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田原康孝 理事長の独自取材記事

たわらクリニック東京

(中央区/東京駅)

最終更新日:2020/04/01

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東京駅八重洲北口から徒歩3分。オフィス街の中心地にあるビルの5階に「たわらクリニック東京」はある。2004年から横浜駅近くで心の症状を専門に診療する「たわらクリニック(横浜駅前)」を運営してきた田原康孝理事長が、同クリニックと並行して2013年8月からスタートさせた真新しいクリニックだ。待合室はゆったりとしていて、診察室も落ち着いた雰囲気。「間取りや内装は、患者さんにより安心して診察を受けていただけるように工夫を凝らしました。診療内容は基本的には横浜と同じですが、復職支援デイケアを新たにスタートさせるなどして、より幅広いニーズに応えられるクリニックにしていこうと思っています」と語る田原理事長。新たなクリニックを始める意気込みから、診療ポリシー、さらにはプライベートに至るまで、じっくりとお話をお聞きした。
(取材日2013年7月22日)

復職支援デイケアを実施し、幅広いニーズに対応

クリニックの特色から教えてください。

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今日すぐ診て欲しい、近日中に診て欲しいという方のご要望に応えられるように、新規の患者さん用の枠を常に確保していることが特色です。悩みを抱えた方をなるべく早くに診て差し上げて、医療が必要なのかどうかを判断し、必要な場合にはすぐにケアをスタートさせたいと思っているんです。早めに手を打つことは、早い回復のために有効です。そして、なるべく短期間で治療終了に持っていけるように努めていることも特色と言えると思います。不必要に治療期間が長くなるのは患者さんにとって望ましいことでありません。早めの診療、早期の回復を目指し、多くの患者さんを診て差し上げられるようにしたいと思っています。

横浜のクリニックとは異なる「たわらクリニック東京」ならではの特色はありますか?

基本的な診療内容は横浜と同じですが、少し違うのは、復職支援デイケアを実施することです。休職中の方が仕事に戻れるように、トレーニングの場を提供したいと思っているんです。そのようなサービスを必要とされている方は多くいらっしゃるのですが、それに対して行える場所がまだまだ少ない。横浜のクリニックでも、患者さんに公的な施設などをご紹介させていただいていますが、うちとそこの両方に通わなくてはいけないのでご不便をおかけしてしまうんです。ですので、前々から自分のところで行いたいと思っていました。2度、3度休職してしまうと、復職するためのハードルがどんどん高くなってしまうんですね。小刻みに段階を経てトレーニングすることでハードルを低くし、また再休職の確率をぐっと減らすことができるんです。

東京駅のそばというロケーションを選んだ理由を教えてください。

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東京でやるのなら、中心的な場所でやりたいと思っていました。働かれている方々の健康に貢献できるクリニックにしたいと考えていますので、働きに来ていらっしゃる方が多い場所で開業したいと思ったんです。品川や渋谷、新宿も候補だったのですが、東京駅の近くですと、横浜との行き来もしやすいので、その点も決め手の1つになりました。また、横浜のクリニックに通われている方の中には、千葉や茨城、埼玉方面から通われている方もいらっしゃって、東京駅の近くなら、関東のどこからでも比較的アクセスが良いと思ったんです。横浜に遠方から通っていらっしゃる方にもこちらに通っていただけたらと思っています。以上を総合的に考えて、東京駅近くが最善だという結論に達したんですよ。

個別の症状やニーズに柔軟に対応。薬もケースに応じて臨機応変に処方

スタッフ体制について教えていただけますか?

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スタート時は診療日が週4日ですので医師は私1人で担当しますが、できるだけ早い時期に週6日診療ができるようにしたいと思っていますので、ある程度患者さんが増えたら2医師体制にしたいと思っています。その他のスタッフは、看護師が1人、精神保健福祉士が1人、心理士が2人、あと受付スタッフが1人という体制でスタートします。スタート時から精神保健福祉士や心理士を置いているケースは珍しいかもしれませんね。それぞれの専門性を活かして、質の高い医療を提供させていただきたいと思っています。精神保健福祉士がいれば、復職支援デイケアでの社会復帰に向けた手続きや、入院が必要な方がいればそのアレンジを行えます。障害年金などに関するアドバイスもできますね。心理士にはカウンセリングを担当してもらえます。看護師は、採血や血圧、心電図の測定が行え、健康に関するアドバイスもできます。手厚い体制を敷いていることも、当クリニックの特色と言えると思います。

院内の間取りや内装に関して、気をつけた点などはございますか?

