや耳鳴りなど、最近増えているという症状について主に話してもらった。
(取材日2015年8月27日)

「いつもの先生・スタッフ」で安心できるクリニック

開院にあたり、この地を選んだ理由をお聞かせください。

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以前この周辺に住んでいたことがありましたので、馴染みのある土地だったからというのが大きいですね。開院当時は当院がこの場所にあることは知られていませんでしたから、初日の患者さんはたった2人だけだったのを良く覚えています。今も診ていますが、昔はお子さんの風邪や中耳炎、副鼻腔炎などが多かったですね。また、女性の来院数がずっと増えたと思います。

こちらにいらっしゃる患者さんの年齢や性別、症状に傾向はありますか?

当院で力を入れているめまいや耳鳴りの他に、風邪や子どもの中耳炎など、幅広い症状の方がいらっしゃいます。年代層にはこれといった傾向はないと思いますが、セカンドオピニオンでいらっしゃる方がとても多いですね。あるいは、いわゆる「ドクターショッピング」状態になってしまって、困り果ててこちらに来てくださったというお話をよく聞きます。特に耳鳴りについては、他の医院で「治りません」「気にしすぎです」と一蹴されてしまって、それでもどうにかしたくてここへ来たというケースがとても多いですね。他には、喉に違和感を覚えたり、嚥下(えんげ)がしづらくなってきて「がんじゃないか」と心配されてくる方も時々いらっしゃいますね。ほとんどの場合はがんではないのですが、たまに見つかることもありますので、きちんと鑑別した上でそれぞれの治療を行っていきます。

こちらのクリニックは、スタッフの方や医師がとても多いですね。

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日曜日も診察をしていることと、患者さんの増加に伴って医師の数を増やしました。また、うちのスタッフ、特に看護師については数年で辞めるという方がほとんどいないので、自然と増えていったようです。17年や20年勤めている方もいます。受付や事務仕事を引き受けてくれている人もいるので、大所帯でもスムーズにやっていけていますね。女性スタッフが妊娠・出産しても復帰しやすいようなしくみを作ってくれたので、より長く勤めやすくなったかと思います。患者さんにとっても、「いつもの人」がいれば安心できるのではないでしょうか。

耳鳴り・頭痛・めまいの相互関係に注力

現在注力されている、耳鳴り・頭痛・めまいの関係についてお話いただけますか。

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耳鳴りから、頭痛や目がチカチカするといった他の症状が起きることもありますし、逆に片頭痛の予兆として耳鳴りやめまい、肩こりが起きるケースもあります。しかし、脳外科や眼科、整形外科に行ってもよくなることはほとんどありません。これらは目や耳、脳などが相互に影響して起きているので、体のパーツ一つだけを見ていると改善が難しいのです。そのため、なかなか治療が進まず、長期間悩んでいる患者さんも珍しくありません。医師のほうでも、自分の専門範囲のことしか見ていないために、総合的な診察ができていないことが多いようです。

具体的には、どういった治療を行っていくのでしょうか?

ストレッチで体を動かすことと、水分をよく採る・食生活の改善をまず行います。並行して、どんなときに症状が出るのかという記録をつけてもらい、また、耳鳴りのメカニズムを解説したビデオで、どんな仕組みで耳鳴りが起きているのかを理解していただいています。それで良くならない場合は、耳鳴りの場合TRTという治療法を用います。これはカウンセリングなどで、耳鳴りが気にならないようにする方法です。まずはどんな耳鳴りがするのか、いつ頃から悩んでいるのか、今までどんな科でどのように言われたのか、といった細かいお話を聞いていきます。それだけで不安な気持ちが治まって、改善する方もいらっしゃいますね。なかなか効果がないという場合は、小さなノイズを発生させる機械を使って、耳鳴りが気に障らないようにしていきます。補聴器と同じくらいの小さなものですし、ノイズの音も小さいので、日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。

めまいなどの症状が増えてきたのは、どういった原因があるとお考えですか?

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おそらくは、昔からめまいや耳鳴りで悩んでいた方はある程度いたと思います。最近は積極的に病院へ行く患者さんが増えましたし、メディアなどでも取り上げられるようになったため、増えたように見えるのではないでしょうか。他には、女性の社会進出が進んで、女性ホルモンのバランスが崩れている方が増えたということもあると思います。まず片頭痛を起こして、次に耳鳴りなどの症状が起きて……という流れで来院される方が多いですね。「ちょっと疲れているだけだから」「更年期だから」と思い込んだり、悩んでいても「恥ずかしい」と思ってしまってなかなか相談に来られない方もいらっしゃるようなので、実際にはもっと多いかもしれません。

ここでしかできない治療を続けていきたい

患者さんに接する際、先生が最も心がけていらっしゃることはどのようなことでしょうか?

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耳鳴りの治療に限らず、問診の際に患者さんのお話をよく聞くことですね。先程もお話しましたが、他の医院で「気のせいです」というようなことを言われてしまって、余計に気になってしまうということがとても多いんです。しかし、そうやって希望を奪ったままというのは、医療機関として正しくないのではないかと思います。その他、今までにかかったことのある病気や、飲んだことのある薬、アレルギーの有無、ペースメーカー等を使用しているかどうかなど、患者さんの情報をできるだけ集めるように心がけています。先程の耳鳴りの話にしても、患者さんの年齢によっては、老化による難聴の予兆ということもあります。そこをきちんと見定めるためには、やはりしっかりとお話しして、総合的に判断することが大切です。

日々の診察で大変お忙しいと思いますが、趣味やご自身の健康法は何かおありですか?

夜しっかり寝ることと、水をよく飲むこと、適度に運動することですね。毎日ストレッチをしていますし、たまにジムにも行きます。休みの日には家で飼っているミニチュアダックスフントたちと、近所の河川敷まで散歩に行くのが楽しみでもあり、良い気分転換になっていますね。院内にも写真を飾ってあるので、たまに患者さんとの話の種になることもあります。(3匹の犬の写真を載せていただきました)

先生やこの医院の今後の展望についてお聞かせください。

「この医院でしかできない治療」を行っていこうと思っています。ただ病気の診断をしたり、機械的に薬を出すということはしませんし、患者さんのお悩みに共感して、支えになりたいと。検査による診断ももちろん大切にしていますが、「病気」という言葉が「病」と「気」という字を書くように、気持ちのほうも重視した治療を今後も続けていきたいですね。患者さんにも「よく話を聞いてくれる病院」だということでご好評をいただけているようですので。耳鼻咽喉科だからといって、耳・鼻・のどといったパーツだけを診るのではなく、体の悩みを全体的に診られる医院でいたいですね。

最後に、ドクターズ・ファイルの読者へ一言メッセージをお願いします。

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どんな症状でも、一人で悩まないでください。耳鼻科で扱う症状にもいろいろありますが、今は特にふらつきやめまいに力を入れているので、「どこへ行っても良くならない」とか「治らない・気のせいと言われた」という方も、ぜひいらしていただければと思います。じっくりお話をお伺いして、良くなるためのお手伝いをさせていただきます。その他の風邪や中耳炎、睡眠時無呼吸症候群なども、もちろん誠心誠意診察しておりますので、気軽に予約していただければと思います。その中でも頭痛・耳鳴り・めまいでお困りの方は、ぜひいらしていただきたいですね。

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