医療法人社団俊和会 寺田病院

寺田俊明 理事長

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病棟を開放し近隣の開業医の拠点となる

―今後の展望について教えてください。

当院にはない科のクリニックを周りに誘致し、医療モールを作りたいと思っています。自分が患者さんだったら、科のたらいまわしが一番嫌です。そうならないよう、このエリアでつらい症状をある程度解消したい。そして、クリニックの医師には必要があれば当院の手術室や入院設備、検査室を開放してご活用いただきたいんです。僕の父がそうだったように、開業してメスを下ろしてしまう医師は多いです。なぜなら、自分で手術室や検査室を用意するには莫大なお金がかかってしまうからです。10年以上一所懸命修行して腕もいいのに、開業した途端まったく外科手術をしなくなるのは日本の医療にとって損失です。この展望の実現は、自分の力だけでは叶いません。賛同してくれる医師の協力が必要です。誘致するのは元々開業されている医院に失礼のないよう、近辺にない心療内科、皮膚科などから始めたいです。

―総合病院を作るのではなくクリニックモールにするのはなぜですか?

それは僕に総合病院を経営するノウハウがないからです。他科でどんな検査機器が必要で、いくらかかるのか僕にはわかりません。それに、Win-Winの関係でやりたいんですよね、患者さんともクリニックの医師、そして当院とも。地域連携というのは今ある輪の中でやろうとするから難しいのです。当院を開放病棟として利用することで、総合病院以上の医療を提供できると思いますよ。専門分野の治療をプライド持って行っているクリニックのすばらしさを伝えたいです。患者さんも喜びますよ。だって、お気に入りの医師がいる患者さんって多いでしょ? この人に診てもらいたいから来たという患者さんが他の施設を紹介されてしまったらがっかりです。当院としても、必要があればすぐに連絡できる医師が周りにいることは心強いこと。顔も性格も知らない医師に大切な自分の患者を紹介するより「この先生のところ行ったほうがいいよ」と言えるほうがいいじゃないですか。

―最後に、先生のこの地域への思いをお願いします。

僕は小さい頃、人見知りな子どもでした。父の知り合いの近所のおじさん達が「俊明君を男にする会」というのを作っていたくらい(笑)。毎日幼稚園行く前にお寺の敷地を走らされて、いまだに覚えてますよ。でも、これは父が作ってくれた人の縁。病院を移転する際、もしかしたらもっといいところはあったかもしれません。けれど、今の自分がいるのは、こうした地域の方の支えがあってこそ。お祭りの時に僕を神輿の上に乗っけてくれたりする、そういう人々の側にいたかったんですよね。まだ実現はしていませんが、当院7階の食堂兼会議室に落語家の方などをお呼びして近所の方々のレクリエーションやコミュニティの場としても使っていきたいです。こんな大きな病院作らせてもらって、この地域の方々に喜んでもらえれば言うことないですね。



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