横浜で約9年間やってきたノウハウを活かして、間取りや内装を工夫してあります。例えば、待合室と診療スペースをできるだけ離し、そして診察室や処置室の防音性を高めてあります。壁の板を2枚張りにして壁を天井まで伸ばし、空調も各部屋独立にしました。診療中の話し声が他に聞こえにくくするためです。受付もすっきりさせました。ワーキングスペースを待合室からは見えない場所に設けて、事務機器などはそこに収めています。壁紙やカーペットの色を各部屋で少しずつ変えているところも工夫した点です。例えば同じ患者さんが、診察室からカウンセリングルームに移動したときに、部屋の印象が変わると気分も変わると思うのです。待合室もできるだけ広々とさせました。テレビモニターも置いたので、くつろげる空間になるといいなと思っています。

診療スタイルについて教えていただけますか?

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患者さんごとの症状やニーズに合わせて柔軟に対応したいと心がけています。薬の処方に関しても公式を設けていません。100人いらっしゃれば100通りの処方があると考えています。あと、早期での治療終了を目指しているのですが、患者さんとの信頼関係の構築に関してはじっくりと取り組もうと思っています。そうすることで、それぞれの患者さんが何を訴えたいかある程度予測がついてきます。お話を聞いている時に、訴えたいであろう方向の話をこちらから自然に振ることができ、訴えを的確に聞き出すことができるようになると思うのです。信頼関係を構築して、患者さんのことを十分に把握して、その結果として、早期の治療終了が実現したいと考えています。

早めの来院を願い、受診しやすい環境作りに努める

横浜で開業する以前の経歴を教えてください。

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広島大学を卒業後、広島大学病院の精神科に入局しました。精神科を選んだ理由は、平均年齢が若く活気があったということに加え、ちょうどその頃は、脳神経科学の基礎的な研究が始まりだした時期だったんです。精神科というと、それまではある意味文系の学問だったのですが、サイエンスが入ってきたという感じですね。その部分に興味がわいて精神科を選びました。1年後には大学院に進み、修了後も含め計10年ほど広島大学で臨床経験と研究を重ねました。臨床においては、最初の頃から多くの患者さんを診させていただくことができましたし、特殊なケースも経験できました。現在の診療のベースを築けたと言っていいと思います。その後は地元の神奈川に戻り民間病院に2年間勤務しています。途中からは系列病院で院長もさせていただきました。患者さんから話しをよく聞いてくれる医師だとご評価いただけたことは励みになりましたね。その後に、横浜で「たわらクリニック」を開業しました。

リフレッシュ法を教えていただけますか?

趣味といえるようなものはほとんどないんですよ。しいて言えば、たまに少し長めのお休みをいただいて、旅行に行くことくらいでしょうか。旅行は好きですね。国内も海外も。ヨーロッパやアメリカも好きですが、ここ数年は、空気も景色もきれいなところでのんびりするのが好みです。あちこち動き回ると休みが終わった頃に疲れ果ててしまいます(笑)。滞在型でゆっくりするパターンが多いですね。年に3、4回旅行に行けたら良いのですが、実際は年に1回か多くて2回。でも、1回旅行に行けばリフレッシュできますから、もう半年、もう1年頑張ろうという気持ちになれますね。

最後に読者にメッセージをいただけますか?

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調子が悪い、つらいという兆候が出たら、なるべくお早めに受診していただきたいと思っています。サラリーマンやOLの方でしたら、起きるのがつらいということが1週間単位で続くとか、遅刻をしてしまうとか、なかなか寝付けないとか、夜中に何度も起きてしまうとか、なかなか疲れが取れないとか、そういう自覚症状が出てきたら、放っておくと危ないことも。早期に治療を開始したほうが軽くすみますし早く治る可能性が高まります。来院していただきやすいように、夜の8時まで診療していますし、ホームページから予約できるシステムも導入しましたので、ネットで予約の変更もできます。他のクリニックに通われていて、復職支援デイケアだけを受けに来ていただいても構いません。がまんし過ぎないことが大事です。何かお困りのことがあったら、どうぞお気軽に、お早めにお越しください。

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