獨協医科大学埼玉医療センター

兵頭 明夫院長

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東武線新越谷駅・JR線南越谷駅のどちらからも徒歩約3分の好立地に建つ「獨協医科大学越谷病院」は、723床を持つ県下有数の大規模病院だ。23の診療科目とリプロダクション(不妊治療)などの数々の専門施設を併せ持ち、地域との密な連携体制の下に、救急治療のほか高度先進医療にも注力。2017年には新棟も完成予定で、ますます埼玉県東部地域の基幹病院としての期待が高まっている。院長で、同時に日本脳神経血管内治療学会の理事長・同院脳神経外科の主任教授も務める兵頭明夫先生に、同院の現在とこれからのビジョンについて話を聞いてきた。(取材日2016年9月8日)

患者の負担を軽減する高度先進医療に注力

―こちらは、松原団地の獨協大学とも関連があるのですか?

ええ、ありますよ。当院の所属する獨協医科大学自体は栃木県の壬生町という場所にあるんですが、獨協大学とは姉妹校のような関係です。越谷病院の開院は1984年。当時は237床でしたが、周辺エリアの人口増加にも後押しされ、今は723床まで大きくなりました。来年秋に新棟が完成すれば、1~2年後には200増床して923床となる予定です。埼玉県は人口約700万人ですが、横に長く、さいたま市の中心部と西部、東部はそれぞれ別地域。このうち東部は、各市立病院はあっても大きな病院はほぼうちのみという状況なので、この越谷・春日部・草加・三郷・松伏・八潮という東部全域に東武鉄道やJRの両鉄道沿線沿いを合わせた、人口約180~200万人のバックグラウンドがあるということを念頭に、地域医療への貢献を基本として診療にあたっています。具体的には、高度先進医療に積極的に取り組むほか、地域連携や救急医療にも力を入れています。

―こちらの病院での大きな特徴は、どのようなものがあるのでしょう?

大学病院としては珍しいものでは、不妊治療を専門に行う部門があり、泌尿器科と産婦人科の医師が共同して治療を行っています。男性不妊と女性不妊両方に対応しており、こちらは自費診療です。外科・内科分野では、血管内治療に代表される「低侵襲治療」ですね。これは、例えば脳神経外科なら、血管内に細い管を入れる方法により頭を切らずに血栓の除去や脳動脈瘤の破裂を防止する脳血管内治療、循環器血管外科なら開胸手術なしに人工血管を挿入する「ステントグラフト」や新しい心臓の弁の治療法「TAVI」などで、体を大きく切らずに済む分、患者さんにかかる負担を減らせるのが特徴です。今建設中の新棟には、このような低侵襲治療に重要な放射線透視装置と従来の手術室の機能を兼ね備えた「ハイブリッド手術室」2室を設ける予定で、環境面からもハイテクノロジーを利用した低侵襲治療をどんどん行える体制を整えています。

―低侵襲治療について、もう少し詳しく教えてください。

体にとって害があることを医学用語で「侵襲」と言いますが、低侵襲治療とは、これをできる限り少なくする治療のことです。私の専門の脳神経外科なら、例えば動脈が風船のように膨らんだ「動脈瘤」は、従来は頭を切って瘤の根本を直にクリップでとめるのが一般的な治療法でした。しかしここ15~20年で、開頭手術の代わりに血管の中から細い管を入れて動脈瘤内にプラチナ製のコイルを詰める方法やステントを使う方法「血管内治療」が主流となり、より低侵襲な治療として、今や脳神経外科治療の約3分の1以上を占めています。細い管を血管内に入れられる実力のある医師なら誰でもでき、若い医師もどんどんやっていますし、間違いなくこれから伸びる分野の一つだと思います。

記事更新日:2017/11/10

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