北多摩中央医療生活協同組合むさし小金井診療所

北多摩中央医療生活協同組合むさし小金井診療所

富永 智一 所長

頼れるドクター

39837

武蔵小金井駅から徒歩5分の住宅地の中にある「北多摩中央医療生活協同組合むさし小金井診療所」。明るい陽ざしが差し込む3階建ての診療所には、デイサービス施設、居宅支援事業所、訪問看護ステーションなども併設され、医療と介護の連携により、地域の方が安心して暮らせるサービスを提供している。所長の富永智一先生は、30代前半という若さでありながら、いつもにこやかな笑顔を絶やさず、優しく話してくれる「家庭医・総合医」。都内の医療生協で専門トレーニングを受けた後、2012年に同診療所に派遣されて4年目を迎える富永所長に、まだなじみの薄い「家庭医・総合医」による診療や地域医療への思いについて語ってもらった。
(取材日2016年2月2日)

「ゆりかごから墓場まで」患者の一生に寄り添う診療所

― 診療所の基本理念を教えてください。

私たちの診療所は北多摩中央医療生活協同組合の一つの組織です。地域の方々が出資し合い、地元で安心して暮らしていく上でこんなサービスや施設があったらいいねといった願いを実現していく中でつくられました。そうしたバックグラウンドがあるため営利目的ではなく、医療を通じて地域のニーズに応え、地域住民が安心して暮らせるようなお手伝いをしていくことを使命としています。当診療所がキャッチフレーズとして掲げているのは「ゆりかごから墓場まで」。出産から在宅での看取りまで患者さんの一生にずっと付き添っていくのが当院で実践している家庭医療だと考えています。

―診療の特徴には何がありますか?

来院される患者さんは、複数の持病を抱えている高齢者が中心です。通常、そうした方たちが通院しようとすると、内科をはじめ、整形外科、皮膚科そして総合病院などを回るため一日がかりになってしまいます。そこで、地域の「かかりつけ医」として、そうした高齢者がかかっている複数の科の診療にすべて対応しているのが当院のような「家庭医・総合医」がいる診療所です。高血圧の治療も、膝の痛みも、目や皮膚についても相談に乗ります。もちろん、当診療所では対応できない高度な検査や治療が必要な場合には、地域の中核病院を紹介しています。

―「家庭医・総合医」と内科医の違いは何ですか?

一言で言うと、病気ではなく「人」を診るのが私たち「家庭医・総合医」。もちろん内科の病気も診ますが、患者さんの家族関係、生活環境、医療への思いなどもすべて考慮して治療していくのが、疾患コントロールを中心とする内科医院とは異なるところです。例えば、患者さんが年金生活者で収入が限られていたり、お子さんが受験生で教育費の負担が大きかったりする場合は家庭の経済状況を考慮して治療内容を変更することもあります。要するに、喉が痛いという時、気管支や肺の炎症状況、細胞の検査というふうに病気をミクロに診ていくだけではなく、患者さんの後ろにいる家族や地域、行政、社会といったマクロなアプローチをしていくことを家庭医療学では重要視しているのです。

―家庭医とは真のかかりつけ医とも言える存在ですね。

その通りです。生協の組合員に限らずどんな方でも診療科も関係なく、いつでも受診できるのが当診療所の特徴だと言えます。患者さんといろいろ話をする中で、介護保険を使った方がいいと思う患者さんには、当診療所の3階にある居宅支援事務所のケアマネージャーに相談し、デイサービスを進めたり、訪問ヘルパーさんを派遣したりして、その人の生活全般を支えていきます。「専門は何ですか?」と聞かれると、「僕の専門はあなたです」と答えていますね。患者さんのことは何でもわかるのが家庭医だと伝えるようにしています。

記事更新日:2016/03/17


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