防衛医科大学校病院

長谷 和生病院長

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高度治療・緊急対応・感染症対策の地域中核施設に

―病院勤務のドクターはどのような方々なのでしょうか?

常勤医師は約200名います。これに防衛医科大学校卒業後に研修を受けている自衛隊医官(初期研修医約80名と後期研修医約130名)がいます。防衛医科大学校に入学してくる学生たちの多くは東日本大震災や先の熊本地震のような災害時に救命医療を担いたい、あるいはPKOなどの国際貢献で海外の任地で住民や自衛官の健康をサポートしたいという理念で入学してきます。いわばソーシャルな意識の高い人材ですが、彼らを育てるのが防衛医科大学校の役割です。そして、当院はその附属病院として、自衛隊医官に臨床経験を積ませて医療の各専門分野で活躍する人材を育て、そのことで自衛隊医療や地域医療をはじめとする日本全体の医療を底上げすることにつながればという個人的な想いですね。実際に大きな地震などの被災地においては、病院が輩出した医官たちの働きはニュースで報道されている通り、皆素晴らしいスタッフですよ。

―エリアにおける貴院の役割は?

医学教育機関としての大学病院として自衛隊医官を養成するための防衛省唯一の医育機関として、自衛隊病院と連携を取りながら、人材の育成や医療研究を行っています。地域の病院としては、急性期の医療に対応し、また高度医療を提供する病院としてすでに地元の皆さまからご支持をいただいている病院です。ただ救急医療においても、個人的にはER化をより進めて、入院後の緊急手術、ICU、CCU、HCUの機能をもっと強化したいと考えています。それは地域医療に貢献することでもありますし、自衛隊医官の救急医療能力向上をサポートすることにもなりますので。

―7対1の看護体制になれば、より地域にもより喜ばれる病院となりますね。

ええ、他の国立大学病院と同じように、7対1看護体制に移行したいと考えています。しかしそれを実現するためには、看護師及びコメディカル・スタッフについて、今後将来構想をきちんと定めて、計画的に態勢を整備していきたいと考えています。



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