深沢医院

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深沢琢也院長

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いびきをかかない方法を探す前に
睡眠時無呼吸症候群の検査を!

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保険診療

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自分や家族のいびきに悩み、いびきをかかない方法を探している人も多いだろう。いびきの原因となり得る睡眠時無呼吸症候群は、簡単に言えば睡眠中に呼吸が何回も止まる病気。睡眠の質を低下させるため、いびきや日中の眠気、集中力の低下を招く原因であることはよく知られているところだろう。しかし、それだけでなく、睡眠時無呼吸症候群は高血圧や糖尿病、不整脈、ひいては致死に至る心疾患の根本的な原因となり、睡眠時無呼吸症候群を10年間治療せず放置していた場合、突然死になる可能性も増えるという。「単にいびきや眠気との関係についてだけではなく、放置すると恐ろしい、重大な疾患であることをぜひ知ってほしいです」と深沢院長。具体的な検査方法や治療方法などについて聞いた。(取材日2016年9月9日)

自宅でできる終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)で診断

睡眠時無呼吸症候群はどういった病気ですか。

1 ▲自宅で簡単に検査することができる 睡眠中に気道の閉塞によって何回も呼吸が止まってしまう病気です。睡眠時間1時間あたりの無呼吸および低呼吸状態の平均回数をAHIと呼びますが、AHIが5以上の場合、睡眠時無呼吸症候群と診断とされます。AHIが5~15が軽症、15~30が中等症、30を超えると重症になります。AHI 20以上が、保険診療によるCPAP(シーパップ)治療の対象です。睡眠時に、無呼吸や低呼吸が繰り返されることで体は低酸素状態になりますが、この低酸素状態が実は重大な疾患を引き起こす根本的な原因であることがわかってきました。特に致死に至る心不全につながるそもそもの原因が、睡眠時無呼吸症候群なのです。

いびきと無呼吸症候群とは、何か関連性がありますか。

2 ▲睡眠時無呼吸症候群は重大な疾患につながる病気 いびきをかくからといって、必ずしも睡眠時無呼吸症候群であるということはありません。いびきは、口腔内の形、例えば口蓋垂が長いとか大きいとか、喉の形の異常などが原因です。これらの症状に気道の閉塞が加われば、睡眠時無呼吸症候群になります。しかし、気道の閉塞は起きずに、いびきだけかくという人もいます。体型や気道の形などによって、それはさまざまです。ただ、睡眠時無呼吸症候群の人は、ほとんどの人がいびきをかいていますので、いびきで悩んでいる方も、睡眠時無呼吸症候群を疑って検査を受けてみるのも良いかと思います。

どんな人がなりやすいのでしょうか。

3 ▲睡眠時無呼吸症候群の重大さを認識して治療することが大切 顎の小さい人や首の短い人、太っている人がなりやすいですね。日本人は顔が平たくて顎が小さいという骨格の特徴があるため、もともと睡眠時無呼吸症候群になりやすいといえます。急に太った人、例えば10年間で10kg以上体重が増えた人も要注意です。独身の時は症状はなかったのに、結婚して太ったら睡眠時無呼吸になったと受診される方も多いですね。脂肪はお腹だけなど限定的につくのではなく、体のいたるところに蓄積します。のどのまわりにも脂肪がつくため気道が塞がりやすくなるのです。患者さんの約70%は肥満の人です。また、お酒を飲んだ人や睡眠薬を飲んでいる人も、気道周辺の筋肉が弛緩して気道が閉塞しやすくなります。

こちらではどのような検査を行っているのですか。

4 ▲突然死のリスクを減らすためにもまずは検査を 昼間の眠気などについてエプワース眠気尺度(ESS)問診票に答えていただき、その後問診でいびきや睡眠中の呼吸について、まわりの人から何か言われたことがあるかどうかといったことをお聞きします。無呼吸症候群が疑われる場合、ご自宅で簡易型の睡眠検査機器を使って計測していただいてスクリーニングをします。その結果、AHIが15以上の場合、脳波なども合わせて調べる終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)をします。PSG検査は、従来病院に一泊していただく必要があるのですが、当院では、利便性を考慮して自宅で検査できるシステムを導入しています。この検査でAHIが20以上の場合、鼻CPAP治療をご案内しています。

鼻CPAP治療とはどのような治療ですか。

5 ▲鼻CPAP治療で使うマスク 鼻マスクを装着し、マスクから送り込まれる空気の空気圧によって気道を広げて呼吸を確保する治療法です。睡眠時無呼吸症候群の治療法の中でも、安全性と有効性が確立しています。睡眠の質が良くなるため、日中の活動力や集中力の向上、夜尿症の改善などの効果を得られます。ベッドパートナーの睡眠の質もよくなることも大きな利点です。ただ鼻CPAP治療をしたからといって、完治するということではありません。鼻CPAPはいわばメガネのようなもの。より良い視力を得るためにメガネを装着しますが、鼻CPAPは睡眠時の呼吸を確保するものです。生活習慣を正して肥満を解消することが、本質的な治療といえます。

ドクターからのメッセージ深沢琢也院長

睡眠時無呼吸症候群による低酸素状態が、命にかかわる重大な疾患の根本にあることをぜひ多くの方に知っていただきたいですね。睡眠時無呼吸症候群の治療は、いわば生活の質を落とすことなく長生きするための治療です。なぜ治療が必要か、治療を放置するとどうなるかといったことも詳しく説明しています。また、ご自宅でできる検査方法を採用しており、症状の度合いに即したさまざまな治療法も提案しています。軽い症状の場合は、マウスピースの着装や寝方の工夫だけでも軽減できます。もしも家族やパートナーの方が寝ている間に無呼吸になっていたりしていたら、将来の健康維持のためにもぜひ一度相談に来てください。

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