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杉山 剛史 院長の独自取材記事

博山歯科クリニック

(西東京市/田無駅)

最終更新日:2020/04/01

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田無駅北口から真っ直ぐ伸びるメインストリートを歩くこと3分。左手に見えてくるビルの2階に「博山歯科クリニック」はある。床と壁の白色と受付カウンターの木の色が穏やかな空気を醸す待合室。診療室では白基調のインテリアが清潔感を印象付ける。診療ユニットの向かい側は一面がガラス窓で、見晴らしもよく開放感いっぱいだ。現在院長を務めるのは、優しい笑顔がトレードマークの杉山剛史院長。その温かなキャラクターが治療に訪れる子どもたちに大人気で、本人も「なんでなんでしょうね、僕のことお医者さんって思ってないのかな」と笑う。2014年に院長に就任して以来、試行錯誤を繰り返しながらやりがいを持って患者と向き合ってきた杉山院長に、クリニックのこと、力を入れている診療について聞いた。
(取材日2017年3月29日)

チームワークを大切に、アットホームな雰囲気づくり

クリニックの特色からお聞かせください。

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幅広いニーズにお応えできるクリニックでありたいと考えています。おかげさまでたくさんの患者さまにお越しいただけていて、年齢層も幅広く、ご要望もさまざまです。それぞれにしっかり的確に対応していけることを特色としていきたいですね。また、アットホームな雰囲気づくりにも努めています。緊張して来られる方がほとんどだと思うので、いらした方に和んでいただけるように、受付での対応、診療のときの会話にも気を配っています。チームワークも大事ですよね。スタッフ同士がぴりぴりしていたら印象が悪いですから、良い空気を生み出せるように協力し合って、気軽に来ていただけるクリニックにしていきたいと考えています。

田無の印象と、患者層について教えてください。

僕は出身が世田谷区なので、勤務する以前は、田無はもとより西武新宿線にもなじみがなかったんですが、系列の「沼澤歯科医院」に勤務するようになってから田無に引っ越しまして。この医院を任されてからもしばらくこの町で暮らしていました。お店が充実していて便利な一方、緑も多くて落ち着きのある街です。クリニックにいらっしゃる患者さまは、7割近くが周辺にお住まいの方々。残りの3割は、東村山、久米川、萩山、小平、上石神井辺りからおみえになっています。家族ぐるみでいらしてくださる方が多く、ご紹介で来られる方も増えてきました。

患者さんと接する上で心がけていることはありますか?

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お互いに心を許せるようになることが大切だと思っています。会話が大事ですよね。こちらのことも知っていただきながら、患者さまのお話をよく聞くようにしています。症状についてはもちろん、世間話の延長のような感じで、どこでどんなお仕事をされているのかなど、いろいろなことをお聞きしています。そんな一見歯科には関係のないような情報も、治療の進め方を考える上で参考になります。例えば、遠くから来られている方の場合は1回の診療でできるだけ治療を進めておくなど。また、僕は歯科医師で、歯科医療のことしか知りませんので、他業種の方のお話はとても興味深いんです。クリニックに置き換えて取り入れたいなと思うこともありますし、気づきも多いですね。

一人ひとりに、最適で快適な歯科医療を提供したい

ところで、先生が歯科医師を志したきっかけはなんだったのでしょう?

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父が医師でしたから、小学生の頃まで将来は医師になるんだろうと思っていたんですが、中学生くらいの頃から、自分は違う分野でもいいのかな、と考えるようになりました。反発心ではないんです。むしろ父のことを尊敬していました。病院と自宅はつながっていましたから、仕事をしている姿は身近で見ていて、とにかく忙しそうで大変な仕事をしているんだなと思っていました。父から「医師になれ」と言われたことはほとんどありませんが、何かの拍子に、なってほしいみたいなことをぽろっと聞かされましてね。望まれているならその期待に応えたい、と思っていたんです。しかし父は病気やケガは治せても、歯だけは治せない。家族が歯科医院に通う姿を見て、父ができないことを自分が担えたら、という気持ちが湧いてきたんです。そんな思いもあって、医師ではなく歯科医師になる道を選びました。

