医療法人至誠会 大久保クリニック

大久保 典義院長、大久保 絵理副院長

20180918 bana

閑静な住宅街の中に溶け込むようにたたずむ「大久保クリニック」は吉川市内において分娩を担う産科クリニックだ。1996年に新築移転した建物は一見クリニックらしからぬ雰囲気。院内もゆったりと贅沢な空間づくりが意識され、待ち合い空間は卵型の池のある美しい中庭を望む、カフェ風のくつろぎ空間が広がっている。大久保典義院長は吉川の地で45年にわたって分娩と真摯に向き合ってきた人物。現在は娘で副院長の大久保(中原)絵理先生とともに、広域から訪れる患者一人ひとりに寄り添い、質が高く優しい医療を届けることをめざして日々奮闘している。そんな互いを尊敬し合う大久保典義院長と大久保(中原)絵理副院長の親子にさまざまな話を聞いた。
(取材日2018年8月20日)

開業45周年。吉川エリアで愛されている産院

―今年は開業45周年。吉川市内の分娩を担う産科クリニックですね。

【大久保院長】患者さんをはじめとする多くの方々に支えられて45周年を迎えることができました。埼玉県では吉川、松伏や越谷、八潮、三郷など、千葉県では野田や流山など周辺エリアからの患者さんが大部分を占めますが、中にはたくさんの施設を見学した末にかなり遠方より来院してくださる方もあり、ありがたく感じています。
【絵理副院長】女性の医師が多いというのも当院の特徴です。常勤の私をはじめ、非常勤の7名の医師のうち6名が女性です。分娩に関しても、計画分娩、無痛分娩、夫立ち合い分娩など、患者さん自身が医師と相談しながら分娩様式を決める時代ですので、正確な知識をお伝えし、それをもとに決めていただけるようにしています。

―開業後、新築移転されていますが、その際にこだわったポイントはどこですか?

【大久保院長】当初は産院を専門的に手がける設計事務所に依頼していたのですが、私がどうも納得できず、私の古くからの友人が建築事務所で設計士をしていたので相談してみたところ、周囲の建物に溶け込むように階数を少なく緑を多くして、また空間を贅沢に使ってはどうかと提案してくれましてね。私もその案を気に入って現在のクリニックの建物になりました。中庭には産院らしく卵型の池を配して、広い待合スペースから緑豊かな空間を望めるようにしました。また私が幼少の頃、故郷の鳥取で大きな地震を経験したことから非常用の自家発電機を設置しておいたんですが、東日本大震災の折には大活躍しました。当クリニックのような規模の施設では、そこまで準備する施設は少ないのですがお産は待ってくれませんし、命をお預かりしていますのでね。

―セキュリティーや衛生管理はいかがですか?

【絵理副院長】大切なお母さんと赤ちゃんをお預かりしていますので、感染対策として医療用の24時間エアークリーナーを導入しています。また基本的に不特定多数が出入りしますから、新生児室には暗証番号を入れないと入れない入退出管理を導入しています。さらに表玄関は夕方からオートロックになっており、夜間は院内から解錠しないと入れないようになっています。特別室はご主人だけは泊まっていただけますがお子さんの宿泊はご遠慮願っています。急変時に迅速に対処できるよう病室は基本的に内鍵がかかりませんので、お子さんに何かあっては大変ですからね。

標榜の診療科目を同じ行政区・駅で探す



Access