医療法人社団明香会 カヤマ内科泌尿器科クリニック

医療法人社団明香会 カヤマ内科泌尿器科クリニック

香山 重剛院長

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患者の立場で考え、当たり前のことを当たり前に行う

―ご経歴を拝見しますと外務省医務官としてコロンビアに派遣されていた時期もあるのですね。

はい。開業する以前、2年間在コロンビア日本大使館の医務官として勤務したことがあります。当時は東京大学医学部附属病院の内科に勤務していたのですが、大学病院で研究ばかりしていると視野が狭くなると思ったのです。外国を見たかったですし、少しでも自分の視野が広がればと思い赴任しました。コロンビアで滞在しているうちに、医師は病気を治せばいいというような驕った気持ちがなくなり、患者さんと接する際は同等な立場で考えることが大切なのだと気付かされました。コロンビアでの経験は人間的に成長させてくれたのではないかと思っています。当時の語学力を生かして、ホームページには英語とスペイン語対応のページを作っていますが、それを見て外国人の方もクリニックに来られることもあります。

―こちらの診療方針を改めてお話しください。

上から目線ではなく患者さんと同等に、そして患者さんの立場に立って何事も考えるようにしています。患者さんは早く治したい、何度もクリニックには通院したくないと考えていると思います。ですので、泌尿器科の場合は、1回で、多くても2回で治療を終えるようにしています。患者さんにも待たせることなく、てきぱきと早く治療をしています。患者さんは病気の詳しい知識は持っていませんから、病状や治療方法についてはわかりやすく説明して、納得していただいてから治療をしています。高血圧や糖尿病など内科で定期的に通っている患者さんとは人間関係を作ることが大切ですね。人間関係は単に病気のことを話しているだけでは作れませんので、冗談を言ったりして心をほぐすようにしています。

―ほかに普段心がけていることはどんなことですか。

医師として仕事をきちんとすることです。言い換えれば、当たり前のことを当たり前に行うことです。日本の医療は確立していますし、これまで培ってきた知識や経験を駆使して確実に診断をすることが大切だと思います。ここでは高度な先進医療を行うわけではありませんし、一人ひとりの患者さんに対して、当たり前のことを丁寧に当たり前に行うことが地域ドクターとしての役割だと思います。そしてがんなどの異変を早期に発見し、早期に治療して病気を少しでも長引かせないよう心がけています。

―そのためにも病診連携が大切だと思いますが、どのような体制になっているのでしょうか。

専門的な治療が必要な場合は、千葉県立がんセンター、千葉市立青葉病院、国立病院機構千葉医療センターなどに紹介しています。大きな手術後に、当クリニックで投薬などの管理を行っている患者さんも多いですね。



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