医療法人社団 小室医院

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小室 順義院長

頼れるドクター

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さまざまな視点から、産科婦人科領域の向上に努めたい

―印象に残っている患者さんとのエピソードはありますか?

私が手術してから、その患者さんの生涯を通じてお付き合いいただいた方がいらっしゃいます。大学病院時代に婦人科の手術の中でも難易度が高いとされている子宮頸がんの手術を受けられた患者さんです。肥満体型の方で、手術は難しく時間もかかりましたが、無事に終了し、術後のリンパ節の腫れがその患者さんにも起こりましたが、幸いにしてがんが再発することはありませんでした。以降ずっと年賀状など季節ごとに感謝のお手紙をいただいていましたが、やがて認知症になられて施設に入られました。そしてある年突然、ご主人から奥さまが亡くなったという連絡をいただいたのです。認知症で大変だったにもかかわらず、簡単ながらも毎年お手紙をいただき、ずっと連絡いただいた患者さんで忘れることはできません。

―先生ご自身が治療を受けた経験はありますか?

幸い大きな治療を受けたことはないのですが、去年、鼠径部のヘルニアになりました。大人では中高年の男性によくみられ、鼠径部の筋肉を押さえている筋膜が緩んで、そこに腸が入り込んで起こる病気です。私の場合は、ゴルフをしているときに、右の下腹が痛みはじめ、最初は虫垂炎(盲腸)だと思ったのですが、結局鼠経ヘルニアとわかり、手術が必要になりました。近隣に外科の医師をしているいとこがいますので手術を頼んで水曜日の午後から入院して、木曜日に手術、金曜日のお昼に帰ってきました。木曜日は代診の医師が来てくれますので、それを利用して手術し、金曜日の午後から診療しました。さすがに診療中はつらかったのですが、患者さんにご迷惑をかけることはできません。このように自分が治療を受ける側になると、不安もあり、患者さんの気持ちがよくわかるいい機会になりましたね。

―医師会活動に対する想いをお聞かせください。

医師会は、がん検診や乳幼児検診、特定健診など行政から委託を受ける事業もたくさんあり、地域の皆さまの健康生活を受け持つ立場ですから、それらをスムーズに進行できるようにしたいと思っています。私はこの地域の医師会の会長と埼玉県産婦人科医会の会長をしていますので、県全体として産婦人科医療がさらに良い方向に進むよう考えています。今はどの地域も分娩の取り扱い施設が減っていますので、この状況に対応するため、地域周産期、あるいは総合周産期母子医療センターなど、ハイリスクの妊娠・分娩に対応できる大きな施設の整備が必要ですし、赤ちゃんの診察ができる新生児科医師ももっと必要です。また、依然として診察を受けずにお産をする未受診の妊婦さんもいらっしゃいますので、妊婦検診に関しても将来的には全額無料化し、妊娠・出産期から産後にかけて、切れ目のない対応ができれば良いと考えています。



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