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天然歯を守り、噛むことを支える
歯の基礎工事となる歯内療法

イズミ歯科

(墨田区/押上(スカイツリー前)駅)

最終更新日:2021/10/12

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虫歯が歯の表面にとどまることなく歯の奥深くにまで進行してしまった場合に行う「歯内療法」。歯の根の中をきれいにしていくこの歯内療法は、裸眼ではとても見ることが難しい、細かな部分を治療していくものだ。だが、虫歯を進行させている菌を徹底的に取り除くなど適切に行っていかないと、その後の歯の状態はもちろん、全身にも影響が出ることもあるのだとか。「ご自分の歯で噛める状態を維持していくためには、質の高い歯内療法が求められます」と話すのは墨田区押上で40年以上にわたり歯内療法を軸とした歯科診療を提供してきた「イズミ歯科」の和泉一清院長。歯を長持ちさせることを目標とする同院の歯内療法について、詳しく聞いた。

(取材日2021年9月1日)

歯髄という地盤を支え歯を生かしていく歯内療法で、「よく噛める」状態を長くキープできるようにしていく

Q歯内療法とはどのような治療ですか。
A
1

▲抜髄を何とか回避し、神経を生かそうというのが目標と語る院長

歯の奥深くまで進行してしまった虫歯を、歯の内部を徹底的にきれいにして残せるようにしていく治療のことを歯内療法と言います。虫歯が神経など歯髄(しずい)まで達して炎症になり歯髄炎を起こしている場合に、感染した神経を取り除き、根管の中をきれいにしてから蓋をしていく根管治療のほか、歯髄を残していく歯髄温存療法などの治療の選択肢があります。また、歯髄の炎症は噛み合わせから悪くなることもありますので、その治療も並行して行っていくことも大切です。歯髄炎に進展しないための予防的な処置もあります。当院では、歯の神経を抜く抜髄を何とか回避し、神経を生かして天然歯を残せるようにしていくことを重視しています。

Qどのような症状の時に歯内療法を行うのですか。
A
2

▲パンフレットを使いしっかりと説明する

一般論として、痛みが出て1週間程度なら歯髄まで達していないことが多いのですが、3週間ほどたっている場合は歯髄まで感染している可能性が高くなり、抜髄することになってしまいがちです。患者さんがどのようなことに悩んでいるか、どのような経過をたどって現在の状態になったか、現在の痛みがどれくらい続いているのかなどを問診し、歯の状態を見て、それぞれに合わせた治療方針を立てることが大切です。症状が軽いうちなら、噛み合わせを見て歯の負担具合をチェックしたり、表面を少し削って詰め物をしたりして対応します。進行度により歯髄が生きているのかどうか、つまり抜髄が必要かどうかの判断を電気式診断器で確認します。

Q歯髄を残していくことの重要性について教えてください。
A
3

▲患者に合わせた説明を心がける

なぜ神経である歯髄を残すことが大切なのかというと、自分の歯で噛める生活を少しでも長く続けていただくことに関係していくからです。神経には動脈や静脈も伸びていますが、それを切ってしまうと、いわゆる死んだ歯になってしまいます。神経が通っていなければ、その歯が虫歯になってもわかりづらいですし、割れやすくなるなど、口の中にとって良くない状況をつくってしまいます。歯髄を取り除いてきれにしていく治療法が広まっていますが、抜髄せずに済む段階であれば、歯を生かしていく歯髄温存療法を行っていくのがいいと思います。

Q具体的にどのような治療をしますか?
A
4

▲歯内療法について研鑽を積んできた和泉院長が治療を行う

歯髄の鎮静を主な目的とし、まず鎮痛薬や鎮静薬で状況を見ます。2ヵ月で痛みなどの症状が出ず神経が落ち着けば、抜髄をせずに修復治療として金属などを詰める処置に移ります。マイクロスコープを用いてより精密に処置を行っていくことも可能です。大切なのは症状をよく見ること。当院では抜髄を回避できるかを考えながら観察していくことを重視しています。治療の選択肢として虫歯になった歯を抜いてインプラント治療をしていく場合もありますが、歯髄の周りにはほかの神経もあるので、そちらに影響することもあり得ます。症状の進行具合によるのですが、可能であればインプラントよりも神経を残してかぶせ物をしたほうが良いと考えています。

Q歯が悪くならないための予防方法はありますか。
A
5

▲日頃のケアが大事。定期検診を勧めている

ご自分の歯で噛めることが、どれだけ大切なことであるかを認識していただくことが重要です。根管の神経を抜く治療や、歯を抜いて入れ歯やインプラントにする治療それぞれに良い面もありますが、ご自分の歯にはかないません。神経の通った歯を残すことを意識することで、予防の大切さも意識していただけると思います。食後に行う歯磨きが大切なのは皆さん知っていると思いますが、実際に必ず行うのは難しい場合が多い。定期的にクリニックで歯科衛生士が行う口腔ケアを受けて、ご自分では磨ききれない細部のプラークまできれいにしてもらうことと、同時に口腔内のチェックを行ってもらうことで、予防と早期発見に取り組んでいきましょう。

ドクターからのメッセージ

和泉 一清院長

補綴治療を中心にしていた若い頃、先輩から言われた「良い詰め物、かぶせ物は腕のいい歯科技工士がいれば半分以上はやってくれる。歯周病の予防は歯科衛生士が対応できる。歯内療法は、歯科医師の指先一つで成り立つ精密な治療だよ」のひと言から歯内療法に興味を持ち、研鑽を積んできました。歯内療法は歯髄という地盤を支え、よく噛めるようにしていく基礎工事。特殊な器具や薬ではなく、経験に基づく知識と技術、そしてスタッフとの綿密な連携こそが重要です。最近、歯科用マイクロスコープを導入し、さらに高い水準の治療をめざせるようになりました。今後も、患者さんにご満足いただける治療を追求していきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マイクロスコープを利用した歯内療法/11万円~

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