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充実の設備とチーム医療が強み
かかりつけでのリハビリテーション

菊地脳神経外科・整形外科

(小金井市/東小金井駅)

最終更新日:2023/10/17

菊地脳神経外科・整形外科 充実の設備とチーム医療が強み かかりつけでのリハビリテーション 菊地脳神経外科・整形外科 充実の設備とチーム医療が強み かかりつけでのリハビリテーション
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入院日数の短縮が進む昨今、ニーズが高まっているのがクリニックでの外来リハビリテーションだ。外来リハビリに力を入れる「菊地脳神経外科・整形外科」では、充実した設備と機器を備え、理学療法士や作業療法士が常駐して患者をサポートしている。整形外科疾患とともに、脳外科的なアプローチも行っているのが特徴で、脳・神経系症状のリハビリを強みとするスタッフが、専門的な機器を用いて対応。また、訪問によるリハビリも提供しているほか、介護保険を利用した訪問リハビリや在宅サービスが必要となった場合の選択肢として、居宅介護支援事業所「リハビリケアプランきくち」も併設する。外来から在宅まで途切れることのない医療を提供し、地域に貢献する同院の菊地隆文院長に、同院のリハビリについて話を聞いた。

(取材日2016年2月26日)

充実した設備のもと、各スタッフがチームで脳神経系の症状に対応。訪問と併せて切れ目のないリハビリを提供

Qリハビリにはどのような種類があるのですか?
A
菊地脳神経外科・整形外科 「経験豊富なスタッフが症状に合わせて手厚く対応します」と院長

▲「経験豊富なスタッフが症状に合わせて手厚く対応します」と院長

自宅で生活しながら機能向上をめざすには、クリニックでの外来リハビリか介護保険を利用した訪問リハビリを選択することになります。患者さまの症状や行う場所によってリハビリ内容は異なりますが、大きく分けると運動器官のリハビリを行う「理学療法」、日常動作のリハビリを行う「作業療法」、言葉や聴力、飲み込みに関するリハビリを行う「言語聴覚療法」の3種類があります。当院にもそれぞれのリハビリを専門に扱う3職種が在籍しており、理学療法・作業療法では、患者さまと理学療法士や作業療法士が1対1で症状に合わせた個別のリハビリを行います。一方で言語聴覚療法に関しては対応しておらず、予約制で外来での検査に対応しています。

Qこちらのクリニックでのリハビリの特徴を教えてください。
A
菊地脳神経外科・整形外科 専門器機を導入するなど設備も充実している

▲専門器機を導入するなど設備も充実している

当院は、救急病院やリハビリ病院を退院した後の患者さまを広く受け入れ、時間をかけて手厚く対応している点が大きな特徴です。一般的に、理学療法士や作業療法士との1対1のリハビリは20~40分程度ですが、当院では1回のリハビリに40~80分、必要に応じて週1~4回ほど行います。特に退院直後の方には入院時と同等のリハビリを提供できるよう心がけています。また、外来リハビリ終了後も必要に応じて訪問リハビリに引き継ぎ、在宅環境に合わせたケアを継続できるよう支援しています。また、脳卒中による麻痺など脳・神経系の症状への対応として、随意運動介助型電気刺激装置という専門機器を活用している点も特徴の一つです。

Q理学療法士や作業療法士が常駐しているメリットは何ですか?
A
菊地脳神経外科・整形外科 専門のスタッフがいることでより専門的なケアを受けることが可能

▲専門のスタッフがいることでより専門的なケアを受けることが可能

医師と一緒に患者さまの状態について、その場で会話できることです。気になることがあれば、すぐに医師に相談ができますし、医師もリハビリの様子を直接確認することができるので、スムーズな判断につながります。患者さまにとっても、専門のスタッフがいることは心強いと思います。医師には話しにくいことでも、長時間接するスタッフになら話せることもあるでしょうし、そこで得られた何げない情報が、その後の治療やリハビリに役立つことも少なくありません。また、高齢になると会話をする機会自体が減るので、話すこともリハビリの一つ。他の患者さまとのコミュニケーションの場にもなることが大きなメリットといえます。

Qクリニックやリハビリ施設の上手な利用の仕方はありますか?
A
菊地脳神経外科・整形外科 外来リハビリは社会とのつながりを維持する役割もあるという

▲外来リハビリは社会とのつながりを維持する役割もあるという

リハビリは筋骨格にアプローチすることが多く、改善を期待するためには3ヵ月~5ヵ月ほど通院が必要になることも。だからこそ、できるだけ身近な場所を選ぶことが重要です。当院は訪問リハビリも行っていますが、可能な限りはできるだけ通院してリハビリを受けたほうが良いと思います。外出することや、そのための準備を整えること自体が立派な生活リハビリだからです。外に出て社会とのつながりを維持するのは、とても大切なこと。当院では、理学療法士や作業療法士とのリハビリは予約制ですが、電気治療やけん引などの治療機器を用いたリハビリは予約不要で随時受けられますので、気軽にご利用ください。

ドクターからのメッセージ

菊地 隆文院長

リハビリと一言でいっても、入院中と外来でその内容は異なります。衣食住が管理された状況で行う入院リハビリに対し、外来リハビリは生活者である患者さまを対象とします。例えば手術を受けて歩けるようになったら、入院リハビリとしてはゴールですが、外来リハビリではそれがどのように患者さまの生活に結びつくのかを重視して計画を立てる必要があります。当院は脳外科的なアプローチを強みに、整形外科疾患はもちろん、脳神経由来の症状を抱えながら生活している方にどう寄り添うかを大事にしています。今後も、「生活の変化を余儀なくされた」と悩む患者さまと向き合い、多職種がチーム一丸となってリハビリを提供していきたいと思います。

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