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生活習慣の改善が大切!
妊娠しやすい体づくり

幸町IVFクリニック

(府中市/府中駅)

最終更新日:2018/10/22

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出産の高年齢化が進む昨今、不妊治療を受ける人が増えているが、「不妊治療」と聞いて皆さんはどんなイメージを持つだろうか? 「治療」という言葉から、病院に行けば医師が何とかしてくれると思っている方も多いかもしれない。しかし、それは大きな間違い。不妊治療には、タイミング法から体外受精までいくつかの方法があるが、それらは魔法の治療ではなく、あくまで妊娠を助ける技術の一つでしかない。その技術を最大限に生かすには、まずは母親となる女性自身が、妊娠しやすい健康な体をつくることが不可欠なのだという。長年生殖医療に携わり、体外受精専門クリニックとして不妊に悩む人のサポートをしている「幸町IVFクリニック」の雀部豊院長に話を聞いた。(取材日2016年3月23日)

生活習慣の改善が妊娠への第一歩。病院任せにしないことが大切

Qそもそも妊娠しやすい体とはどういうものですか?
A
1

▲雀部院長は生殖医療分野の発展期から長きに渡り携わってきた

「妊娠しやすい体」とは、全身が健康で、卵巣がきちんと機能した状態にあることです。しかし、どんなに若く見える人でも30代後半から徐々に体の機能が落ち、卵巣機能も低下していきます。その結果つくられる卵子も老化し、妊娠しづらくなってしまうのです。それを防ぐためには、体の老化を進行させる活性酸素の発生を抑えることが不可欠。老化を止めることはできませんが、そのスピードを遅らせることは可能なのです。そして、それは生活習慣によって大きく左右されます。そこで妊娠したいと思ったら、まずは食事、運動、睡眠といった生活の基本を見直すことが大切といえます。

Q具体的に生活習慣をどのように改善したらいいのでしょうか?
A
2

▲血液検査のデータを基にアドバイスをしてくれる

継続できなければ意味がないので、まずは自分の体に意識を向け、できることから始めましょう。食生活はカロリー控えめを意識し、腹7分程度に抑えます。一方で、ダイエットを意識して肉や油などを極端に避けるのも厳禁。良質な油に含まれるコレステロールは、女性ホルモンの生成に関係するので、バランス良く栄養を摂ることが大切です。また、週に3時間以上は体を動かしましょう。一駅分多く歩いたり階段を使ったりと、手軽にできることで構いません。さらに、睡眠中に分泌されるメラトニンというホルモンには、卵巣の老化を防ぐ作用があることもわかっており、規則正しく毎日6~7時間、睡眠をとるのが理想です。

Q意識して摂ったほうがいい栄養素等はありますか?
A
Mt

▲待合室のモニターでは体質改善の為の解説記事が流れている

特に意識したいのがビタミンD。不妊治療では、子宮内膜の着床環境に影響するといわれます。魚やきのこ類に含まれるほか、適度な日光浴も効果的です。とはいえ、「これだけ摂っておけばいい」というものはなく、毎日の食事の中でビタミン、ミネラルをまんべんなく摂るのが理想です。難しい場合は、補助的に数種類の栄養素が配合されたマルチサプリメントを活用しましょう。その上で、医師の管理下で女性ホルモンの生成に関係するDHEAや、活性酸素を除去するメラトニンなどを取り入れてもいいですね。サプリメントは医薬品ではないので効果が出るまで時間がかかりますが、最低でも3~6ヵ月は使用してみましょう。

Qその他に注意すべきことはありますか?
A
4

▲技術はもちろん、その前提として身体作りが大切と話す雀部院長

妊娠するための大前提として、タバコは厳禁! 喫煙は活性酸素の塊を吸っているようなもので、老化を加速させてしまいます。当院では、禁煙をしてから治療に臨んでもらうようにしています。また妊娠にあたって注意すべき疾患に、甲状腺機能低下症があります。場合によっては甲状腺ホルモンの補充が必要になることがあるため、血液検査で甲状腺機能に問題が見つかった場合は、専門医を受診してください。その他、鉄不足による隠れ貧血にも注意が必要です。妊娠中は鉄分がたくさん必要となるので、妊娠する前から貯蔵鉄を増やすため、食事やサプリメントで補うようにしましょう。

ドクターからのメッセージ

雀部 豊院長

当院は体外受精を専門に扱っているため、来院した方にセルフケアの必要性を伝えると、けげんな顔をされることも。しかし、その必要性を理解してきちんと体づくりをした結果、妊娠したケースが多くあります。ですから、まずは自分の体と向き合っていただきたいですね。健康な体は妊娠後、胎児を育てる上でも土台となるもの。だからこそ、病院任せではなく、自分自身で体内環境を整えることが大切であり、妊娠への第一歩といえます。その上で、年齢に応じたスピードで治療を進めていただきたいと思います。30代後半以降の方は体外受精をすぐに視野に入れる必要があるかもしれません。ご夫婦で話し合いながら、不安や迷いがあればご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

体外受精:32.7万円~、顕微授精38.7万円~

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