歯科医師になられてからのキャリアについてお聞かせください。

2002年に松本歯科大学を卒業し、その後は東京歯科大学で臨床研修医として経験を積みました。2年目からは歯科補綴学第二講座に入局し、補綴を中心に学びました。補綴というのは、かぶせ物や義歯で行う治療のことです。そもそも「歯科医師=かぶせ物や義歯を作る仕事」というイメージを持っていて、そのイメージを引きずっていたという部分もありますね(笑)。また、何でもできる歯科医師になりたいと考えていて、オールラウンドな技術を身に付けるには補綴を勉強するのが近道にも思えました。補綴は治療のいわば最後の部分。ですので、そこの経験をたくさん積むことで、一連の治療の全体像を把握できるだろうと。東京歯科大学にはトータルで8年間いました。この期間の経験は、自分の中で大きな糧になっています。

その後、本院の「沼澤歯科医院」と出会ったんですね。

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補綴学第二講座の先輩が「沼澤歯科医院」の院長で、誘っていただきました。当院の院長に就任するまでの4年間お世話になりました。この期間も新たな経験をたくさん積ませていただいた、充実した時間でしたね。大学では補綴に特化していて、ご高齢の患者さんがメインだったのですが、街の歯科医院である「沼澤歯科医院」には幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃいます。スキルも知識も改めて身に付ける必要に迫られました。結果、応用力を磨くことができ、歯科医師としての幅を広げられたと思います。そして2014年春からこの医院の院長を任されることに。新鮮な気持ちで仕事と向き合え、やりがいもさらに大きくなりました。責任感も大きくなりましたので、プレッシャーに感じることもありますが、それでも毎日が充実しています。

歯科クリニックを、美容院のように気軽に行ける場所に

診療で心がけていることを教えてください。

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いつも優先しているのが、できるだけ患者さまの体に負担の少ない治療法です。歯は一度削ってしまったらもとには戻りませんから、できるだけ削らない、抜かない治療を心がけています。抜歯は最終手段。歯を抜くというのは、患者さんもショックでしょうが、実は歯科医師である僕らとしても悲しい選択です。なので、なんとか抜歯しなくてもいいように、こちらも最大限力を尽くします。また、当院では予防のためにブラッシングの指導もしているんですが、たくさんのことを実行するのは大変だと思うので、「今回はこの歯の磨き方を教えますから、頑張ってみましょうね」と、一回につき一つ宿題を出すという方法をとっています。一つクリアしたら次に移る。一見回り道のようでも、そのほうが確実に伝わっていると思います。

リフレッシュ法を教えてください。

車を運転することと、おいしい物を食べること、この2つですかね。車の運転は本当に好きなんです。ただ走らせるだけで気分転換になるんですよ。たまに遠くに行くこともありますが、基本的には近場をうろうろと(笑)。休みの日は気ままに過ごしています。食べることのほうは、おいしそうなお店を調べて友人と一緒に行くこともあれば、スタッフと行くこともありますね。1人で行くことはほとんどありません。寂しがりやなんですよ(笑)。ちなみにお酒はまったく飲めないので、食べる専門です。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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院長になって3年たちました。最近は、就任当初に治療した患者さまが2年ぶり、3年ぶりに来てくださることも。中にはばつが悪そうに来られる方もいるのですが、定期的に来てくれなかったからといって、とがめるようなことはしません。ただでさえ来にくい場所に来てくれるのですから、逆にありがたいくらい。もうそれだけで治療の95%は成功したも同然です(笑)。ひと昔前と比べ歯科受診へのハードルは下がっていますが、積極的に行きたい場所ではないことは確か。そこをなんとか美容院に行くような感覚で、気軽に行ける場所にしたい。そうなれば、気になることがあると早めに来ていただけるでしょうし、定期検診の受診率も上がると考えているんです。4年目に入り、今までの患者さんの治療経過はもちろん、予防の大切さを伝え続けてきた成果が見えてきます。これからが本当の勝負。これまで以上に頑張っていきたいですね。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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