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静脈内鎮静法とマイクロスコープを用いた
負担を抑えた根管治療

双葉デンタルクリニック

(横浜市金沢区/能見台駅)

最終更新日:2021/10/18

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自分の歯を残す最終手段ともいわれる根管治療。進行した虫歯などにより神経まで達した感染源や炎症によって生じた血管の破裂を、根管から取り除き、根管内を洗浄・消毒し、薬剤を詰めて修復する治療のことで、歯内療法とも呼ばれる。こうした治療のエキスパートである「双葉デンタルクリニック」の井島喜弘院長は、「最近は虫歯以外に歯のひび割れ(クラック)など、従来と異なる原因で根管治療を受ける患者さんが増えています」という。このため同院では、患者の状態を丁寧に診断し、精度の高い治療を行うためにマイクロスコープを常時活用。さらに患者が痛みやストレスを極力感じないで治療を受けられるよう静脈内鎮静法という選択肢も用意。そうした治療を受けるメリットについて詳しく話を聞いた。

(取材日2019年3月19日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qどんな原因で根管治療が必要になりますか?
A

これまでは歯の外側から虫歯が進行し、内部の神経(歯髄)や血管にダメージを与えるケースがほとんどでしたが、最近では歯周病で歯の根の部分に細菌が感染するケース、クラックと言って歯のひび割れが根元まで達し痛みが消えないケースなどで根管治療を行うことも増えています。特にクラックはストレスによる無意識下の食いしばりや硬いものが好きな方の過度な咀嚼などで見られ、持続的な鈍い痛みが数日続き、急な激痛が生じることが特徴です。しかし、通常のエックス線検査だけでクラックを見つけることは困難なため、当院では必要に応じてCT検査とマイクロスコープを併用し、診断の精度をあげてから、根管治療を行います。

Qマイクロスコープを使うとどんなメリットがありますか?
A

マイクロスコープは患部を数十倍に拡大して、精密な検査・治療を行うための器具で、小さな亀裂の有無なども確認できます。さらに数ミクロン単位で歯を削ったり形を整えたりするのにも役立ち、最小限の削り方で治療を行えます。また、インプラント治療では最小限の切開と埋入、口腔外科領域では病巣の摘出などに用いられ、緻密で繊細な治療が可能となり、手指の感覚に頼らざるを得なかった根管治療から、より精度の高い治療が可能になりました。ただ慣れないと扱いが難しく、当院ではマイクロスコープの使用経験が豊富な私が担当するほか、歯内療法の専門家も勤務しているため、常に精度の高い治療が提供できるように設備と知識を整えています。

Q静脈内鎮静法を使った治療とはどんなものですか?
A

静脈内鎮静法は過度な緊張や歯科恐怖症のある患者さんに非常に有用な麻酔で、静脈から鎮静剤をゆっくり注入し、痛みや不安を感じにくくする麻酔法で、痛みや恐怖心を抑えることに優れ、リラックスした状態で治療を受けていただけるようになることが見込めます。全身麻酔に分類されるため血圧・脈拍測定の全身管理モニターで患者さんの身体状況をモニタリングし、麻酔専門の医師が鎮静法を行うなど、安全性に徹底的に配慮した環境で鎮静法を行っています。痛みに対する恐怖心がある方や、嘔吐反射の強い方には、この麻酔方法を併用することで、治療や処置に対する不安の解消が期待できるでしょう。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診の後、必要ならエックス線などの画像検査を行う

問診などを通じて根管治療の必要性も考えられる場合は、患者と相談の上で、通常のエックス線検査に加え、口腔内を立体的に画像診断ができるCT検査も行う。特に歯のひび割れは平面的なエックス線画像だけでは診断が確定できないため、CTは必須の検査となるそうだ。

2画像診断の結果を一緒に見ながら状況を説明

口腔内写真、エックス線・CT画像などを患者と一緒に確認し、現状を説明する。「口腔内写真とエックス線画像で口の中の状況が細部までわかるため、その状況に驚かれる方もいます」と井島先生。カウンセリングを通じて患者の希望や考え方も詳しく聞き、「歯を残すために根管治療を行う方法と、抜歯して入れ歯やインプラント治療を行う方法」「治療期間を短くする方法と、標準的な長さで行う方法」など複数の選択肢を提案する。

3患者に合わせて静脈内鎮静法を併用して治療を行う

血圧や呼吸状態などをモニタリングしながら静脈から鎮静剤を点滴注入し、患者の心身が安定した後に根管治療に入っていく。通常の歯科治療では痛みや恐怖心などのストレスから血圧が変動したりと、治療を長く続けることは難しいこともあるが、静脈内鎮静法を用いた場合では2時間近く治療することも可能だという。結果として、治療期間や回数が短縮できるメリットもあるそうだ。

4マイクロスコープで精度にこだわった根管治療を行う

マイクロスコープを使うことで、歯の内部構造が細部までわかるため、精密な根管治療が可能になる。「近年では根管内部を効率的に治療するための機器の使用により、これまで器具が届かなかった細部まで、精密に治療できるようになり、難しい症例による盲目的な治療がなくなりました」と井島先生。それでも、難しい場合は、歯内療法を得意とする歯科医師がより専門性の高い治療を行うような体制を整えている。

5患者担当制の歯科衛生士によるメンテナンス

根管治療後はエックス線検査やCT検査などを行いながら担当の歯科衛生士の管理のもと一定期間経過観察し、根の修復が良好であれば、かぶせ物をして治療を終える。その後のメンテナンスも治療内容や原因に対してさまざまな対応を行っているのも安心だ。さらに「良好な結果が継続するように豊富な経験と知識を兼ね備えた当院の歯科衛生士のメンテナンスを安心して受けてほしい」と言う井島先生。

ドクターからのメッセージ

井島 喜弘院長

よく神経を取る処置を拒む患者さんに遭遇します。すでに感染源が歯髄に達してしまっている場合や、歯がクラッシュされている場合、歯の中にある血管が拡張し、神経が圧死している場合など、神経を取る必要があります。そのタイミングを逃すと、麻酔や痛み止めが効かなくなったり、治療期間が長引いたり、放置した分だけ歯の脆弱性が進み、予後が悪くなることがあります。神経を取ることは悪いことではなく、その神経の取り方が特に大切です。適切な治療をすれば抜かずに長持ちすることもあり、そのための正確な診断と精密な治療が重要です。当院はそれぞれの予後の経過をきちんとご提示し、患者さんが納得のいく選択ができるよう支援しています。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

根管治療/8万8000円~13万2000円(土台の処置代も含む)、静脈内鎮静法/5万5000円、インプラント治療/45万5000円~

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