医療法人社団柏陽会 柏木産婦人科

医療法人社団柏陽会 柏木産婦人科

柏木 博之院長

頼れるドクター

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時代に合わせてポジティブ変化。より良い医療のかたち

―先生はなぜ産婦人科の医師を志したのでしょうか?

父が産婦人科の医師であったため、自然とこの道を志しました。父はもともと軍医で、1945年に戦争が終わり、帰ってきてからこの地で開業。当時はこの地域に病院などありませんでしたから、産婦人科といっても、お産ができる総合診療医のようなものでした。具合が悪くて困っている方がいれば、ありとあらゆる症状を治療していたと聞いています。私もそんな父のスタイルを当然のように受け継ぎ、開業当初は内科、小児科、整形外科など垣根なくなんでも診ました。専門の診療科を選ぶときは脳神経外科にも興味がありましたが、いずれ「町のお医者さん」になるのは当初からの目標。それならやはり産婦人科の医師になりたいと思ったのです。

―小さい頃から夢が変わったことはなかったのですか?

不思議と他の職業に就きたいと考えたことはありません。ただ、産婦人科はとてもハードな診療科です。小さいときから24時間、365日、休む暇のない父を見てきました。昔は今のように携帯電話などありませんから、例えば一緒に映画館へ出かけていたとしても、館内放送で呼び出されるんです。兄はそんな父の毎日に良い印象はなかったようで、他の職業を選びました。今思うと、私は物事を深く考えない子どもだったのかもしれません(笑)。正直にいえば、医師になることがあまりに自然すぎて、夢焦がれたという記憶はないんです。でも、今はこの仕事を誇りに思いますし、大きなやりがいを感じています。

―すてきなお言葉ですね。建物や院内もやさしい雰囲気ですが設計にもこだわったのでしょうか?

ありがとうございます。1989年に建てた建物なので新しくはないのですが、患者さんやスタッフの意見を聞き、「女性が過ごしやすい医院」を心がけています。父が開業していたころは、時代が混沌としており、喜んで子どもを産める家族ばかりではありませんでした。そのため、産婦人科といえば目立たずできるだけ隠れた場所にあるのが普通だったんです。でも現代では、妊娠は喜び。医院を建て替えるとき、幸せの象徴のような建物にしたいと考え今の形に落ち着きました。私は物事がポジティブに変わっていくことに抵抗がありません。これからも患者さんやスタッフの声に耳を傾け、より居心地のいい医院へと変化していきたいですね。

記事更新日:2017/05/02


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