芝大門いまづクリニック

今津嘉宏 院長

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徳川将軍家の菩提寺の一つ、増上寺があることでも知られる港区芝大門。門前町としての面影を残しつつ、現在は大勢のビジネスマンが足早に行き交う街並みの一角に、今年7月に開院したばかりの『芝大門いまづクリニック』を訪ねた。院長の今津嘉宏先生は慶應大学医学部で最先端の消化器がん治療に携わるなど、外科の第一線でキャリアを重ねたのち、外科学の範疇では救いきれない多くの患者を自身の手で何とかして救いたいと一念発起、外科の対極にあるともいえる「漢方医学」を基礎から徹底的に学んだという異色の経歴の持ち主だ。クリニックでは外科医としての豊富な経験を生かしつつ、漢方医として体質改善、栄養指導といった全く異なるアプローチを交え、一人ひとりの患者にとって最適なオーダーメイドの治療に取り組んでいる。インタビュー中、穏やかな物腰で開業までのご自身の歩みを語る今津先生の一言一言に、「患者の命を守る」というただ一点に向かって専門領域の枠を超えてまい進する、一人の医師としての強い使命感を垣間見た。
(取材日2013年8月2日)

漢方医学の考え方が、患者さんにより適した治療法を提案する一助に

―開業なさって1カ月ですが、先生はここ港区にもともとご縁がおありだそうですね。

この場所に開業したのは、ここが妻の実家からほど近く、馴染み深い街だったからというのが一番の理由ですが、僕自身も大学卒業後に上京して以来、ずっと港区に住み、港区内の病院に勤務していました。かつて勤務し、現在も週に一度外来を担当している済生会中央病院で診させていただいている患者さんも港区の方が多くいらっしゃったりと、何かとご縁が深い場所なんです。馴染みの場所で馴染みの方々と顔を合わせながら、これまでと同じような医療をより深めた形で実践していきたいという思いで開業したクリニックですから、開業からわずか一カ月、新しい仕事ではあるものの、不思議とあまり違和感なく順調なスタートを切ることができたと思っています。

―漢方医学を交え、具体的にはどのような医療を実践されているのでしょうか。

病気を診断、治療していく上で、僕たち医師は検査、診断、投薬など、数多くの選択肢を患者さんの症状に応じて組み合わせることで、治療のストーリーを組み立てていきます。僕が学んだ漢方医学という考え方、つまり診断学のレパートリーが増えることによって、より細かな診断を下すことができる上、治療法の選択肢も広がり、それが患者さんにとってより最適な治療法を導き出すことにもつながると考えています。こうした考え方のもと、このクリニックでは西洋医学と漢方医学を区別することはせず、必要に応じてこれらを組み合わせるなど、総合的な観点から診療にあたります。不安に感じている症状や病気について患者さん自身が納得して治療に向かうことができるように、これまで外科医として培った経験も生かしつつ、患者さんを取り巻く病気の現状を整理する役割も担っていけたらと考えています。

―外科の先端医療と漢方学の研究を究められる中で、開業に行きついたのはどういったきっかけからですか?

僕の父も外科医で、名古屋の実家で開業医をしているんです。幼いころから診療室で患者さんと接する父の姿を間近で見てきて、その姿こそが私にとっての医療の原点でした。勤務医として外科と漢方医学という全く異なる分野の学問を学んでくる中で、やはりこうした自分の知識や経験を生かし、一度原点に立ち返って患者さんにとって身近な立ち位置で医療を実践したいという思いが根強くありました。そうした僕の気持ちの高まりやタイミングなどいろいろなことが重なって、今回の開業につながりました。

記事更新日:2016/01/24


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