社会医療法人 協和会  加納総合病院

社会医療法人 協和会 加納総合病院

加納 繁照理事長

頼れるドクター

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大阪市北区の二次救急医療機関として365日24時間体制で、入院や手術が必要な患者の受け入れを行っている「加納総合病院」。病期に応じてオールラウンドに治療を行う、ケアミックス型病院である点が大きな特徴だ。地域に密着した医療を追求し続ける加納繁照理事長は、「日本医療法人協会」の会長も務めている。「社会医療法人」の提案から制定まで幹事として関り、災害時の医療支援チームを発足させた人物。そんな加納理事長に、わが国が抱える医療問題や医療のあるべき姿について聞いた。
(取材日2017年12月4日)

365日24時間の救急医療体制で地域を守っていく

―貴院の特徴は何ですか?

急性期から、リハビリテーションを行う回復期、病気と長期的に向き合う慢性期まで、病期に応じた医療を提供するケアミックス型の病院であることが大きな特徴です。機能ごとに分担したほうが効率的だという意見もありますが、救急車で病院に搬送された後で症状が安定したら転院を勧められるというのは、患者さんにしてみたら迷惑な話だと思います。1度入院したら退院まで回復を見届けてもらえて、退院後も自宅で主治医にかかれることが、病院本来のあり方だと私は考えています。ケアミックス型であっても、それぞれの機能を劣らさせず、逆に地域との密着性を生かしていけるよう取り組んでいます。

―二次救急医療機関としての役割をお聞かせください。

365日24時間体制で、年間6000件を超える救急患者の受け入れを行っています。救急医療の重要性を再認識させられたのは、1975年にこの近辺で起きた「天六ガス爆発事故」です。地下鉄工事現場で79名の死者を出した悲惨な事故で、現場に近かった当院では多数の救急患者を受け入れ、先代院長を中心に全職員が必死で救護活動にあたりました。災害や救急に対する意識の高まりはその経験が礎となっていて、先端の医療技術と設備、緊急対応できるドクターを備え、専門的な救急医療を提供できるよう体制を整えてきました。脳卒中の画期的な治療法である「t-PA治療(血栓溶解療法)」は、日本での使用が認められた直後から積極的に行っています。発症から4時間半以内に投与することで後遺症の程度を軽減でき、さらにカテーテルを用いた血管内治療を行うことで、患者さんの助かる確率が向上し、社会復帰できる可能性も高くなりました。

―災害時の医療支援チームの結成に尽力されたそうですね。

阪神淡路大震災の時も東日本大震災の時も、被災地に入り医療支援にあたりましたが、拠点となる公的病院には人や物資が集まるのに、民間病院は置き去りにされているのが実情でした。自分たちも被災しながら、崩れそうな建物の中で懸命に診療する民間病院の職員を見て、当時、全日本病院協会で「全日本病院医療支援班」という災害時の医療支援チームを創設しました。迅速に医療支援を行うには、人、医薬品、救急車の手配だけでは足りず、被災状況の確認、情報の集約、患者さんの病院間搬送、避難所への巡回診療など、全体を把握して指揮するコントロールセンターの役目が重要になってきます。震度5強以上の地震が起きたら、統括責任者である私に連絡が入ることになっており、熊本地震の際は現地に駆けつけ、災害医療活動の指揮にあたりました。

記事更新日:2018/01/10

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