医療法人 武蔵野総合病院

海津 啓之院長

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開院から半世紀以上にわたって、地域の健康を支える病院として住民から頼りにされているのが「武蔵野総合病院」。外科や内科、脳神経外科、整形外科などの二次救急に対処する体制を整えながら、患者の早期在宅復帰をめざすためのリハビリテーションや、近隣、あるいは同院で急性期の治療を受けた患者などのかかりつけ医、地域で在宅療養をしている患者を支援する地域包括ケア病棟なども設けている。そんな同院に20年以上、医師として勤務し、昨年からは院長も務めているのが海津啓之先生だ。脳神経外科を専門とする海津院長は、救急で運ばれてくることが多い多いくも膜下出血をはじめとする脳血管障害の治療に力を入れる傍ら、院長として「個人的にも病院全体としても、地域のためにできる限りのことをしたい」と話す。そんな海津院長に、同院の特徴や今後の展望などを聞いた。
(取材日2018年7月26日)

脳神経外科を中心に地域に必要な医療を

―こちらは、どのような病院ですか?

当院は、1967年に外科病院として開院したのが始まりです。その後、地域の医療ニーズに応える形で脳神経外科や整形外科が加わり、いわゆる二次救急にしっかりと対応できる病院として運営されてきました。現在は、それらに加えて内科やリハビリテーション科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科などの診療科に一般急性期病棟と地域包括ケア病棟を備え、地域に密着した医療を展開しています。この辺りは、働き盛り世代というよりは、近くに畑もあって古くから住む高齢者が多いですから、内科や整形外科も重要ですし、いろいろな診療科がありますから、クリニックがたくさん入っている病院という感じで、かかりつけ医のような役割を担っている部分もあります。また、MRIやマルチスライスCTといった検査設備もありますので、人間ドックや健康診断はもちろん、近隣のクリニックからの依頼による、画像診断や血液検査なども引き受けています。

―力を入れていることは、何ですか?

一つは、私の専門でもある脳神経外科です。その中でも圧倒的に症例数の多い脳梗塞や脳出血など脳血管障害の治療には、力を入れています。そのような患者さんのほとんどは救急車で搬送されてきますが、当院には救急室がありますので適切な初期治療が可能ですし、放射線技師も24時間体制を敷いていますので、いつでもCTやMRIなどの検査を迅速に行うことも可能です。そして診断の結果、くも膜下出血や重症の外傷などには手術による治療を、脳梗塞については抗血栓治療などを行っています。発症からあまり時間のたっていない脳梗塞の患者さんは、より適切な治療が受けられる近隣の大学病院などへ紹介することもありますが、たいていの場合は当院でも対処ができています。当院に搬送されてから1時間以内には、必要な検査の結果が出て治療方針を決定できるなど、大学病院などと比べると小回りが効くことが、この規模の病院の良いところだと思っています。



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