銀座並木通りクリニック

三好 立 理事長

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がんの宣告を受けた人の中には、通常の治療を終えたものの完治せず、もう打つ手がないと言われてしまった人たちが存在する。一般的にそのような人は緩和ケアという段階に入り、痛みなどの症状を和らげながら静かに人生の幕引きを待つことになるという。しかしながら、まだ日常生活を営めるにも関わらず何もせずにただその日を待つことをすんなりと受け入れられる人はそう多くはない。そういった「がん難民」と呼ばれる人たちに「休眠療法」の考え方で治療を提供しているのが「銀座並木通りクリニック」の三好立理事長だ。方言混じりの親しみやすい口調で「当院の治療はがんを治そうというものでない」とはっきり言い切る三好理事長は、終末期に寄り添う難しい治療だからこそ自然体で臨むという。医療コーディネーターを置き1人の患者を総合的に捉える体制を整え、クリニックの域を超えたケアがここにはあった。

(取材日2013年7月31日)

独自の手法で「打つ手がない」がん患者に積極的な治療を提供

―クリニックのコンセプトを教えてください。

当院では大きな病院でなかなかカバーすることができない「がん難民」と呼ばれる人たちに、積極的な治療を提供しています。「休眠療法」という考え方を軸に据えているのですが、病状の進行を抑えて現状を維持することが目的です。業界では標準外とも言われる考え方ではありますが、当院独自の方法を確立し着実に成果を上げています。現代の医療では大きな病院で施す治療がないとすぐに緩和ケアとなってしまいますが、治療を求めている方はたくさんいらっしゃるのです。当院の考え方に賛同していただける患者さんには、何かしらの治療を提供していきたいと考えています。

―そのようなコンセプトのもと、このクリニックを開業された経緯を教えてください。

故・土屋繁裕先生が開設されたがんの相談所を引き継いだのがきっかけです。土屋先生は私が癌研究会附属病院に勤めていた頃の上司で、大変影響を受けた先生でもあります。お亡くなりになられた後、引き継ぐ人がいないのでがんの相談所を閉めようかということになったそうですが、やはり相談所がなくなると困るという患者さんがたくさんいらっしゃたのです。そこで、当時福岡大学病院にいた私に声がかかりました。土屋先生には生前、大変かわいがってもらっていたこともあり引き受けたのですが、もともと私は手術をしてがんを治す側の外科医でしたから、終末期へ向かう患者さんと正面きって向き合う機会はそう多くはありませんでした。しかし、相談所に来る患者さんはもう打つ手がないと言われた方ばかりです。私は元来、どちらかというと口の上手い方だと自負していたのですが、死を目の前にした人たちにかける言葉など見つかりませんでした。ですから、ただ話をするだけでなく、治療ができるクリニックが必要だと考えたのです。

―そこで福岡から東京へ来て開業されたのですね。

そうです。私はもともと福岡県北九州市の出身ですが大学卒業後すぐに東京の病院に勤め、癌研究会附属病院などを経て福岡大学病院へ移りました。ですから、また東京へ戻ってきたことになりますね。私自身、現在クリニックのある銀座という街とは全く縁がなかったのですが、場所を探していた時にたまたま行き着いたところがここでした。当院には全国から患者さんが来院されるので、銀座は東京駅からも近く、患者さんにとって利便性が高いところが魅力ですね。また、治療が終わった後に患者さんが銀ブラを楽しめるとも評判です。

記事更新日:2016/10/14


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