長津田アオバ矯正歯科

長津田アオバ矯正歯科

深田 健二院長
頼れるドクター掲載中

40613

気道や扁桃、筋肉などのバランスに働きかけ、整える

―根本的な解決のためのアプローチというのは、どのような治療法ですか?

固定式の上顎拡大装置をよく用います。普通、混合歯列期などでよく使われる装置は取り外しのできる歯列拡大装置(床矯正装置)が多いです。ですが、これだと上顎歯列の幅は広がるので歯並びは整いますが肝心の上顎の天井部分は狭いままです。固定式であれば、上顎歯列の幅と天井部分が拡大されますので天井裏の鼻腔も広がります。その結果、早ければ1~2週間で鼻の通りが良くなり、口腔内のスペース自体が広がりますので、舌の機能を改善しやすい環境が整いやすいんですね。固定式の拡大装置があまり使われないのは手間がかかると思われているからかもしれません。また、矯正歯科医は使い慣れた装置を使いたがるものです。ただ、私としては根本原因にアプローチでき、それによる呼吸や姿勢、健康への良い影響を考えると、固定式を使うメリットのほうがはるかに勝ると思うのです。実際、結果を考えると患者さんにも大変喜んでいただけていると自負しています。

―根本的に解決できていないと、また歯並びは崩れてきますか?

最初の不正咬合の状態にもよりますが、矯正しても歯は元の位置に戻ろうとするものです。例えば、歯の生え方がねじれていた場合ですと、歯周靭帯がそのねじれを覚えているので、引き戻す力がどうしてもかかります。歯列のアーチというのは唇と舌、頬という軟組織、つまり柔らかいソフトティッシュという筋肉に囲まれているわけですが、それらがバランスよく機能していれば問題ありません。ですが、人によってそれぞれの厚さや強さが異なるので、形だけ新しい歯並びに整えても、筋肉のバランスが整っていないと後戻りの原因になるのです。

―後戻りを防ぐには、どうすればよいでしょう?

歯を動かす治療が終了するとリテーナーという保定装置を付けていただきます。まずは指示通りにリテーナーを装着していただくことが大切です。また治療中に口腔周りの筋肉のバランスを正していく、MFTという筋機能療法を行うこともあります。この療法は筋トレのようなものですが、固定式上顎拡大装置を用いれば鼻呼吸の習慣が得られやすいですのでMFTが行いやすい口内環境が整ってきます。しかし口呼吸の習慣のままですとMFTで舌を挙上や唇のトレーニングはやりづらいのではないでしょうか。この固定式装置での矯正治療の適用は、小学校2年生くらいから思春期まで、20歳頃まではできるかもしれません。成長期を終えて、上顎骨の中央にある正中口蓋縫合という継ぎ目がくっついてしまう前までに行える治療なのです。大人になってからの矯正では、この根本へのアタックはできないので、その意味でも早めの治療をお勧めしたいですね。



Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
ドクターズ・ファイルをご活用いただく皆様へ
使い分けよう!「総合病院」と「クリニック」
Promotion landing
外出先でもドクターズ・ファイル
Qr doctor

ドクターズ・ファイルの情報をスマートフォン・携帯からチェック!スマートフォン版では、GPS位置情報を利用した最寄りの病院探しができます。

書籍「頼れるドクター」のご案内

ドクターズ・ファイル特別編集ムック「頼れるドクター」を一覧で紹介します。 →全ラインアップを見る

Shinnaka after
Yokohama after
Syonan after
関連コンテンツ
採用情報『ドクターズ・ファイル』では編集部スタッフを募集しております。 詳細