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武笠広伸 院長の独自取材記事

平和島デンタルクリニック

(大田区/平和島駅)

最終更新日:2019/08/28

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京急本線平和島駅から徒歩数分。下町の風情が残る商店街の一角に「平和島デンタルクリニック」はある。シンプルかつスタイリッシュな院内、余分なデザインはのぞいて、すっきりとした清涼感を感じる空間が心地よい。2013年2月1日に開院したばかりの新しいクリニックであるが、一般歯科はもとより咬合治療の高い技術に定評がある。また、高齢者が多い土地柄であることから、訪問歯科を行うなど地区に根ざしたクリニックでもある。院長の武笠広伸(むかさ・ひろのぶ)先生は確かな治療を提供するためには設備の充実が欠かせないという。最良の治療を行えるようにと導入した先鋭の設備の中には、保険診療を行う他のクリニックではあまり目にしないものも見受けられる。クリニックの診療方針や院長ご自身の経歴、そして今後の展望についてお話を伺う。(取材日2013年5月2日)

咬合治療や訪問診療はじめ、患者のニーズに幅広く応えていきたい

開院はいつごろでしょうか?

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まだ新しく2013年2月1日の開院です。クリニックの3軒隣にある平和島整形外科の理事長がデンタル部門を設立することになり、縁あってお話をいただくことができました。一般歯科をはじめ、小児歯科、インプラント、ホワイトニング、審美歯科、訪問歯科など幅広い診療を行っています。私自身はこれまで、噛み合わせの分野を学んできていますので、咬合の技術を高めつつ、さまざまな症状に対応できるクリニックでありたいと考えています。開院してまだ間もなく、患者さんの層については一概には言えませんが、女性が多く10代から高齢者まで、また、地域住民の方や職場がこの周辺の方々などが来院されています。

咬合治療についてお聞かせください。

治療のなかでも噛み合わせは特に難しい分野であると考えています。私が行う咬合治療は、義歯や被せもの、詰めものを用いた補綴によるものですが、そのデザイン性、クオリティーが歯の機能や予後に深く関わってきますので、非常に繊細で高い技術を要します。口内、顎部の筋肉が安定しており、噛んだときに歯それぞれの負担が均等である状態が、私が理想とする咬合の状態です。噛み合わせの重要性というのは、患者さん自身に直接的な痛みなどの実感がないので、それほど意識されていない方が多いです。虫歯や歯周病などさまざまな症状で来院された方々の中で、噛み合わせ治療の必要があるという方には治療のご提案をするようにしています。患者さん一人ひとりの歯のバランスを考えた精密な咬合治療を行い、末永く快適に噛めるような噛み合わせを提供できればと考えています。

訪問歯科のニーズも高いと伺いました。

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超高齢化社会と言われる現代ですが、平和島周辺は高齢者が多く生活されています。日ごろから連携している平和島整形外科はデイケアサービスを行っていて、そちらを利用されている地域の方が当院に足を運ばれて歯科治療を受けるというケースも多数あります。しかし、高齢者の中には要介護の方も多く、来院できないケースもあります。訪問歯科はそういった方々のための診療です。治療が受けられず、歯のトラブルで不便を感じていた高齢の方々に喜んでもらえるのではないかと思います。ですが、訪問して根幹治療を目指すとなると、改善していかなければならない問題点もあります。患者さんの自宅が診療の場となるので、使用できる医療機器が限定されてしまい、治療の難易度が高くなりがちです。ですから、訪問歯科に導入できる医療機器を常にチェックし、できる限り充実した設備で診療に臨みたいと考えています。どのような環境下であってもク、リニックに来院される患者さんと変わらないような治療をご提供できるようにしていきたいです。

強い憧れと縁が結ばれ歯科医師、そして院長へ

歯科医師を目指されたきっかけは?

