湯川医院

湯川医院

湯川 義雄院長
頼れるドクター掲載中

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西武多摩湖線・一橋学園駅南口から徒歩2分の距離にある「湯川医院」は、総合的な内科の見地から診療を行っているプライマリケア重視の診療所だ。この開業以来の方針を、湯川義雄院長は医療の専門分化が進んだ中でも堅く守りとおし、どんな患者の訴えにもじっくりと耳を傾け、他の医療機関への紹介状の依頼にも快く応じてきた。加えて、昼間に通院できない忙しい患者のため、午前・午後のほかに夕方6時からの夜間診療も行っているが、院長の言葉に疲れはまったく感じられない。子どもから高齢者まで、その人柄を知る患者たちから絶大な信頼を寄せられている院長に、開業に至るまでの経緯、医療に臨む時のモットーなど、興味深い話を語ってもらった。
(取材日2016年5月25日)

働く年代の健康を夜間診療でサポート

―医院の特徴や方針について教えてください。

当院は内科を標榜していますが、診療のスタンスとしては総合診療科的な見地から、地域のプライマリケアの担い手であることをめざしています。子どもからお年寄りまで、どんな症状の患者さんにも丁寧に対応し、自分の範疇を超えるものについては、大学病院や総合病院への紹介を速やかに行います。私は大学時代、複数ある内科のうちの1つで膠原病・リウマチ班に属していましたが、そこはアレルギー・喘息、内分泌・糖尿病などほかの班との交流も深く、まさに総合診療科的な、多様な知識を幅広く吸収できる環境でした。また、大学病院から出張で出向いた埼玉や根室の病院でも、内科以外にも皮膚疾患や小児疾患でも様々な患者のプライマリケアにあたりました。そうした経験の積み重ねを生かして、地域の患者さんにとっての医療の窓口となるべく診療を続けています。

―開院時は夜間診療からスタートされたそうですね。

1981年の暮れにここを開院する前、当時は同じ小平市の緑成会病院に内科医長として勤務していたのですが、昼間フルタイムで会社に勤めている方などに、高血圧や糖尿病の患者がどんどん増えているという印象がありました。皆さん働き盛りで仕事優先ですから、医者にかかるとしたら夜しかなく、昼間休んでまでは来られないとおっしゃる方が何人もいたんです。そのうちに父から、所有していたアパートの土地を、もし開業するつもりなら使わないかという話があり、それなら夜しか受診できない人たちのためにと開業を決意しました。そうした経緯で夜間診療を行うことになって、開院して最初の2年間は、昼間は緑成会病院に勤務し、夜6時から8時はこちらで診療という毎日を送っていました。

―午前・午後と夜間も診療で、きついと思われたことは?

すっかりそういう習慣が身に付いているからか、開業から35年間、1度も休診したことがありません。開院後、夜間の患者さんがだんだん増えたこともあって、3年目から勤務医との掛け持ちをやめ、午前・午後も当院で診療することになったのですが、それから現在まで、休診日以外は受付が始まる朝9時の10分前には必ず診察室の椅子に座っています。患者さんから風邪やインフルエンザをもらったこともないですね。検査中にくしゃみを浴びせられたって平気です。特に秘訣はないんですが、休めないと思い込んでいることが結果的にいいのかもしれません。それでも肩凝りだけは避けられないですけどね(笑)



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