医療法人社団和葉会  野村クリニック

医療法人社団和葉会 野村クリニック

野村 和広院長

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まずは続けてみることから始めてほしい

―最近気になる症状などがあれば教えてください。

発達障害の患者さんが増えているように感じますね。当院では13歳未満のお子さんは診察していませんが、大人の方の中でも従来は何かの精神疾患と診断されていた方の中にADHDやアスペルガーなどが混ざっているように思います。原因に関しては学者の中でもさまざまな意見があり、環境汚染やある種の薬が影響を及ぼしているという学説もあるように、決して家庭環境の影響ではありません。ご自身を責めてしまう保護者の方を多く見かけますが、それは間違いです。中には、育て方の問題ではない、とお伝えするだけで涙されるお母さまもいらっしゃるんですよ。そういった方々のためにも、私自身、これからさらに勉強をしていかなくてはいけない分野だと思っています。

―先生ご自身では何か健康管理に気を使われていることはありますか?

どうしても仕事中心の生活になってしまうのですが、クリニックを出たら仕事のことは忘れるようにしています。音楽鑑賞が趣味で、特に映画音楽や室内楽を好んで聞きますが、キレイなものは良いですね。フランスやアメリカのものをよく聞いており、映画自体は見たことがなくても、影にある物語を想像することも楽しみのひとつです。実は、映画が臨床の参考になることもあるんですよ。映画を観ると、日本ではこう考えるけれど、この国ではこう考える、というリフレーミング……フレームを変えて自由自在な物の見方をすることができます。ある先生が言ったことの受け売りをそのままお伝えするのではなく、自分の考えに基づいた心理療法ができればいいな、と考えており、そのヒントになりますね。

―それでは最後にメッセージをお願いします。

まず、人生に無駄な経験はない、ということをお伝えしておきます。今悩んでおられる方も、なるべく早く苦しみからか解放されることを望みますが、その経験も決して無駄にはなりません。そして、若い方に言いたいのは、働くことでも学ぶことでも、まずは細く長く続ける経験をしてみてほしいということ。テレビや学校で「自分の性格や特性を知って職業を選べ」と言われることも多い現代ですが、20歳そこそこでそれができたら天才です。私自身、話すことが苦手なのに精神科の医師を選んでしまい、失敗したな、と思ったこともあります。しかし、5年、10年続けてみないと本当のところはわかりません。継続することで見えてくるものもありますから、ぜひその経験をしてほしいと思います。



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