医療法人社団健心会 みなみ野循環器病院

医療法人社団健心会 みなみ野循環器病院

幡芳樹病院長

頼れるドクター

医療トピックス

新鋭の装置による心臓CT検査で
心筋梗塞のリスクを評価

医療法人社団健心会 みなみ野循環器病院

保険診療

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栄養や酸素を含んだ血液を心臓に供給する冠動脈が、動脈硬化で詰まってしまったり、狭くなってしまったりすることで起こるのが心筋梗塞や狭心症といった冠動脈疾患。冠動脈の検査はこれまで、血管を通して心臓に細い管を入れる心臓カテーテル検査しか方法がなく、患者は大きな負担を強いられてきた。しかし近年では、患者への負担が少なく冠動脈の検査ができる心臓CT検査ができるようになってきた。循環器疾患を専門的に診療する「みなみ野循環器病院」では、新鋭のCTを導入したことで、従来よりも細かな心臓CT検査を行えるようになり、より適切な心筋梗塞や狭心症の診断や、それらのリスク判定につなげているという。そんな同院の幡芳樹病院長に、心臓CT検査のメリットや同院の心臓CT検査について話を聞いた。(取材日2018年2月21日)

進化する心臓CT検査で、心筋梗塞や狭心症のより適切な診断やリスク評価を

心臓のCT検査では、どんなことがわかりますか?

1 ▲日本循環器学会循環器専門医資格を持つ、幡芳樹理事長 心臓へ血液を送っている冠動脈の動脈硬化による狭窄や石灰化の有無、程度を調べる検査で、冠動脈の狭窄が原因で起こる心筋梗塞や狭心症などの診断やリスク評価ができます。単純CT検査と造影CTの2種類があり、前者は造影剤を使わずに撮影を行い、心臓の血管の石灰化を評価します。石灰化の量と動脈硬化の進行具合はある程度比例しますので、石灰化が多ければ、心筋梗塞のリスクが高いという判断ができます。また、冠動脈の狭窄や動脈硬化がどこにどの程度存在するのかを実際に確認するには、造影剤を血管から注入して撮影する造影CT検査を行います。比較のための単純CT検査と併用して行なわれることが多く、検査に少し時間がかかります。

こちらの病院で心臓CT検査を受けるメリットは何ですか?

2 ▲先端のCTにより、体の負担が少ない検査が可能 まず心臓CT検査自体のメリットですが、従来は狭心症などの冠動脈疾患の疑いがある場合、心臓に管を挿入するカテーテル検査でしか判別ができませんでした。カテーテル検査は長時間に及ぶため入院が必要であり、痛みを伴うなど負担が大きいという問題があります。しかし、心臓CT検査は痛みがほとんどなく、検査自体は15〜30分程度で終了するので、体への負担が軽減できます。そして当院では、世界でもまだ数台しか稼働していないという先進の全身用マルチスライススペクトラルCTを備えており、従来よりも低被ばくで造影剤の量も少なく高解像度の鮮明な画像撮影が可能で、撮影後の画像を処理することで、さまざまな画像診断が可能です。

実際の検査の流れについて教えてください。

3 ▲充実のスタッフ体制で、気軽に相談できる雰囲気だ 外来を受診していただくと、まずは問診を行ってから診察をします。そして症状やほかの検査結果などから、必要と判断されれば心臓CT検査を行います。寝転がって機械に入るだけの負担の少ない検査で、単純CT検査であれば10分程度、造影CT検査もするのなら30分程度です。造影CT検査で造影剤を注入する際は体が少し暖かい感じがして、撮影をする瞬間の10秒間は、動かないように息を止めてもらう必要があります。また造影CT検査は、腎臓の機能が悪い人は検査を受けられませんので、事前に問診や血液検査などで確認をします。検査は、基本的に当日中に受けてもらうことが可能で、結果まで出ますので、入院の必要もありません。

問題が見つかったときには、どのように治療をするのですか?

4 ▲明るい待合室が検査の不安を和らげてくれる 検査の結果で安定狭心症の疑いがあれば、血液をサラサラにする薬を飲んでもらい、薬の効果が出るまで3〜4日空けてから1泊2日の入院をして、血管撮影検査をいます。結果に応じて薬物治療を行ったり、冠動脈にひどい狭窄が見つかった場合は、当日中にカテーテル治療を行います。カテーテルと呼ばれる細い管を、手首などの血管から挿入して心臓の血管まで進めていき、狭くなった血管のところでバルーンと呼ばれる風船を広げ、ステントと呼ばれる金属の筒を置くことで、血管の詰まりを治療します。こちらも、翌日には帰宅できます。また、治療に至らなくてもリスクの高い動脈硬化が見られる場合などは、生活習慣の改善に取り組む必要があります。

どんな人が、心臓CT検査を受けたほうが良いですか?

5 ▲心臓CT検査の大切さを語る理事長 階段を上るときや急いで歩いているときに胸が苦しいなどの症状がある人は、すぐにでも検査を受けることをお勧めします。しかし、冠動脈に狭窄はなくてもリスクの高い動脈硬化のある人は、何の前触れもなくある日突然、心筋梗塞になることも少なくありません。家族歴のある人、高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙者、メタボリックシンドローム、長時間労働などの強いストレス、内臓脂肪の多い人や睡眠時無呼吸症候群などは、心臓疾患の高リスク要因ですから、心当たりのある人は心臓CT検査を受けて、血管の石灰化や動脈硬化の程度などを調べ、自分のリスクをしっかりと知っておくのは大切なことだと言えるでしょう。

ドクターからのメッセージ

幡 芳樹院長

心臓の病気で一番恐ろしいのは心筋梗塞ですが、心筋梗塞になりさえしなければ、それまでにどんなに冠動脈の治療をしていても、心臓はピンピンしています。しかし、一度でも冠動脈が詰まってしまうと心筋梗塞となり、将来的にも大きなダメージが残ってしまいますから、未然に防ぐことには大きなメリットがあります。当院では先進のCT装置を備えており、従来では見えにくかったような細部までが見えることで、より詳しい診断や心筋梗塞になるのかなどのリスク評価ができるようになってきました。このような検査を上手に利用していただき、健康管理や生活の質の見直しと、その励みにつなげていただければと思います。

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