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口腔トレーニングを併用した
マウスピース型装置を用いた矯正

近藤歯科クリニック

(立川市/立川駅)

最終更新日:2020/03/05

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  • 自由診療

子どもの成長発育をテーマに小児矯正に注力する「近藤歯科クリニック」。院長の近藤哲夫先生は、日々の診療の中で子どもの飲み込む力や話をする際の口の筋力の衰えを感じ、10年後、20年後を見据えた予防的な矯正、小児矯正に取り組んでいる。口の機能低下や歯並びの悪さは、生活習慣の結果もあると話す近藤院長。正しい舌の使い方を覚えていく口腔トレーニングは、同院で小児の床矯正を行う子どもたちが行っていたもの。また、最近導入した大人に向けたマウスピース型の装置を用いた矯正では、できる限り抜歯をせず、その口腔トレーニングとの併用によって歯並びと口の機能にアプローチしながら、矯正終了後の後戻りも防いでいくのだとか。同院ならではのマウスピース型の装置を用いた矯正についてレポートした。 (取材日2020年2月14日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qマウスピース型の装置を用いた矯正の特徴を教えてください。
A

マウスピース型の装置を用いた矯正の良い点は、まず、楽だということ。つけていても痛みやしゃべりにくさが少ないことと、従来の装置は発音がしづらかったのですが、これは発音しやすいですし、目立たないのもメリットだと思います。また、スキャナーを使って口腔内のデータを取るので印象材を使った型採りの必要がなく、効率的です。そして、歯を3次元的に動かせることも特徴ですね。今までの矯正はどちらかというと2次元的な動きに対応するもので、歯の回転や傾きにまでアプローチすることはできませんでした。マウスピース型装置を使うと、いろいろなところを同時に動かすことができ、矯正期間の短縮にもつながります。

Qこの矯正は誰にでも適応するのですか?
A

15歳以上から20代、30代の人に適していると思います。ただ、歯周病の人やあまりにも歯の重なりが多い人には難しいと思います。歯並びはそもそも体の機能の結果です。呼吸や姿勢、生活習慣、寝相、食べ物の嗜好やその人の性格などで歯並びが決まるので、結果である歯並びだけを治しても後戻りしかねません。そこで当院では、口腔トレーニングを取り入れ、後戻りしにくくなるようにしています。小児の床矯正のときにも同じトレーニングを行っているので、小さい頃から通院している子どもたちにとっては当たり前のことになっていますね。その人の噛み方や舌の状態を変えていくことで、健康になってもらうことがめざしているところです。

Qこちらならではの矯正について教えてください。
A

当院のマウスピース型の装置を用いた矯正には3つの特徴があります。先ほどお話した口腔トレーニングもその1つです。歯並びは噛み方や舌の動き、唇の筋肉の強さなどが影響しますので、歯並びが良くない場合は、唇や舌の動きに問題がある場合も多いんです。当院では、舌、または唇の機能トレーニングを行っていて、それが結果的に後戻り防止にもつながっています。2つ目は、歯を抜かずに行っていることです。形だけ歯並びを整えてもかえって歯が弱くなったり、噛みにくくなることもありますので、可能な範囲で抜歯をせずに歯を動かしていきます。3つ目は、患者さんが治療を受けやすいように、できるだけ費用を低く抑えていることです。

検診・治療START!ステップで紹介します

1カウンセリング

歯並びの状態やどういった歯並びの状態を求めているのかを確認。また、最後まで矯正を続けることができるかどうかを見極めるポイントとして、歯列矯正を希望したきっかけの聞き取りも合わせて行う。現在、同院で行っているマウスピース型の装置を用いた矯正は15歳以上が適応だが、将来的には子どもへの矯正の導入も検討しているという。

2光学スキャナーを用いて口腔内のデータを取る

光学スキャナーを使って口腔内のデータを取る。リアルな画像でモニター上で確認できる。この段階でマウスピース型装置を用いた矯正が可能かどうかを決定していく。スキャンした画像を装置のメーカーへデータで転送。別料金となるが、歯並びがどのように変化するのかを画像で確認できる口腔シュミレーションを行うこともできる。口腔シュミレーションは後日でも可能。

3診療計画の説明と最終チェック

メーカーから返送されてきた診療プランを近藤院長が確認し、必要な調整を加えた後、プランと口腔シュミレーションを患者とともに最終チェックする。この矯正では、ゴールを設定することが重要なのだそう。後戻りの可能性も考慮して、患者とゴールを設定した後、マウスピース型の装置の製作をメーカーに依頼する。

4マウスピース型装置の装着

最終チェックからマウスピース型装置の装着までは約1ヵ月。歯の回転などを誘導していく際に必要な白いアタッチメントを歯に接着し、その上にマウスピース型の装置を装着する。同院では、極力、歯を抜かない矯正を行うため、場合によってほとんどわからない程度に歯を削ってスペースをつくるなど、細かい調整を行う。食事や歯磨き以外、1日22時間以上は装置を装着。期間は約半年、その後の保定期間は約1年から1年半が目安。

5定期的な交換とクリニックでのチェック

マウスピース型装置は週に1回自分で交換する。2ヵ月から2ヵ月半に1回通院し、きちんと使えているかのチェックと口腔トレーニングを行う。意識して舌を上に持ち上げる筋力トレーニングを行い、睡眠中、舌が正しい位置に収まるよう誘導する装置を使うことも。マウスピース型装置との併用が可能だが、口が完全に閉まらない場合は口の乾燥を防ぐためマスクを使用。装置を削って口が閉じられるよう調整することも可能だそう。

ドクターからのメッセージ

近藤 哲夫 院長

歯並びは生活習慣の結果だと考えています。一昔前より、子どもたちが運動する機会が減り、食事の内容もずいぶん変わりました。一番影響が大きいのは、ゲームやスマホでしょう。当院では、首下がり症や猫背などの影響で落ちた咀嚼機能や発音などの口の機能を少しでも改善していくお手伝いをしたいと考えています。また、マウスピース型の装置を使った矯正であっても他の矯正方法であっても、現状からあまりにもかけ離れた無理な歯並び、完璧な歯並びは求めないほうがいいとも考えています。当院で行っている噛み方や舌の位置のトレーニング等が、歯並びや噛み合わせの改善につながり、最終的に患者さんの幸せにもつながっていくよう願っています。

20200304 dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型の装置を用いた矯正/69万円、矯正相談の初診料/3000円、口腔シミュレーション/5000円、調整料/1回3000円~5000円、矯正治療:25万円~35万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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