医療法人かしわ会 かしわざき産婦人科

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柏崎研院長

夫婦になったらまずは知っておこう
不妊検査のいろは

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「今は仕事が忙しいので、子どもは30代後半になってから」「結婚して2年経っても妊娠しなかったら病院へ」。女性の社会進出に伴い出産年齢が高齢化する一方で、不妊に対する認識は昔のままの人も多い。そんな中、「かしわざき産婦人科」の柏崎祐士副院長は「卵子は老化するため、子どもを持ちたいなら早めに一度検査を受けて」と話す。「もっと早く治療をしておけば」と後悔する人を診てきた経験からだ。不妊治療に長年携わってきた柏崎副院長に、不妊検査について話を聞いた。(取材日2015年10月8日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

不妊は、誰にでも起こりうるのですか。

女性も男性も不妊の原因となり得ます。排卵をしない、卵管が詰まっている、精子が無い、精子の動きが悪いなど、原因はさまざま。子どもが欲しいと思ったら、カップルで不妊原因の有無を検査することをお勧めします。

不妊かどうかの検査を早めに行っておくことは、なぜ大切ですか。

晩婚化および出産年齢の高齢化が背景にあります。例えば体外受精の成功率も、20代後半と30代後半では倍以上違いができてしまいます。女性の場合、卵子は老化します。一日でも早い検査と治療開始が、妊娠への近道とも言えると思います。

どのタイミングで検査を行えばいいですか。

子どもが欲しい時に検査してください。女性の場合、年齢とともに卵子の質の低下や原子卵胞数の減少が起こるため、20代の検査で問題がなくても、いざ出産を考えた30代では状態が変わっていることがあるからです。

検診・治療START!ステップで紹介します

初診

不妊かどうかを調べるためにどんな検査をするのかを説明。体や妊娠の仕組みも、図やモニターを使って説明される。初日はどちらか一人で来院してもよい。女性は生理一周期ほどかけて、一通りの検査を終える。

女性の検査

初診とは別の日に、「超音波による卵胞の観察」「排卵の有無や卵の状態を調べる血液検査」「子宮や卵管の通り具合をみる子宮卵管造影検査」を行う。また、排卵日付近に「精子との相性をみるヒューナーテスト」も行う。

男性の検査

女性と一緒に行うヒューナーテストのほかに、精液検査も行う。院外で精液を採取し、院内で精子の濃度や運動量、精液量などを調べるものだ。精子が少なかったり動きが悪かったりする場合は、泌尿器科で別途検査する。

治療開始 

不妊症と診断されれば、タイミング療法、人工授精、体外受精などの治療を受ける。人工授精を5回やって妊娠しない場合は次のステップとして、体外受精に移ることを提案しているという。ただし体外受精前に手術による追加の精密検査(4泊5日)を受けることもあるそうだ。

治療中のカウンセリング

治療を進めてもなかなか妊娠せず、ストレスやプレッシャーを感じているカップルには、カウンセラーが相談に乗る。また、体外受精や手術の前にも、リスクや費用、治療期間などについてカウンセリングする。

料金の目安

検査に関しては基本的に保険診療。入院費1泊1万円~、体外受精40万円~、人工授精2万円~

ドクターからのメッセージ

柏崎 祐士副院長

日本ではまだまだ「結婚したカップルは妊娠して当たり前」という風潮があるように感じます。そんな風当りを受け、精神的に参ってしまう患者さんを数多く診てきました。男性も女性も不妊かどうかの検査を早めに受ければ、少しでも若いうちに治療を開始できます。特に女性は、卵子の老化や原子卵胞の減少が避けられませんから年齢は大きな鍵。検査を受けておいて損はないと思います。子どもを望む方は、まず検査をしてみてください。

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