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きっかけというと、小学生のころでしょうか。当時、母が歯科衛生士として勤務していた先の歯科クリニックの先生が非常に尊敬できる方で、子どもながらに憧れの存在でした。院内でリーダーシップをとり、スタッフと厚い信頼関係を築き上げているその先生の姿が印象的で、自分も将来はこういった歯科医師になりたい!と強く思うようになりました。私は覚えていなかったのですが、小学校の卒業文集にもそう書いてあったと母が言っていました。その後、念願だった歯科医師になった私に、憧れとしていたその先生はさまざまなアドバイスをしてくださいました。私にとってその先生は、歯科医師を目指したきっかけであり、なおかつ恩師でもあるのです。とはいえ、私は非常に多趣味な性格だったもので、中学・高校・大学と歯科医師へ向かって横目もふらず一直線だったわけではありません。数ある趣味のなかでも特に競技車が好きで、高校時代のアルバイトはガソリンスタンドの店員。車の世界にのめり込みましたね。大学浪人時代には、スタンドへの就職を打診され、将来の職業について迷った覚えもあるくらいですよ(笑)。

明海大学歯学部を卒業されてからは?

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まず、研修医時代には川崎市内の歯科医院へ勤務し、知識と技術を磨きました。そこの院長は咬合や歯周病に深い知識と高い治療技術をもった著名な先生で、私が多大な影響を受けた尊敬する歯科医師のひとりです。私の結婚式のスピーチをしてもらうなど今でもお付き合いいただき、その先生のもとで学んだことは私の診療方針のベースともなっています。その後、世田谷区にあるクリニックでの勤務を経て、平和島整形外科の院長からのご紹介により、開院したのがこのクリニックです。

最良の治療を追い求め、90歳まで現役の臨床歯科医であり続けたい

院内の設備にとてもこだわりがある印象を受けました。

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特に滅菌については気をつけていて、万全な体制をとっています。高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)では「バキュクレーブ31B+」という機器を導入し、これはヨーロッパ規格であらゆる細菌を確実・安全に滅菌できると認められた、クラスBという基準のものです。保険診療を行う医院でこういった設備を導入するというのは珍しいと思います。また、CTレントゲンや診察台など、院内の設備はできるだけ最新のものを揃えるようにしています。やはり、医療機器の世界は日進月歩です。最先端であるほど性能は向上していますので、最良の治療を行うためにも必要です。また、診察台の壁にはディスプレイを設置し、患者さんが自身の症状を確認できるようにしています。どうしても言葉だけではイメージしにくい患者さんも多いと思いますので、CCDカメラで撮影した症状を直接映像として見てもらい、説明していくわけです。治療に長期間必要な場合でも、徐々に治っていく過程が目で見てわかるので、安心して来院される患者さんも多いようです。

今後のクリニックや先生の展望をお聞かせください。

そうですね、まずクリニックとしては幅広い症状に万全の治療を尽くせるように、今後も最良の設備を導入していきたいと考えています。質の高い治療を行うためには良い医療機器が必要不可欠であり、また、その機器を使いこなしていくことで、自分の技術を高めていくことにも繋がります。そして、歯科医師としては、治療の精度と質の向上を日々求め、それらを患者さんに提供できる医師でありたいとも思います。そういった考えで、今年から世界に広く採用実績をもつ歯科診療機器メーカー「KaVo」が主催するアカデミーの勉強会にも参加しています。また、私は90歳まで歯科医師を勤め上げるという目標があります。個人的な抱負となりますが、ベストを尽くした自分の治療が数十年経った後、どのようになっているのか、最善であったのかどうかを自身の目を通して検証していきたいと考えています。また、治療実績と検証結果とを数多く残していくことが歯科医療への貢献となればとも思います。

最後に読者にメッセージをお願いします。

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歯科クリニックに限ったことではないですが、現代は患者さんがクリニックを選ぶ時代であると思います。医師と患者という関係の前に、人と人とのコミュニケーションを大切にしているかどうかという観点で探せば良いクリニックに出会えるのではないでしょうか。信頼関係が築けることが何よりです。また、歯科医の立場から言えば、治療が終わるまではすべて任せてもらいたいとも考えます。各医師ともに診療に誇りを持って治療していますので、もし自分に合わないなといった場合は、治療が始まってから通院をやめるのではなく、早めの段階で他院に移られることも必要かと思われます。

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