医療法人社団はなまる会 烏山はなクリニック

医療法人社団はなまる会 烏山はなクリニック

増井 一夫院長

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京王線千歳烏山駅より徒歩6分、在宅療養支援診療所として地域医療に貢献する「千歳台はなクリニック」の系列医院として2014年4月に開業した「烏山はなクリニック」。呼吸器を中心に一般内科からアレルギー科までを幅広く対応する、完全バリアフリーのクリニックだ。隣にはサービス付き高齢者住宅があり、内科外来と訪問診療を並行して展開。院長の増井一夫先生は呼吸器を専門とし、豊富な知識と技術、多様な臨床経験を生かして地域医療への貢献に取り組んできた。穏やかで誠実な人柄は患者や家族からの信頼も厚いという。「一人ひとりと向き合って自分のできる限りの診療をしたい」という思いで日々の往診に向かう増井院長に、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2015年9月25日)

サービス付き高齢者住宅の診療所として地域に貢献を

―クリニック開設までの経緯をお聞かせください。

私が所属する医療法人はなまる会において、東京都が実施していた東京都医療・介護連携型サービス付き高齢者向け住宅モデル事業へ取り組んだことがきっかけです。これは医療や介護が必要になっても安心して住み続けられる高齢者向け住宅の充実を図るもの。千歳鳥山にもサービス付き高齢者住宅の開設が決まり、われわれもタイアップする診療所として地域医療に貢献するべく、内科外来と訪問診療を展開することになりました。内科やアレルギー科、眼科など幅広い診療科目がある本院の「千歳台はなクリニック」とも距離が近く、密に連携を取っています。

―もともとは千歳台の本院で診療にあたっていたとか。

杏林大学医学部卒業後、同第二外科学教室に入局し、その後、公立昭和病院や長岡中央綜合病院、神奈川県立がんセンターなどに勤務。長岡中央綜合病院では呼吸器外科の医長も務めました。そして縁あってはなまる会の千歳台はなクリニックで週1回、勤務するようになり、2012年の9月から常勤医として診療にあたっていました。初めは一般外科で呼吸器と消化器を専門にしていたのですが、臓器別の専門分野に分かれて診療する流れの中で、呼吸器外科を専門に扱うようになりました。医局で得た知識や技術と今までの臨床経験が生かせて、応用の利く分野だと思ったからです。当クリニックに院長として就任したのは2014年。お話をいただいた当初は不安もありましたが、頼りがいのあるスタッフに囲まれ、無事に今日まで過ごせています。訪問診療では、患者さん本人はもちろん、ご家族の方々も気軽に相談してくれることがうれしいですね。

―はなクリニックの訪問診療の特徴は何ですか?

現在約900人の患者さんを受け持っています。往診後に他の医師と診療内容の相互チェックを行い、朝のミーティングで情報を共有して今後の対応を相談しています。一人で診ていると偏った見方になってしまうこともありますが、当クリニックにはドクターがたくさんいるので、バランスの取れた診療が行えます。実際に診るのは一人の医師でも、複数のスタッフがいてしっかりと患者さんを支えています。また、最初は外来で通院されていた方が、さまざまな理由で通院が難しくなった場合に往診に切り替えたりと、柔軟な対応ができるのでご家族からも喜ばれています。さらに、本院の烏山院にはレントゲン、心電図、心電計、超音波エコーなどをそろえていますので、必要に応じて本院へ送迎を行い、当日中に撮影して結果をすぐにお伝えできます。一般的に診察直後のCT撮影は難しい場合が多いですので、その点は患者さんにとって十分なメリットになると考えています。



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