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奥島 雄一郎 理事長の独自取材記事

奥島病院

(府中市/分倍河原駅)

最終更新日:2019/08/28

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分倍河原駅より徒歩6分の甲州街道沿いで、開院から50年以上にわたって地域の健康を支え続けてきたのが「奥島病院」だ。大病院とクリニックの中間にある病院として整形外科と内科、リハビリテーション科の診療に取り組む同院は、幅広い整形外科疾患の治療や手術に取り組みながら地域のかかりつけ医の役目も担い、さらには二次救急医療機関として24時間365日、外傷や骨折などの救急搬送も受け入れている。10年ほど前に先代である父から同院を引き継いだ奥島雄一郎理事長は、整形外科の医師として脊椎・脊髄疾患などの診療にあたると同時に、理事長として患者と職員の双方が満足できる病院にすることををめざしている。そんな奥島理事長に同院の特徴や地域医療にかける思いを聞いた。
(取材日2018年11月29日)

整形外科と内科、救急で地域の医療を支える

病院を紹介していただけますか?

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当院は、主に整形外科と内科の診療をしており、60床の入院施設も備えています。小規模の病院ですが、マルイチスライスCTとオープン型MRIを導入していて、整形外科では手術のほか、二次救急指定病院として急患を受け入れるなど、かなりアクティブに取り組んでいると思います。内科では、いわゆる地域のかかりつけ医の役目も担うなど地域に根差した、大規模病院と診療所の中間的な病院です。緊急性がないため大きな病院ではすぐに行うことが難しい治療や手術にも柔軟に対応するなど、できる限り患者さんのニーズにお応えできる、小回りのきく病院でありたいと考えています。当院は1964年に父が開院したのですが、当時は内科と整形外科のほかに外科や産婦人科も診療していて、私もこの病院で生まれたんです。2006年に父が病に倒れてしまったのを機に、勤めていた大学病院を退職して当院を引き継ぎました。

整形外科の診療について教えてください。

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整形外科には私を含め3人の常勤医師がおり、手足や脊椎の骨折や捻挫などの外傷から、腰や膝の痛みなどの慢性疾患の治療に加え、脊椎や脊髄、関節の手術も積極的に行なっています。私自身は脊椎脊髄疾患が専門で、腰の圧迫骨折に対する経皮的錐体形成術や椎間板ヘルニアのヘルニア摘出、PLIFと呼ばれる腰椎固定術といった手術を多く行なっています。ほかに膝を専門とする医師がおり、人工膝関節や人工股関節の手術、関節鏡による前十字靭帯再建術や半月板縫合術を多く行なっています。救急については、主に外傷や骨折など整形外科疾患の患者さんを受け入れていますが、当直はすべて整形外科の医師が担当してるのが特徴で、夜間などでも適切な対処が可能です。24時間365日体制で整形外科の医師がいる病院はあまり多くないと思いますし、地元や近隣の整形関係の救急搬送は、当院がいつでも受け入れるという気持ちで取り組んでいます。

内科とリハビリテーションについても教えてください。

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内科には3人の常勤医師がおり、風邪や腹痛などの一般的な病気から高血圧や糖尿病などの生活習慣病まで、地域にお住いの方のかかりつけ医として幅広く診療しています。加えて、整形外科の患者さんで高齢の方や糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方には、術前と術後の全身管理も行なってもらっています。リハビリテーションでは、5人の理学療法士が、主に当院で手術をした患者さんを中心に診ています。術前や術後の早期から退院後の外来まで、一人ひとりの患者さんのニーズに合わせ一貫したリハビリテーションを提供しています。整形外科の手術後のリハビリテーションはとても重要で、術後の早い段階からリハビリテーションにしっかりと取り組むことで、関節の可動域を広げたり、筋力の低下や深部静脈血栓の予防にもつながります。当院では術前から理学療法士に入ってもらい、術後は翌日からリハビリテーションを開始しています。

理事長として心がけていることは何ですか?

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診療では、患者さんに良い医療を提供することです。良い医療というのは、決して冒険的な治療をするということではなく、例えば10人の患者さんがいたとすると、10人全員が満足できる医療を提供したいと考えています。科学的に証明された医療を、高い水準でお届けすることを大切にしています。病院としては、職員が元気でいることが一番大切だと思っています。私たちは人に元気を与える仕事ですから、例えば風邪をひいていたり、何かの病気だったり、何かに悩んでいたり、職場に不満を持ちながら仕事をしていると、良い医療は絶対に提供できないと思います。私自身も含めて、健康管理には気をつけるよう職員に話していますし、環境面においても、職員が気持ちよく働けるよう心がけています。患者さんにと同時に職員にも満足してもらうのも、理事長として大事なことだと考えています。

今後の抱負とメッセージをお願いします。

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今後は、医師や看護師、理学療法士など、人材のさらなる充実を図ると同時に、技術的にも決して遅れないように私、そしてスタッフも研鑽して、より良い医療を提供する体制を整えていきたいと思っています。そして、当院がこの地に開院してから50年以上が経ち、私も10年以上当院で診療をしていますが、地域の皆さまには長い間当院をご利用いただいて、本当にありがたく思っています。すべての診療科に対応できるわけではありませんが、何かのときには当院に来ればなんとかしてもらえるというのが、この地域の皆さまにとっての安心感、そして拠り所となれれば良いなと思っています。ちょっとした違和感や転んでしまったけがなど、軽症であってもお気軽にご来院ください。その違和感によって、潜んでいる病気を発見するきっかけになることもあります。こんなことで病院に行っても良いのかと悩む前に、ぜひ診察を受けに来てほしいと思っています。

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