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医療法人済美会 石川クリニック

加藤 順子 院長

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地下鉄桜通線・桜本町駅を出てすぐに看板が見えるほどの場所にある「石川クリニック」。名鉄線・桜駅からも歩いて5分ほどと、アクセス抜群だ。1969年から地域に親しまれてきた石川病院は、前院長の娘である加藤順子先生に引き継がれた8年前に、この石川クリニックとして再スタートを切った。加藤院長は産婦人科の医師として大学病院に長く勤務してきたキャリアの持ち主であり、石川クリニックも婦人科に主軸を置いている。インタビューを通して、どこかおっとりとしたやわらかな印象を持つ加藤院長にならば、人に言えない悩みや不安を抱える女性でも安心して口にできそうだと感じた。
(取材日2017年5月29日)

生命の尊さを強く感じながら過ごした大学病院時代

―お父さまが院長をされていた病院をリニューアルして開業。医師をめざしたのもお父さまの影響が強いですか?

父も母も医師ですし、父方の祖父や伯父・伯母も医師と、物心ついたときから周りが医者ばかりという環境でしたので、いつ具体的に医師をめざそうかと思ったかという記憶が曖昧なんです。小学校の卒業文集に「お医者さんになりたい」と書いた覚えはあるのですが……。大学の医学部のこともよく知らず、ほかの学部は4年で卒業できるのに、「医学部は6年だなんて、何をやるのかしら?」と思っていたぐらいでした。実際に入学してからは、基礎を幅広く学んだ上で臨床を積み重ねる日々。「とても6年では足りない」と思い直しました(笑)。

―産婦人科を専門にされた理由はありますか?

産科でお産に携われるということです。ほかの診療科でも元気になった患者さんの姿を見ることはうれしいことですが、産科では赤ちゃんという新しい命の誕生に関われます。赤ちゃんを抱いたお母さんとご家族が、笑顔で病院を後にする。そんな姿をたくさん見られることはうれしいことだと思い、産科に興味を持ちました。退院から1ヵ月後には、1ヵ月健診で元気なお母さんと少し成長した赤ちゃんに再会できます。ただ、実際に現場に携わってみると、お産は決して安全なものではない、ということがわかりました。「大きな思い違いをしていたな」と。元気に赤ちゃんが生まれてくれて、お母さんと一緒におうちに帰れることは決して当たり前ではないということを実感しましたし、命の誕生という場に立ち合えるうれしさだけでなく、怖さや責任の重さを強く感じるようになりました。

―大学病院の産婦人科に勤務していたときは、印象的な出来事も多かったでしょうね。

必ずしも幸せな経験ばかりではないんですね。胎児が大きく成長しているのにお母さんに進行性の子宮頸がんが見つかって、赤ちゃんを諦めざるを得なかった方もいました。「お母さんあっての赤ちゃんだから」と私も頭では理解してはいるのですが……。そういった経験については、今も適切な言い回しが見つかりません。だからこそ、赤ちゃんもお母さんも元気に退院できることがどれほど素晴らしいことかと思えるんです。もちろん、うれしい経験もたくさんしました。たまたま友人の出産が私の勤務と重なり、友人の赤ちゃんをとり上げたこともあります。生まれたての赤ちゃんを見た友人の第一声は「うわっ、かわいくない!」でした(笑)。皆さん「かわいい」と言って涙するというのに、あんなセリフを言ったのは後にも先にも彼女だけ。今でも彼女と会うたびに笑い話にしますし、彼女の子どもが元気に育っているのを見るたびに、安心とうれしさが込み上げてきます。



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