藤沢市民病院

仲野 明病院長

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優しい笑顔と気さくな人柄、楽しい語り口がトレードマークの「藤沢市民病院」仲野明病院長。医師としては、黎明期から腹腔鏡下手術を手がけてきた消化器外科の専門家。横浜市立大学病院を経て、1997年に藤沢市民病院に外科部長として赴任し、副院長、2006年にできた救命救急センター長などを歴任。2015年4月により病院長となり、高齢化や厳しい医療財政など課題の山積する病院運営を担う。整備計画の只中で病院長に就任し、病院機能を続けながらの引っ越しという、大きなミッションを乗り越えた。「市民の皆さんにとっても、働く職員にとってもよい病院にしたい」と、医療の充実や地域連携に積極的に取り組む姿勢が印象的な仲野病院長に、藤沢市民病院のめざす医療の姿ついて聞いた。
(取材日2016年9月30日)

多くの市民に信頼される市民病院を病院長として支える

―まず、藤沢市民病院の概略を教えてください。

当院は、1971年に藤沢市の公的な病院として開設されて以来、地域基幹病院として業務を行ってきました。病院機能としては、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、救命救急センター、災害拠点病院などの役割を担うとともに、臨床研修医指定病院、各種学会専門医の指導認定施設になっています。医療職の教育を充実させ、医療の質を担保することも当院の貴重な使命です。患者さんの9割は藤沢市民の方で、全国的にもかなり早い段階で24時間体制の小児救急センターを開設したこともあり、藤沢市の子どもたちの7割は当院を受診しています。また地域連携として、藤沢市医師会役員が非常勤副院長として、毎週幹部ミーティングに参加するなど医師会との連携体制を整えています。

―現在、整備計画の工事中なんですね。

当院は、1989年に現在の西館を、2006年に救命救急センター棟を増築しました。その後、東日本大震災で、開院当初に建てた東館が少し損傷したため、整備計画を立てて、まず東館を建て替えました。新東館への引っ越し、西館の改築が終わり、これから中間棟や全体的な整備を行い、2018年の春ごろには全体整備が終了する予定です。バス停がエントランスに近くなり、雨の日でも傘をささずに院内に出入りしていただけるようになるんですよ。引っ越しは病院長として、いちばん大きな仕事でしたね。診療しながら、救急を受け入れながらという病院機能を維持したままでの引っ越しですから大変でした。滞りなく終わった時にはホッとしましたね。

―病院としての診療方針を教えてください。

市民の皆さんに「いざというときには、あの病院にかかりたい」と思っていただける質の高い医療を提供する、安心できる病院であることに尽きると考えています。そして、働く職員にとっても、楽しいとまではいかなくても、働きやすく学びやすい環境で、お互いの疎通がいい病院にしたいと思っています。職員もやりがいがあって充実感を感じられる環境でこそ、患者さんにもよりよい医療が提供できると思うのです。また病院は一種の複合体なので、お互いの結束力を高めることも必要です。そのためには「明るく挨拶が基本」といつもみんなに伝えています(笑)。

―院長として心がけられていることは?

院長としての大きな責任は、病院が存続できるように経営していくことです。儲け主義ではありませんが、ある程度採算のとれる医療をめざさなくてはなりません。そのために、私も経営学や経済学などを勉強しました。医学部では勉強しなかったことばかりでしたが、意外と面白かったですね。職員にも、患者さんを大切にすることは当然として、経営戦略を練り、常に費用対効果も考えながら医療に取り組んでほしいと伝えています。

記事更新日:2016/12/05

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