医療法人社団大坪会 東和病院

医療法人社団大坪会 東和病院

幕内 雅敏院長

頼れるドクター

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JR亀有駅より徒歩15分、299床を有する9階建ての「東和病院」は、腎臓・透析、消化器、循環器のほか、地域住民のニーズに応える小児科や整形外科治療に力を入れてきた、ケアミックス型の総合病院。そして、2017年4月、新たに院長に就任したのが、日本の肝臓外科手術のパイオニア的存在である幕内雅敏先生。ビッグネームの就任に、病院スタッフいわく、「一同、背筋がしゃんと伸びる思い」だという。肝胆膵外科領域でのさらなる診療の充実、そして波及効果としての病院全体の活性化が期待されるところ。「昨日も11時から夜の8時くらいまで手術でした」と明るく笑う幕内病院長に、毎日水やりをしているという鉢植えの花が咲き乱れる院長室で、肝臓手術に懸けてきた思いやこれからの展望について話を聞いた。
(取材日2017年5月23日)

高齢者や合併症、難症例の肝臓手術も可能に

―成人生体肝移植の成功など、数々の功績がございますね。

それは1989年、43歳で信州大学医学部に教授で迎えられてからのことです。同年の10月に着任して、まず取り掛かったのが医局員を総動員しての論文・文献サーチでした。3ヵ月みっちりと行って、肝移植に向けた下地づくりを徹底したのです。世界では、脳死された方の肝臓の患者さんへの移植は例がありましたが、肝臓という臓器の再生能力を利用する「生体肝移植」では健康な方の肝切除を行い、患者さんの悪くなった肝臓を取り去ったところに新しく切り取ったばかりの肝臓を移植するので難しいんですね。ですから、この時だけでも安全に効率よく手術を進めるために新しいやり方をいろいろと開発し導入しました。その患者さんは1993年当時53歳の女性で、肝移植が成功して70歳まで生きられました。手術で大切なのは患者さんの命を救うこと、そして症状に苦しまずに済むようにして、少しでも長生きさせてあげることだと私は思っています。

―超音波で診ながら肝切除手術をするのも先生が始めたそうですね。

肝臓は、血液が1分間に1.5リットルも流れ込んでいるくらい、血管が入り組んでいる臓器です。その血管を切ってしまうと、止血や輸血が大変なので、エコーで血管の位置を確認しながら切っていけば安全なわけですね。私は大学卒業後に当時は第二外科と言った肝胆膵外科に入局しましたが、その70年代当時では先端だった超音波検査のノウハウを伝授され、扱いを熟知していたのです。また、叔父が社長を務める医療機器メーカーが超音波装置を扱う会社だったのも幸運でした。ですから、手術中も超音波検査で確かめながら切れば血管を避けられるじゃないか、とひらめいたんですよ。その発見のおかげで、いろいろな学会での表彰などの光栄に浴することはありましたが、今思い起こしても、一番充実していたのはその頃ですね。



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