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医療法人社団 謝三会 まつもと小児・アレルギークリニック

医療法人社団 謝三会 まつもと小児・アレルギークリニック

松本 勉 院長
頼れるドクター掲載中

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定期的に診るかかりつけ医だからこそ、異常に気づける

―診断の際に気を付けていることは何でしょう?

例えば咽を照らして見るときは照明器具には気をつかいます。照明の明るさによって咽の色が変わって見えるからです。明るすぎると白く見え、暗すぎると赤く見えるので、見立てに影響しないように気を付けています。聴診器は必ず上半身を脱がせてしっかり当てる。正しい診断のためにはこうした基本的なことが大事なのです。あとは保護者の話をよく伺うこと。昔から言われていることですが、診察においてとても重要なことです。子どもは被ばくの問題や痛いことには恐怖心を持つので、レントゲンや血液などの検査を頻繁に行えません。普段の様子をよく知っているご家族のお話が大切です。診察では次の来院のタイミングも伝えます。経過をきちんと診るためには、早過ぎても遅過ぎてもよくないからです。保護者の中には「大したことないかも」と待ちすぎる方もいらっしゃるので、お子さんの負担を減らすためにも大切なことなのです。

―「正しい見立て」を行うコツのようなものはありますか?

息を大きく吸わせて、強く早く吹かせることです。心音や呼吸音の雑音は、普通に呼吸しているだけではよく聞こえないからです。でも今の子どもは深呼吸があまり上手ではなく、昔はラジオ体操などで深呼吸をする機会が多かったと思いますが、最近は「大きく息を吸って吐く」こと自体減っているのかもしれません。深く呼吸することによって見つけられる症状も多いので、練習とまでは言いませんが、日常的に深呼吸を行う機会をつくるとよいでしょう。中には嫌がってどうしても聴診器を当てられないお子さんもいますが、それでも定期的に診ていれば普段と違う様子はわかります。それがかかりつけ医を持つことの意味ではないでしょうか。

―小児のアレルギー疾患についても詳しくお聞かせください。

子どもはアレルギーが出やすい反面、早期発見が治療のポイントになります。食物アレルギーの発症には、口からの摂取だけでなく、皮膚からアレルゲンを取り込む「経皮感作」が大きく影響していることが近年わかってきました。そこで大切なのが皮膚のバリアをつくり、しっかりガードすること。アトピー性皮膚炎などで肌が荒れていると、アレルゲンが侵入しやすくなるからです。保湿で皮膚の状態を良く保つことで、食物アレルギーの発症を防ぎ、花粉やダニの侵入、ひいては喘息やアレルギー性鼻炎を予防する研究も進んでいます。もし食物アレルギーを発症したとしても、乳幼児の時期であれば少しずつ食べることが改善につながる場合もあります。心配して自己判断で除去する前に、まずはアレルギー科の診察を受けていただきたいと思います。



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