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林 隆 理事長の独自取材記事

恵愛病院

(富士見市/みずほ台駅)

最終更新日:2020/04/01

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前身となる「つるせ産婦人科」時代から約半世紀近く、この地の妊娠・出産・子育てを見守ってきた「恵愛病院」。思わずホテルと間違えてしまいそうな病院の建物、産婦人科の待合室ではピアノの生演奏も流れ、全室個室の病室、富士山を望む患者専用ダイニングで楽しめるホテルなどで修行したシェフによる食事、常に手入れされているガーデンや中庭など、リラックスしながら出産に望める体制が整う。また、併設の小児科とは入口を別に設け、小児科待合には特注の電車のジオラマも。出産したら終わりではない、妊娠・出産から子育てまで切れ目のない支援をモットーとする恵愛病院は、地域の妊婦が安心して快適に出産ができる場所として、厚い信頼が寄せられている病院だ。
(取材日2017年8月10日)

半世紀近く地域の出産や子育てを支える存在

この地で50年近い歴史があるとうかがいました。

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おかげさまで父の代に開院した「つるせ産婦人科」に始まった「恵愛病院」は、もう少しで半世紀になります。開院した頃は産婦人科の医師が1人でもやっていけましたが、現在は1人の医師や単独の施設で周産期医療を完結することは難しくなっています。ですから当院では約20人以上の医師がおります。また急性期医療であり救急医療の側面もあるのが出産ですから、新生児に高度な医療が施せるような高度医療施設との連携も不可欠と考えています。私は医療の安全はどんなに追求しても、しすぎることはないと思っています。早めの対応を心がけ、少しでも何かが疑われれば迅速に紹介する体制を整えています。幸いにも近隣地区には大学病院なども多く恵まれています。お産の際にはご希望があれば24時間対応で無痛分娩も可能です。

不妊治療施設から妊娠中ケア、4D検査の外来もありますね。

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近年不妊に悩む方は多くなっています。不妊治療はどうしても通院が頻回になりますので、利便性を考えて2018年に「恵愛生殖医療医院」を和光市駅前にリニューアルオープンいたしました。こちらでは体外受精を含む高度生殖医療を提供しております。また、妊娠中は医師による健診はもちろん、医師に相談しづらいことでもなんでも相談できる助産師が対応する外来、4D超音波を使った出生前の健診なども行っています。この4D超音波による検診では胎児が動く姿も見ることができ、先天性の疾患などを発見することができますので、出生前に高度医療を行える医療機関に引き継ぐことができます。当院では母親学級などの各種イベントも盛んですが、祖父母学級も始めました。医学の進歩などにより子育てに関する常識も大きく変わりましたので、お母さん方をサポートしてくれる心強い存在の祖父母の方々にもお知らせしておく必要があると思うのです。

専属シェフや全室個室など、快適入院ライフも人気ですね。

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お母さん方は出産し自宅に帰ると子育てに24時間365日奮闘しなくてはなりません。せめて入院中ぐらいはリラックスして過ごしていただけるようにと考えて、医療の安全性は最優先ですがホテルのような快適な空間もご提供したいと思っています。出産は極めてプライベートなことですし、ご家族だけで過ごしたい時もあるでしょうから、当院は全室個室です。多くの方が楽しみにされる食事は、海外のホテルなどで修行したシェフが腕をふるい、お祝いのお食事はご家族の分もご用意できます。マッサージやエステなども受けられますし、病院からのプレゼントは実用的なものを厳選してお渡ししています。大変な子育てを支援するためにも、楽しく充実したマタニティライフを送っていただけるよう整えています。

妊婦のメンタルケアや産後ケアについてお聞かせください。

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妊娠出産を総合的にバックアップする一環で、妊婦さんのメンタルケアにも積極的に取り組もうと考えています。妊婦健診の段階でいち早く対処することで、産後うつや育児放棄、虐待の芽を摘むことができます。妊婦さんの中には10代の方もいますし、精神疾患のある方もいらっしゃいます。必要に応じて自治体と連携して保健師さんに訪問をお願いしたりしています。2年に1度になりますが同窓セミナーを開催しています。去年は都内のホテルで行いました。お子さんはご家族に預けていただいて、育児に追われる日々のリフレッシュの機会にしていただければと思っています。もちろん、出産においても小児科が充実しておりますので、生まれた瞬間にお子さんに問題がある場合も、すぐに小児科医師が立ち会えます。出産から子育てまで、トータルにサポートできる体制づくりを心がけています。

院長のお考えや今後の展望はいかがでしょうか?

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出産というのは母親が命をかけて新しい生命を生み出すとても尊いことです。ですから私は常に敬意を持って妊婦さんに接するようにしています。妊婦さんによって理想とする出産の形は違うでしょう。病院としても尊重しながらできる限り対応したいですね。スタッフにも「患者さんにとって良いことかどうか」を意識してほしいと話しています、出産の経過中は刻一刻と状況が変化し、予測が難しいことも多いものです。緊急で医療介入が必用な時もありますから、そのような事情も母親学級や健診の時にお話しています。今後はスタッフの拡充を図り、より一層快適なお産を当院でしていただいて、引き続き子育てまで途切れのないサポートをしていきたいと思っています。

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