木村耳鼻咽喉科小児科医院

木村耳鼻咽喉科小児科医院

木村 繁院長、木村 康子副院長

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地域に恩返しをし、予防医療などでさらに住民に貢献を

―当院では、漢方など東洋医学に関わる相談もできるのですね。

【院長】東洋医学的に全身を診るということ重視してきました。じつは実家が漢方薬局で、勉強したいと思ったらアクセスできる下地があったのです。
【副院長】よそでの修業を終えてここで働き始めた初日、患者さんに「よそでは無理でも、院長は一発で治してくれるから」と言われました。「お父さん、どんな薬を出しているの?」と心配もしたのですが(笑)、それが漢方だったのです。西洋薬で治らない範囲も勉強しているのだな、と尊敬の念が増しました。実家の漢方薬局を通していろんな講習会などに出席し、東洋医学についてもかなり勉強を重ねました。当院では、鍼灸師である私の弟による鍼灸治療も紹介しております。

―診療の合間に息抜きでされていることは何ですか?

【院長】明治・大正期に軍医を務めながら精力的に文筆活動を行っていた小説家の研究です。やはり悩める青年を描いたところが素晴らしい。医師でもあった彼の父親がやっていた診療所の足立区の跡地に文学碑を造る運動を20年ほど続け、実現させたこともあります(現在は別の地に移設されている)。
【副院長】私はフラダンスですね。やると、体調も良くなるんです。あとは、当院の院内を毎年秋頃に1週間開放する「江北美術展・ふれあいコンサート」というのもやっているのですが、地域の皆さんの美術や演奏を発表する良い場になっていると思います。これらは私の趣味の一つでもありますが、それ以上に地域の方々と医療以外で関わりたいと思ったことが発端でもあります。地域の方々がいつまでも楽しく生活ができるよう、私たちができることを医療という枠にとらわれず、今後も還元していきたいです。

―地域に愛されたこの院の診療を、将来にどのようにつなげていこうと思われますか?

【院長】変わらず、恩返しをしていきたいです。親戚、地域の方をはじめ、多くの方に助けられて今があります。世話になった皆さんのお子さんやお孫さんが、信じられないほど多く来てくださる。それを大事にし続けたいです。子どもはみんな、お世話になった人たちの子どもだと思って接しています(笑)。
【副院長】私は、80代に入っても元気な院長と一緒に力を合わせて診療をし続けられる時間そのものを、とても贅沢で幸せなことだと思っています。まだまだ心理的に院長に頼ってしまっていますが、院長の「とにかく患者さんのために1つでも良いことをしたい」という気持ちを継いで、しっかり地域のために貢献していきたいですね。現在、地域の小児医師会で予防接種の担当をしていたりするのも、そのような思いに重なっています。



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